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2021年12月

2021年12月28日 (火)

こんなところにネジ・・・

引越し屋さんの下請け業者の取り外したエアコンを取り付けたのですが・・・

設置前の室内機
設置前の室内機
いまでは珍しい冷房専用です😲

室内外機の電線の接続を見ると
ダメな室内機外機の電線接続
相変わらずの駄目っぷりですが😆

これじゃ押さえのバンドの意味がありません。

引越し屋さんの下請け業者って取り外し工事でこの電線を外さないんですよ。

なので修正をせずこの状態でまた設置してしまいます。

それはさておき、この端子台部分にはアース線の接続端子がありませんね🤔

どこにあるのかな?
室内機の中を覗くと・・・
ん?

端子台側から室内機の中を覗くと何かあります。

ライトで照らすと
室内機の中にねじが入り込んでいる
ねじがありますよ😱

これは取り外した業者が室内機の中に落としたものでしょう。

まったくお願いしますよ~😆

室内機のグリルを外します。
室内機の中に入り込んだねじ
これで電源を入れたらショートする可能性が高いですね。

お客さんの話では若い人とそれを教える人のふたりであっという間に取り外していったそうです。

この他にもその施工の雑さがあちらこちらにありましたがキリがないので今回はネジのことのみにしておきます。

取り外しが雑だと取り付けも手間がかかるんですよ。

取り外した業者にその分費用を請求したいくらいです😅

ねじを取り除いてアース端子を探すと熱交換器にありました。

しかしそこから電線を接続すると水漏れする恐れがあり、エアコン設計上もここに接続するようにはなっていないようです。

今回アースは室外機に接続することにしました。

電線はもちろん接続し直しするのでむき直して
電線をむき直して

接続します。
室内機へ電線を接続
これで押さえのバンドも機能します。

なんやかんやで設置完了し試運転も問題なく終了しました。

来年の夏は快適に過ごせると思います😄

ところでこのエアコンの電線が2心(2本)接続だったことに気付いた方いますか?

普通は信号線を含め3心ですが。

これは冷房専用だからできることでしかもインバーター(能力可変)ではない一定速機の特徴。

室外機はONとOFFしかないんです。

室外機のコンプレッサーとファンを回すだけの電源線なんですよ。

なので室内機の制御基板上のリレーでそのON、OFFをしています。

この設計は昔の冷房専用機をそのまま受け継いでいるので故障が少なく長持ちします。

欠点としては室外機がONとOFFしかないため設定温度への到達時間が長いことと温度ムラが大きいことでしょうか。

室内機に貼られた仕様
一定速冷房専用機の仕様
50/60Hzで使用できますがインバーター機と異なり周波数の違いで能力も変わります。

60Hz地域では冷房能力が2.2kWで公称どおりですが50Hzでは2.0kWと小さくなります。

50÷60は約0.83(83%)なので実際はもう少し小さくなるかもしれません。

コンプレッサーやファンを回している電動機は周波数によっても回転数が決まるのでこのような違いが出ます。

その点インバーター機は室外機の中の電源、制御回路で交流を一旦直流にして更にそれを自由な周波数に作り直して回転数を制御します。

そのため電源周波数による能力差がありません。

こう書くとインバーターが優れているように思えますが故障が多くなるのが最大の欠点。

インバーター機は寿命が短いんですよ。

昔のエアコンが長持ちしたのはこの点が大きく関わっています。

海外のエアコンを見ているとまだまだ一定速機が多く出ているようですね。

あらら、半分くらい本体の話になってしまいました😅

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2021年12月24日 (金)

新築戸建て、据付板と穴あけ

新築の戸建てにエアコン(室内機)を設置するには据付板の取り付けに加え多く場合配管穴の貫通工事を行わなければなりません。

今回はその施工(当店のやり方)です。

まずは据付板の取り付け位置を決定して仮固定
室内機の取り付け位置を決めて据付板を仮固定
この位置は施工する者が勝手に決めてはいけません。

左右上下の位置を柱の配置を考慮し将来的なアドバイスを加えながらお客さんと打ち合わせて決定します。

壁を見てどこにどのように柱が入っているか即座に想像できないとエアコンの施工はできません。

ここの壁には図面上筋交いはありませんが、もしある場合はどのように入っているかも知っている必要がありますね。

その他に事前に外壁を見て配管穴の位置に障害となるものがないか確認しておきます。

据付板のレベル(水平等)を確認したら配管穴を開ける位置の壁内を探ります。
配管穴を開ける前に壁の中を探る
すでに探り終わってますが、まずは針、次に細めのドリル、最後にセンターをながめのドライバーで行います。

