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2022年2月22日 (火)

日立はこれを付ける

横浜市緑区にてエアコン取り付け工事の依頼をいただきました。

こちらのお家には数年前の新築時にたしか4台ほど付けて今回が5台目だと思います。
(いつもありがとうございます😄)

さっそく工事を始めていますが取り付ける日立のエアコンには
日立のエアコンには補強用の断熱材が同梱されている
室内機から出ている予備配管(冷媒管)の断熱材の上に更に同梱されてくる断熱材(黒色)で補強するようになっています。

この補強用の断熱材はこの機種だけについてくるわけでなく、日立のルームエアコンにはこれまた昔?の私がこの職業に就く以前の37年以上まえから付属していたんですよ。

でもねぇ・・・

取り外し工事に行って他の業者でこの断熱材を巻いているものをはっきり言って見たことがありません😆
(もしかしたら1、2回見たことあるかなぁ・・・おぼえてない)

据付工事説明書には巻くように書いてあるんですが・・・

ではどこにその断熱材が行ったか?

そりゃもちろん設置業者がお客さんにバレないように持って帰って捨てるんですよ。

あっ、そうそう据付工事説明書も見られないように忘れずきちんと持ち帰って捨てているようです。
(その辺は抜け目がありませんな🤣)

本当は工事説明書も取扱説明書、保証書と一緒にお客さんへ渡すことになってますがねぇ。

その断熱材は本来このように巻きます。
予備配管に補強の断熱材を巻いた
部分的にビニルテープで固定。

そして電線、ドレン管をビニルテープで固定。
予備配管に電線とドレン管をビニルテープで固定
このとき電線の位置は屋外側の穴出口で曲げ方向の内側にできるだけならないように配置します。

詳しくは書きませんが電線を傷めない工夫です。

ドレン管は勾配がとれるように配置します。

コーテープ(非粘着の化粧テープ)で更に全体を巻きます。
予備配管をコーテープで巻く
本体から途中までは仕上げ巻きで、途中から予備配管の先端までは配管穴に通しやすくすための仮巻きです。

この断熱材が弱く破れやすいため仮巻きの部分にビニルテープは使用できません。
(ビニルテープで巻くとはがすときに断熱材がやぶれます)

そのため先端まで非粘着のコーテープで巻いています。

室内機を引っかけてアース線を接続したら室内は完了
室内機設置完了

つづいて屋外側の工事を行います。

予備配管に延長用の冷媒管を接続したら断熱材を巻いて
予備配管に冷媒管を接続して断熱材を巻く
今度はビニルテープで固定します。

電線とドレン管をまとめてコーテープで巻きます。
予備配管の接続部をコーテープで巻いた
今回は配管化粧カバーを設置したので全部をコーテープで巻く必要はありません。

この部分を巻いておけば断熱材の収縮による隙間やドレンホースの抜け防止になります。

カバーをかけて
パイプに配管化粧カバーを付けて
配管完了。

室外機はこのように設置しました。
室外機の設置
地面なので軽量ブロックを台にしています。

なんやかんや言って地面ではこのブロックが一番いいんですよ。

いつものように試運転は問題なく終了しました😊

エアコンを設置してもらうときは何をしているのか見ることも大事。

見られていてはやりにくいという人は自信がないか何かやましいことがあるのかもしれませんね。

ただし必要なこと以外あまり話しかけてはいけません。

集中できず間違いの元になります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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