補強板ありますよ!
エアコンの入れ替え工事に伺ったところ・・・
据付板も取り外します。
たくさんのねじが打たれてますが1本も効いてません😆
使われていたのはコースレッドという長さ30mm位のねじ。
下地のない石膏ボードに打っているので効くわけがない。
ほとんど全部空回りして抜けてこない😆
よくこれで室内機が落ちなかったなぁ~🤔
据付板を外して穴のフタを取り付けました。
そもそも使用されていた配管穴は本来通気口でエアコン用のものではないようです。
穴の奥行きが長いため水漏れを起こしやすく、高さも新しく取り付ける室内機には寸法上ムリがあるため窓の横にある本来のエアコン用配管穴を使用します。
据付板を取り外した壁にはそれより以前に取り付けられたエアコンを固定していたボードアンカーが残っていました。
新しいエアコンを設置するにあたり、念のため壁の中を探ります。
ゴソゴソ・・・
ん?
この感覚は木材・・・
石膏ボードの奥3cm位のところに合板があることが判明しました。
そう、これはエアコン固定用の補強板です。
その奥のコンクリート躯体までは壁表面から約6cm。
この50mm(5cm)のトラスタッピングを使えばしっかり固定できますね。
ボードアンカーなど必要ありません。
躯体表面までは届かないので地付きして合板をはがす心配もありません。
また合板へのねじ固定はコースレッドよりトラスタッピングの方がよく効きます。
ねじ箱にたくさんの種類を入れているのは現場ごとに異なる壁へ対応するためです。
いままでここへ設置工事をしたエアコン屋さんは壁の奥に補強板があることに気付かなかったということです。
(このケースけっこうあるんですよ)
まえの人がボードアンカーを使っていたとしても、それを疑うことが必要。
無事取り付け工事が終わりました。(画像暗😅)
これで落下の心配はありません。
http://kato-aircon.com/
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