中に構造物のほか電線、配管がないか確認します。

問題なければ据付板固定のためのボードアンカーを打つ位置に細めのドリルで下穴を開けてから据付板を外します。
ボードアンカー打ち込み位置に下穴を開ける
細くてよく見えませんね😅

これは位置決めと同時に内部の探りを兼ねています。

なので鋭利なドリル刃を使用したり力を入れて穴を開けてはいけません。
何かにぶつかったらすぐに止められるような態勢で行います。

ボードアンカーの入るサイズにドリルで穴を広げます。
ボードアンカーのサイズに穴を広げる
いきなり太めの穴を開けないのはセンターズレしないようにするためでもあります。

次にすべての穴をドライバーなどで深さを確認。
ドライバーで壁内を探る
探ってばかりいますが😆

これはボードアンカーを入れた際にねじが何かにぶつからないか調べるためです。

もしねじが構造物などにぶつかってしてしまうと壁の石膏ボードをはがそうとする力が加わりボードを破壊してしまう恐れがあります。

浅い場合はねじを短くカットするなどして対処します。

同時に壁の厚みを調べて使用するボードアンカーを選定します。
使用するボードアンカーの選定
ここの石膏ボードは12.5mm厚なので「~16mm」を選定。
(壁の石膏ボードは基本的に12.5mm厚が使われています)

「~12mm」でもいいように感じますが実際に使用してみるとアンカーを広げるときに短くてボードに食い込んでいる感覚があるので使いません。

短いボードアンカーを使って落下するエアコンもありますからね。

知らない業者さんは安いからと言って9mm厚用のアンカーを使用してボードを破壊し落下させます。

たまに壁に9.5mm厚の石膏ボードが使用されていたり2枚貼りされて20mm以上になっていることがあるので、それに応じたアンカーを使用します。

ボードアンカーを壁に差し込みます。
ボードアンカーを穴に差し込む

専用工具を使い壁内で傘を広げます。
専用工具でボードアンカーのカサを広げる
ここも力加減が必要。

グイグイ広げるとボードを内側から破壊します。

これらのことから近頃エアコン用に売られている下穴の要らないボードアンカーは危険なので使いません。

柱などにぶつかって壁を傷めたり、電線や配管類に刺さったりするので。

ねじを抜きます。
一旦ボードアンカーのねじを抜く

据付板を取り付けて
据付板をボードアンカーで固定
壁内の間柱の位置を正確に調べます。
(黒いものは壁を柱に固定しているねじの位置を調べる器具(磁石)です)

間柱へ長めのねじで強固に固定します。

ボードアンカーだけでは室内機落下の危険性が高くなるので柱へ固定することが必要になります。

最後に一通り締め具合を手回しドライバーで確認し
ねじの締め具合をドライバーで確認
据付板取り付け完了です。

コアドリルで配管穴を開けて
コアドリルで配管穴を開ける

穴あけもいろいろありますがここでは省略します。

スリーブの取り付け
開けた配管穴にスリーブの取り付け
これで壁側の準備が完了です。

確実な作業を行うにはこれだけの工程が必要で時間もかかるわけです。

あっという間に終わらす工事がいかに危険で事故が多いか・・・その理由がわかるでしょうか?

時間をかけなければ確実な工事はできませんね😊

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2021年12月22日 (水)

配管穴にゴミを詰める工事屋さん

エアコンの入れ替え工事の依頼をいただきました😊
(ありがとうございます)

到着してさっそく取り外し工事を始めましたが・・・

配管化粧カバーを外して配管穴を見ると
配管穴にビニールようなものが詰められている
ビニールのようなものが詰められてますね。

なんでこんなものを入れたのか疑問に思いながら引き出します。

すると
引いても引いてもビニールが出てくる
なんじゃこりゃ😅

でるわでるわ、どんだけ入れたんでしょうか?

