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2022年2月12日 (土)

作業車のスパークプラグ交換

使用している作業車(スズキのエブリイ、軽バン)がそろそろ10年。

走行距離も117000kmになります。

1世代前の型なのでエンジンはすでに全車搭載されなくなったK6Aというちょっと扱いにくい高回転型のものが載っています。

そしてこのK6A、排気バルブが熱で小さくなってしまうという持病があるんですよ。

メーカーもそのことは把握しているので使っているエブリイも10年または200000kmまで保証されているようです。

どうやらこの症状点火系の不具合(劣化)でも悪化することがあるようですね。

前回スパークプラグをディーラーで車検時に交換してから20000kmほど走ったのでそろそろ替えたほうがいいようです。

軽自動車はそもそもエンジンの回転が普通車よりも多いのでプラグの寿命はかなり短め。

そこへもってきて高回転型エンジンとなれば尚更😅

5速のMT(NA)ですが加速時4000回転位でギアチェンジしていると周囲の車についていけません😆

まあ5000回転以上でチェンジして3000回転を下回らないような感じじゃないとダメなんですよ。

2000回転からアクセルを踏んでもヌメーとした加速しかしません。

そもそもレース仕様も視野に入れた設計のエンジンでショートストロークなんです。

ブンブン回して走る感じなので街乗りにはイマイチ。

これではプラグの寿命が短いわけです。

車屋さんに行って交換してもらってもいいのですが面倒なので自身で作業することにしました。

ネット通販で購入したのはこれ
購入したスパークプラグ
なにやら高級そうな箱に入ってます。

やっぱり着火性能と長寿命を兼ね備えたものを選びました。

箱から出すとまた箱😆
3本のスパークプラグ
気筒数の3本です。

プラグ交換なんて15年ぶりくらいかな🤔

昔は2サイクルに乗っていた時期があったのでそのころはしょっちゅう”かぶった”だの”熱価”がどうとか脱着をしてましたがね。

今どきのエンジンでそんなこと不要です。

さて作業開始。

助手席のシートを上げて
プラグホールをエアダスターで吹く
カバーとイグニッションコイルは外してあります。

古いプラグを外す前に用意したエアダスターでプラグホール内のごみを吹き飛ばします。

エアーはコンプレッサーからではなく窒素ボンベからとりました😁

古いプラグを3本とも外します。
古いスパークプラグを外したプラグホール
なんだか3本ともかなり固かったですよ。

ねじ山が崩れてるんじゃないかと思うくらいです。

ディーラーでしか脱着してないはずなんだが🤔

外したプラグ
取り外したスパークプラグ
電極はそれほど傷んではないようでした。

1本だけやけにネジの部分が黒いですね。

新しいプラグ
これから取り付ける新品のプラグ

プラグギャップは
プラグギャップは調整無用
調整無用ですね。

締め付けは
スパークプラグの箱に締め付けトルクが書いてある
トルクが書かれてますがトルクレンチは持っていないので角度締めで行います。

でもこの15~20N・mってエアコンの細い2分管のフレアと同じ位(18N・m)のトルクです。

わたしからすると”え、そんなに緩くていいの?”って感覚です。

そんなに弱くて繊細ならばちょっとしたことでトルクがズレてしまうので角度締めのほうがよっぽど正確なような気がしますが。

手で回して止まったところからレンチで1/2回転(180度)締めればOK。

締め付け完了
新品のスパークプラグを取り付けた
でも・・・

1/3(120度)位回転したところで硬くなってこれ以上回すと20N・mどころか締め過ぎになるのでそこで完了としました。

これをきっちり1/2回転したら間違いなくオーバートルクでねじ山潰してスッポ抜けます。

やっぱりエンジンの状態によって回転角が違うんでしょうね。

そこは臨機応変で。

もしかしてディーラーさんきっちり角度締めしたのかな?

それでねじが渋くなっていたのかも・・・

イグニッションコイルを付けて
イグニッションコイルを戻して

カバーを付けたら完了
プラグ部分のカバーを戻して
窒素ボンベを出したついでにタイヤにも規程圧まで入れておきました。

しかしこの車、
エンジンルームから地面が見える
昭和時代の車みたいにエンジンルームから地面がよく見えます😆スカスカ

交換後走った感じは以前のプラグがダメになっていたわけではないので大きな変化はありません。

少し加速が楽になった(車が軽くなった)ような感じです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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