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2022年6月28日 (火)

MADE IN JAPAN はどこへやら

あるお宅で新品のエアコン取り付け工事をしていると・・・
新品室内機の冷媒管接続部にキズがある
室内機の冷媒管接続部にキズがあります。

画像を拡大すると
キズの画像を拡大
変色しているだけのようにも見えますが爪で探ると明らかに線状の溝があります。

この部分は室外機につながる冷媒管(銅管)が接続されるのですが、その冷媒が漏れないように密着するところです。

ここにキズがあるとリークする可能性があります。

しかし確実に漏れるかどうかはある程度の期間(数か月から数年)使用してみなければわかりません。

そのことをお客さんへ伝えると「そのままで付けてください」とのことで作業は続行することになりました。

なにかあったときのためにこの状態をお客さんにも撮影保存していただきました。

このようなキズは日本メーカーが海外生産をするようになってから増えた感じがします。

工作技術も落ちているでしょうし、なにしろ部品工場で製作している人は自分が何を作っていてどのように機能するか理解していないと思われます。

そしてメーカーも下請け企業から来た部品を何も確認せずそのまま組み立てて出荷しているのではないでしょうか。

こうしたことは特定のメーカーや部品の話ではありません。

全体的に品質の低下を感じます。

この業界における”MADE IN JAPAN”は過去の栄光に過ぎません。

がっかりというか、やるせなさを感じます。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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