全部出してみると室内機か室外機の梱包用に使用されていたビニール袋のようです。

これを取り付けたのは新築した時に秋葉系の量販店だそうですがよほどゴミを持ち帰りたくなかったようですね😆

お客さんが見ていなければなにをしているかわかりませんよ。

室内機も取り外して
室内機を取り外し終わった
取り外しは完了。

穴には
穴にスリーブが入っていない
スリーブ(貫通部に入れる筒)がありません。

これもよくある手抜きです。

大量のビニールをつっこんでいたせいで断熱材が大きく後退しています。

その後、新しいエアコンを設置しました。
新しいエアコンの設置完了

今回穴には
配管穴にスリーブを入れた
スリーブを入れました。

内壁面から外壁面まで筒でつながっています。

こうして外壁側をスリーブごとパテ埋めすれば外気の流入や虫の侵入を防ぐことができます。

配管穴に必要のないゴミを詰める工事屋さんがたまにいます。

パイプを保持するためであれば問題ありませんが単に持ち帰るゴミの量を減らす目的でつっこんでいくのはいただけませんね。

ある種の悪意を感じます。

取り外し工事に行くとこういうことが往々にしてありますけど😅

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2021年12月19日 (日)

UR住宅のエアコン設置

UR住宅へエアコン取り付けをと依頼をいただきました😊

今回も当店はじめてのお客さんです。
(ありがとうございます😄)

さて状況はというと
室内機設置場所に公団ボルトがある
室内機設置場所には公団ボルトが2つと右に専用コンセントがあります。

公団ボルトの間隔は45cmでそのまま使えそうですね😄

えーっと配管穴は・・・

ここ
配管穴が下にある
床の少し上に2つ。

またずいぶんなところに設けてくれたもんです😅

しかも2つというのは解せませんね。

こちらの建物が何年頃のものかは知りませんが1つは暖房用を意識したのでしょうか?

いまではファンヒーターは自由に移動できるタイプが主流ですが、昔はクリーンヒーターで煙突を外に出すものが多くあったのでそのなごりかもしれません。

その頃はエアコンの暖房は貧弱で使い物にならないもんでしたから。

穴は左側を使うことにします。
2つの配管穴のうち左側を使用する

室内機の据付板(室内機を引っかけるための鉄板)を付けるため公団ボルトを使用します。
室内機用公団ボルト
UR住宅は必ずと言っていいほどこのボルトが出ています。

賃貸住宅ではエアコンの脱着が頻繁に行われるのでその都度ねじを打っていたのでは壁が持ちませんからね。

もちろん据付板にもこの公団ボルトで固定できるようにボルト用の穴が45cm間隔で開いてます。

なら取り付けも簡単?

それがそうでもないんですよ。

化粧ナットを外します。
公団ボルトの化粧ナットを外す
するとボルトがあります。

先端がサビてますがボルトが鉄でナットにステンレスを使用していたためでしょう。

まあこの程度のサビは問題ありません。

ボルトの長さも室内機背面にあたることもないのでこれならそのまま使えそうですが・・・

ナットと化粧ワッシャー(白い樹脂のワッシャー)も外したところボルトが緩いので奥までねじ込むと
ボルトが短く壁に埋まりそう
壁から少ししか出ていません。(やっぱりね~😆)

