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2022年3月28日 (月)

新築2階へのエアコン設置

新築の一戸建てへエアコン設置の依頼をいただきました。
(場所は川崎市麻生区)

ありがとうございます😄

日をわけて計4台設置しましたがその内1台の模様です。

こちらが2階の室内機設置場所
新築一戸建て2階の室内機設置場所
建物の構造はツーバイフォー。

天井が一部斜めになっています。

この壁の真後ろにはバルコニーがありますが室外機を設置できる場所がなく地面に置く設計になっています。

なので外部は梯子作業です😅

取り付けるエアコンは新品。
新品エアコンの室内機
コンパクトタイプで高さが約25cm。

本体は天地逆さまに置いてます。

さっそくお客さんと相談しながら設置位置を決めます。
お客さんと相談して室内機の設置位置を決める
今回、配管穴は右側面へ開けます。

本体背面に開けるのが基本ですが、そうすると雨どいなどとの関係で外部でのパイプの取り回しがカッコ悪くなるため。

通りから見えるところなのでそういうところも考えなければなりません。

先に穴開け工事にかかります。
据付板を取り付ける前に配管用の穴開け工事をする
側面へパイプを出す場合は室内側の見た目も考慮して化粧カバーを取り付けます。

しかし壁内のスタッド(柱のようなもの)などの配置によって穴の開く位置が変わる場合があり、それにより取り付ける化粧カバーも変わります。

そのカバーの種類によって室内機の左右の位置までも変わってしまいます。

なので先に穴開け工事をします。

穴が開きました。
配管用の穴が開いた
もちろんスタッドなどの構造物は切っていません。

これで左右の位置が決まったので据付板を取り付けます。
据付板を取り付けた
室内機の高さは低めにしています。

この室内機は先ほど触れたように高さ25cm。

発売されている多くの室内機は30cmで、そのタイプに将来入替工事になったとき配管穴がそのまま使えるようにするためです。

たとえお客さんに「高めがいいです」と言われても「はい承知しました」なんて調子のいいことを言っていてはいけません。

説明すれば納得してもらえます。

背面の壁はエアコン設置用に石膏ボードの裏に補強板が入っているので30mmのタッピングビスで固定。

高さより奥行きが大きい機種のため計算して通常よりも多めのねじで固定しました。

配管穴にスリーブ(筒)を入れますが、
配管穴に入れるスリーブを加工
こんなふうにしてみました。

刻んであるほうを外側へ出します。

つばを取り付けたら穴へ
スリーブを取り付けた

パイプ電線類を室内機に取り付けて加工したら本体を引っかけて
室内機取り付けが完了
室内機の取り付けが完了。

配管化粧カバーもぴったり付いています。

アース線と電源コードは
化粧カバーの一部を切り取りアース線と電源コードを通した
カバーの一部を切り取ってそこから通しました。

さて今度は外壁の梯子作業です😆

よっこらしょっと登って
外壁にスリーブの一部が出ている
スリーブの刻んだ部分が外壁から1cm程度出ています。

この部分を押し広げるように曲げて
スリーブが抜けないようになる
パイプも曲げればスリーブが室内方向に抜けるのを防げます。

室内機背面に穴を開ける場合は本体で押さえられてスリーブは動きませんが今回のような場合はこうしないとパイプを曲げた際に押し込まれてしまうんですよ。

外の作業の模様は省略して・・・(いつもの写真撮り忘れ😆)

どうも外作業はいつも撮り忘れますね。

なんでだろう?まあいっか😅

外壁の配管化粧カバーの仕上がり
外壁に取り付けた配管化粧カバー
右側2本は雨水などの排水管です。

室外機
取り付けた室外機
安定性のよいブロックを台にしました。

周囲の家を見ると砕石の上にスタンダードなプラベースを使っていますがすぐに沈んで傾きます。
(よく見るとはじめから傾いて取り付けられてますけど😆)

あの台は床などの平坦なところで使用するものですからね。

雨水管の掃除口があるので室外機は少し左に設置しました。

それとドレンホースの出口に透明の入れ物を置いてますが、ドレンテスト(排水テスト)用の水受けです。

絶縁抵抗を測定して漏電がないこととコンセントの電圧を確認したらプラグを差し運転開始。
エアコン設置がおわり試運転開始
道具などをかたづけたらお客さんと共に動作をチェック。

問題なく完了しました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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