室外機の屋根置き工事
今回は室外機を屋根の上に置くエアコン取り付け工事の依頼をいただきました😊
ありがとうございます😄
場所は横浜市青葉区の一戸建てです。
まずは室内機を取り付けます。
穴はすでに開けられていてスリーブ(筒)も入ってました。
さてつぎは屋外の作業です。
室内機を取り付けたのは2階なので二連梯子で高所作業です😅
画像では配管穴は梯子に隠れています。
室外機の設置位置は既設の壁面室外機の真下。
そこまでパイプを配管します。
配管中。
配管穴から屋根上までの立下りは配管化粧カバーを付けます。
こちらの建物は外壁が金属製サイディングなので
電線を防護目的でVE管に収めました。
万一電線が金属サイディングに食い込むと漏電するのでその対策です。
こちらの屋根はスレート。
足場板を置いて作業中の踏み抜き防止にします。
必要なところはサドル固定。
狭いので屋根に寝っ転がっての作業です😆
配管が終わったら屋根置き金具組み立てと室外機の吊り上げ作業ですが画像を撮り忘れてました。
屋根までの室外機吊り上げには
このチェーンブロックを梯子に付けて行いました。
小型で軽量、片手で持てて150kgまで吊り上げ可能。
チェーンは購入時(20年以上前)にメーカーオプションで延長してもらっています。
なので梯子のてっぺんに付けても地上までフックと操作用のチェーンが届きます。
作業スペース的にちょっと大変でしたがなんとかなりました😅
室外機が動かないように
ヒートン(壁内構造部にねじ込んだ金具)とステンレス針金で固定。
今回はもう一点。
転倒とズレ防止にヒートンを追加し絶縁電線で軽く固定しました。
近頃の台風は強烈ですからね。
設置場所からしてこうしないと突風で室外機が手前に倒れたり滑ってズレたりします。
なぜここにもステンレスの針金を使用しないのかって?
他の部分は屋根置き架台に針金固定したのでそこは室外機とはゴム(樹脂?)の固定具で電気的に絶縁されてます。
しかし転倒防止に直接室外機に固定する場合はエアコンが漏電した際に針金だとそこを伝って外壁の金属サイディングへと電気の流れ道ができてしまいます。
なので余計な電流が流れないように絶縁するためです。
試運転は問題なく工事完了となりました😊
これは作業中のことですが・・・
お客さんが「あそこに付いているのドレンの逆止弁では?」と既設のエアコンのドレン管を見て気にされてます。
うーん・・・確かにそう見えなくもないけれど。
あんなところに付けたら誰も掃除できないのでそのうち詰まって室内に水漏れを起こしますね。
エアコン工事した人が知らずに付けてしまったようです。
(一戸建てではほとんど必要のない部品です)
これは撤去しておきました。
http://kato-aircon.com/
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