テーピングの力加減
あるところでエアコン取り外し工事を行っていると、
あら~、これは再使用にはきびしいかな?
こちらのエアコンは新品で購入されどこかの工事店で取り付けてもらい今回が初めての移設とのこと。
通常であれば冷媒管は再使用を前提に考えるのですが・・・
断熱材がかなりへこんでますね😆
どうしてこうなったのかというと、
周囲のテーピングがきつ過ぎたためです。
画像の手前に見えるのはドレンホースの断熱材。
締め過ぎたテープでドレンホースに押されて冷媒管の断熱材がつぶれていました。
しかもその部分だけではなく全体的に断熱がつぶれて薄くなってしまっています。
室内機の補助配管との接続部も
テープを締め過ぎて断熱材がペラッペラ😆
これでは断熱の意味も薄れて周囲に結露を起こしやすくなります。
テープの巻かれていたところと巻かれていなかったところでは
太さが異なります。
このまま放置して取り付けるまでの間に少しでも元に戻るといいのですが・・・たぶんムリ。
テーピングはテープの素材や断熱材の種類、場所により力加減を調整しながら巻く必要があります。
なんとかのひとつ覚えのようにがむしゃらに巻けばいいというものではありません。
エアコン工事は通り一遍のことをすればいいというものではなく、ひとつひとつの行動に考えをめぐらして施工しなければなりません。
これは何事にも共通するものだと思います😊
http://kato-aircon.com/
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