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2022年3月22日 (火)

2年前設置のエアコンを取り外し

川崎市麻生区にて2年程前に当店で取り付けたこちらのエアコンをお引っ越しに伴い取り外しに伺いました😊

このたびもご依頼いただきありがとうございます😄

取り付けたエアコンがその後どうなっているか見ながら外します。

室内機
2年前に当店で取り付けた室内機
取り付けた当時そのままです。

左にはエアコン専用コンセント
2年前に当店で取り付けたエアコン専用回路
これもエアコンと一緒に取り付けたものなので撤去します。

室外機と窓パネル
取り外す室外機と窓パネル
こちらのお部屋はエアコンを取り付ける設備がなくて今ではめずらしい窓パネルを使用しました。

室外機にガスを回収するためカバーを外します。
ガス回収のため室外機のカバーを外す
電線の施工はいつも通り。

バルブをよ~く見ます。
ガスが漏れていないかバルブの周囲をよく見る
乾燥していて問題なし。

油が付着している場合はガスが漏れています。

ガスを回収する前に温度を測定。
吸い込み温度を測定
吸い込み温度は20.5℃

吹き出し温度は
吹き出し温度を測定
44.0℃

ガス量も問題なさそうです😄

ガス回収が終わって室外機のパイプを外したら
室外機のパイプを外したらすぐにビニルテープを巻く
すぐにバルブへビニルテープを巻きます。

もちろんゴミなどが入らないようにする目的もありますがビニルテープの巻き方を見てください。

冷媒の通る口を平らになるように塞いでいます。

なぜこのようにするかというと、バルブ不良がないか調べるためです。

バルブ不良で冷媒が漏れていると平らに張ったビニルテープが短時間で膨らんできます。

調べる間に冷媒管についているフレアナットを取り外しキャップの用意をします。

冷媒漏れはないのでキャップを取り付けました。
室外機のバルブにキャップを取り付けた
フレアナットの中央に見える銅がキャップです。

ナットを締め付けます。

室内機側の中間ジョイント
中間ジョイント
こちらも油の付着はありません。

室外機同様、外してキャップを取り付けます。

エアコンと窓パネルの取り外しが終わりました。
エアコンの取り外しが終わった
まだ2年しか使っていないのでエアコンは再使用を前提に取り外しました。

続いて専用回路の撤去です。
エアコン専用回路を撤去する
分電盤のカバーを外すとすぐにどの回路かわかりましたが、ここは基本のテスターを使いチェック。

分電盤内から背後のトイレに電線が貫通しています。
分電盤からトイレへ電線を通してある
ブレーカーを落としてから配線を外していきます。

トイレ内
トイレの中を通した電線を撤去する
サドル固定していたので撤去は簡単。

コンセントも外します。
コンセントの撤去
接地線(アース線)には緑色の標識を付けてあります。

そしてユニットバスの点検口から天井内に上半身を入れて
ユニットバスの点検口から天井内の電線を撤去する
部屋方向(コンセント側)

部屋方向の電線撤去
部屋方向の電線を撤去
電線は天井内を転がしで配線しているので引き抜くだけです。

トイレ方向
天井内の専用回路電線
見えている壁は洗面所なのでトイレはもっと向こう側にあります。

撤去
天井内トイレ方向の電線を撤去
天井内はこれで完了。

撤去後の分電盤
専用回路撤去後の分電盤
ブレーカーは専用回路設置前からあるものなのでそのまま残します。

またブレーカーをONにしていますがわざとです。

使わない回路だからと言ってOFFにしておくと内部の接点が酸化や腐食するのでそれを防止します。

カバーを戻してすべて完了。
専用回路撤去後分電盤のカバーを戻す
専用回路撤去も電気工事なので帰ったら帳簿保存します。

お客さんは一時海外へ越すのでエアコンを5年程倉庫に保管する予定だったのですが・・・

長期保管して再設置するとなるとまともに動作するか疑問です🤔

そこでエアコンはお知り合いに使っていただくことにしたそうです。

それなら安心😄

お気をつけていってらっしゃいませ。

またお戻りになり機会がありましたら宜しくお願い致します😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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