入替工事、配管10m超え(取付)
前回に続き取付工事を行います😊
(横浜市港南区)
型くずれ防止にテープがこれでもか!ってほど貼ってあります😅
周囲の石膏ボードだけのところは金属製カサ式ボードアンカーで室内機の質量と形状(高さと奥行き)から計算して必要数固定します。
間柱は幅が狭いので木工用のビスを使用し
割れなどが起きないようにします。
配管穴にスリーブも取り付け
これで壁内と室内の空気の流れや虫の出入りを防止できます。
また屋外側をパテで塞ぐことにより室内、壁内、屋外それぞれを遮断します。
まれにあるネズミのかじりによる被害も防げますね。
ネズミがでるとスリーブがない場合、保温材やドレンホース、電線はみんなかじられて冷媒管(銅管)と電線の心線(銅線)が露出して大変危険な状況になります。
(過去に何度か見たことがあります)
エアコン工事が本職の人が見たら据付板の取り付け位置が配管穴に対し高すぎと思われるかもしれません。
しかしこの機種、据付板の穴の高さ指示が少しずれているのでこのようにしています。
ベテランの方なら何を言っているかわかると思います。
どこもそうですがメーカーの指示をすべて信用し鵜呑みにしてはいけません。
室内機設置完了(試運転時の画像です)
この富士通のエアコンは吹き出し口が大きく風量も稼げるようで割と好評ですね。
画像はありませんがドレン抜けや冷媒管(銅管)露出が起きないように工夫してあります。
横引き
ドレンホースの下にある水受けはドレンテスト用に仮に置いているものです。
室内機と室外機間の配管が長いので室外機周りではパイプをできるだけ短く済むように施工しました。
これでも若干10mを超えています。
このようなときは別の事項にも気をつかいます。
幸いこの機種は冷媒追加の必要はありませんでした。
必要な冷媒追加を怠ったり、許容配管長と許容高低差は多少オーバーしても冷暖房は効いてしまうことが多く、無視する工事屋さんがいます。
細かな説明はしませんがこれらを無視するとコンプレッサーの寿命を縮めることになります。
(コンプレッサーはエアコンの中で一番高価な主要部品で、車でいうとエンジンに相当します)
ということで無事、取り付け工事と試運転まで完了😄
室外機の運搬にはお客さんが手を貸してくださいまして助かりました。
まことに有り難うございました。
http://kato-aircon.com/
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