これじゃナットがいくらもかからず危ないですね。

お客さんに説明してボルトを交換することになりました。

こんなこともあろうかと予め作業車からボルトとその電動カッターを用意してきました。

抜き取ったボルト
壁から抜き取ったボルト
思ったより長さがありますね。

壁表面からコンクリート躯体までそれだけ離れているということです。

躯体に埋め込まれたインサート(ボルトの受け)をチェックするとサイズは3/8インチでした。

UR(公団系)の場合通常は10mmが使用されますが建築業界はミリとインチが入り乱れているのでどういうわけかインチになってしまったようです。

もちろんそれも予想していたので両方のサイズのボルトとカッターの刃を持ってきてます😄

室内機背面の懐深さを測ります。
室内機背面の懐深さを測定
25mm未満であれば大丈夫です。

この長さを超えてボルトを壁から出すと室内機背面が凹んだり、割れたり、ときには本体引掛け部分が割れて室内機が落下することもあります。

ボルトを奥までねじ込んで
ボルトの切断位置をマーキングする
切断位置をマーキングします。

一旦ボルトを抜いてカッターで切断したら再度取り付けて
ボルトの長さを測定
ボルトの長さをチェックします。

今回は20mm弱にしました。

同じことをもう1つのボルトで行い据付板取り付け
公団ボルトで据付板取り付け
下部はズレと浮き上がり防止に2か所ねじで固定しました。

そして室内側施工完了。
室内に配管して屋内工事完了
当初室内側に配管化粧カバーを希望されていましたがそれではねじ穴がたくさん開き賃貸住宅では不向きということでテープ巻きをお勧めしました。

仕上がりにはお客さんにご納得いただけたようでなによりです😄

室外側はというと
室外側の仕上がり
ちょっと変わった置き方になってますけど😅

(ブルーシートは他のお宅の改装工事で敷かれていたものです)

室外機置場の奥行きが少なすぎて室外機の台がはみ出ています。

その段差が8cmほどあり置き台を半分に切断して防振ゴムを挟みねじで固定しました。
段差があるため置き台を加工し防振ゴムを挟んでねじ固定
こうしないと手前に室外機が倒れてしまいます。

建物の設計がこうなっているので仕方ありませんね。

お客さん立ち合いで試運転を行い機能はすべて良好で終了しました。

やっぱりそれなりの設備のされたURでも取り付けは簡単ではないですね😅

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2021年12月17日 (金)

新年を新居で

そろそろ年末が近づいてきましたね😅

この時期になると新築した家に引越しをして新年を迎えようと準備に追われている方もいるかと思います。

そこでやっぱり必要になるのがエアコン。

今回は引越し前にエアコンの設置をと依頼をいただき工事に伺いました😊
(ありがとうございます😄)

さっそく工事を始めてます。
新築でエアコン取り付け開始
お客さんと設置位置の確認を行ってから据付板を仮付けします。

事前にメールで構造図面をいただいたのでこちらの壁内に筋交いのないことはわかっています。

しかし念のため配管穴を開ける前に内部の探りは欠かせません。

間違いなく筋交いがないことを確認し据付板を本取り付けしてからコアドリルで配管穴を開けます。

開けた配管穴にスリーブを取り付けて
据付板取り付けと配管穴開け完了
外気の流入や虫の侵入を防止します。

室内機に電線を接続し配管準備が終わったら引っ掛けて
室内機を取り付け
室内側完了。

正面に何かついてますがキズ防止を兼ねた据付注意事項の書かれた紙でこれは施工終了時に取り除きます。

この室内機は
壁から出っ張っている室内機
壁からかなり出っ張ってますね😅

本体の高さは25cmと通常のものより5cmほど小さく、奥行きが35cmほどあります。

こういう形状は壁への負担が大きく長期の間に石膏ボードが変形してしまう懸念があります。

でもこの機種は質量が軽めでそこら辺は考慮されているようです。

壁が変形してしまうと後々大変ですからね。

それと今回は少し低めに取り付けました。

なぜかというと現在一般的な室内機の高さは30cm程なので天井近くに取り付けてしまうと次回エアコン交換する際に配管穴の高さが合わずもう一つ穴を開けることになるから。

なんでもかんでも上いっぱいに寄せて取り付けてしまう業者さんいますね。

こういうことを踏まえて設置位置をお客さんと打ち合わせる必要があります。

そして室外には配管化粧カバー
外壁の配管は化粧カバーで施工
お客さんのご希望で色はホワイト。

地面が土なので室外機の台には安定度の高いブロックを使用。

人通りのあるところなのでズレ防止にブロックにねじで固定
ブロックにねじ固定
室外機の裏側も固定しています。

工事が終わってお客さん立ち合いで試運転を行い終了。

この日はすごく寒い日でしたが新型コロナ対策で窓を開けて風を通しての作業。

その間立ち会ってくださった奥様、お嬢様、誠にありがとうございました。

お引っ越し後に別の部屋への取り付けで再度お伺いする予定です。

どうぞ宜しくお願い致します😄

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2021年12月15日 (水)

