2年前設置のエアコンを取り外し
川崎市麻生区にて2年程前に当店で取り付けたこちらのエアコンをお引っ越しに伴い取り外しに伺いました😊
このたびもご依頼いただきありがとうございます😄
取り付けたエアコンがその後どうなっているか見ながら外します。
左にはエアコン専用コンセント
これもエアコンと一緒に取り付けたものなので撤去します。
室外機と窓パネル
こちらのお部屋はエアコンを取り付ける設備がなくて今ではめずらしい窓パネルを使用しました。
室外機にガスを回収するためカバーを外します。
電線の施工はいつも通り。
油が付着している場合はガスが漏れています。
ガス量も問題なさそうです😄
ガス回収が終わって室外機のパイプを外したら
すぐにバルブへビニルテープを巻きます。
もちろんゴミなどが入らないようにする目的もありますがビニルテープの巻き方を見てください。
冷媒の通る口を平らになるように塞いでいます。
なぜこのようにするかというと、バルブ不良がないか調べるためです。
バルブ不良で冷媒が漏れていると平らに張ったビニルテープが短時間で膨らんできます。
調べる間に冷媒管についているフレアナットを取り外しキャップの用意をします。
冷媒漏れはないのでキャップを取り付けました。
フレアナットの中央に見える銅がキャップです。
ナットを締め付けます。
室外機同様、外してキャップを取り付けます。
エアコンと窓パネルの取り外しが終わりました。
まだ2年しか使っていないのでエアコンは再使用を前提に取り外しました。
続いて専用回路の撤去です。
分電盤のカバーを外すとすぐにどの回路かわかりましたが、ここは基本のテスターを使いチェック。
分電盤内から背後のトイレに電線が貫通しています。
ブレーカーを落としてから配線を外していきます。
コンセントも外します。
接地線(アース線)には緑色の標識を付けてあります。
そしてユニットバスの点検口から天井内に上半身を入れて
部屋方向(コンセント側)
部屋方向の電線撤去
電線は天井内を転がしで配線しているので引き抜くだけです。
トイレ方向
見えている壁は洗面所なのでトイレはもっと向こう側にあります。
撤去後の分電盤
ブレーカーは専用回路設置前からあるものなのでそのまま残します。
またブレーカーをONにしていますがわざとです。
使わない回路だからと言ってOFFにしておくと内部の接点が酸化や腐食するのでそれを防止します。
カバーを戻してすべて完了。
専用回路撤去も電気工事なので帰ったら帳簿保存します。
お客さんは一時海外へ越すのでエアコンを5年程倉庫に保管する予定だったのですが・・・
長期保管して再設置するとなるとまともに動作するか疑問です🤔
そこでエアコンはお知り合いに使っていただくことにしたそうです。
それなら安心😄
お気をつけていってらっしゃいませ。
またお戻りになり機会がありましたら宜しくお願い致します😊
http://kato-aircon.com/
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