埋め忘れたようです

配管穴の外壁側パテがはがれているという修理依頼をいただきました😊
(ありがとうございます😄)

他のお店にお願いしたところそれだけでは施工しないとかパテはホームセンターで売っているから自分でどうぞと言われたそうで。

こちら
配管穴のパテがはがれている
はがれたパテは全部取り除いてしまいましたが・・・😅

そのパテ
取り除いた配管パテ
硬化が進んでカチカチでした。

ところでパテがはがれた理由は画像に黒く細い線が見えますがこの光ファイバーを通す工事が終わった後埋め戻されず開いたままになっていたそうです。

工事に追われていたんでしょうかねぇ、戻し忘れたみたいです。

この穴の場所が窓のひさしの上にあるので見落としたのかもしれません。
配管穴が窓のひさしの上
何事もそうですが落ち着いてしないと”抜かり”が発生しますね。

急ぎ慌てる人は失敗や事故、忘れ物が多発して結局ゆっくりやった方が確実で一度で済みます。

業務用エアコンの工事をしていた頃には急いで配管溶接をしてガス漏れをする人がいました。

仕事の速い人が優れていると思い込んでいるのでしょうか・・・一人で勝手に競争するんですよ。

最後に窒素で気密試験を行いどこかで漏れていると最悪の場合それを探すのに何人も何日も要すことがあります。

ある人がその光景を見て言ってましたが”愚の骨頂”ということになるわけです。

急ぐ気持ちを抑えることが肝心ですね。

それはそうとしてこの外壁・・・

トタンですが穴の部分に養生管(スリーブ)がありません。

室内機と室外機を接続している電線が左下部分に配置されておりトタンの切り口で漏電やショートの可能性が高いですね。

塩ビ管を割いて通しました。
穴に塩ビ管を割いて通した
これで大丈夫でしょう。

穴埋め完了。
穴埋め完了
ここは雨があたるところなのでパテの上に薄くシリコンコーキングを塗りました。

シリコンコーキングを塗るとパテの硬化を防ぎはがれにくくなります。

今回、パテは事前にお客さんがホームセンターで買ってきたものを使用させていただきました。

やはり窓のひさしの上ではご自身では難しいですね。

当店をご利用いただきありがとうございました😄

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2021年12月12日 (日)

隠蔽配管は・・・

隠蔽配管で取り付けられたエアコンを新しいものに交換したいということで現地調査に伺いました。

通常、隠蔽配管というのは建物を建築時に壁、天井、床などの中に予め冷媒管、電線、ドレン管を埋設しておくものをいいます。

その配管類が再使用できるか、また使用不可の場合どのような施工方法があるかを検討するための調査です。

室内機
隠蔽配管に取り付けられた室内機
時々水漏れするそうです。

室内機のグリルを外してまず目に付いたのはこれ
室内外機接続電線を室内機裏で延長接続している
室内外機接続電線を室内機の裏で接続していました。

室内機で水漏れを起こせば水で濡れることは容易に想像できます。

しかも周囲は発泡スチロールなどの燃えそうな断熱素材に囲まれています。

もしも発火したら・・・危険ですね。

よくみると
太さの異なる電線が接続されている
太さが違いますね。

1.6mmの細い電線で延長したようです。

このエアコンは冷房能力7.1kW(23畳用)で最大20A程度まで流れるので1.6mmでは細いと思います。

次にドレン管はどのようになっているか、
コンセントボックスを外してドレン管を見る
コンセントボックスを外して鏡で見てみます。

VP20かな?
隠蔽されたドレン管はVP20
これはまた細い。

わかっている人であればここは2サイズアップのVP30で立ち上げます。

そうしないとうまく接続できません。

なのでこのエアコン本体から出たドレンホースは途中から断熱材が剥ぎ取られ壁内は一部ですが断熱がありません。

これではホース周囲が結露しますね。

試しに本体ドレンパンから水を流します。

外部のドレン水出口
ドレン水出口
ここから排水されます。

しかしそこから出てきた水は
ドレン排水には異物が入っている
何か入ってますよ。

上から見ます。
ドレン排水に木くずのようなものが混入
木くずのような感じです。

隠蔽ドレン管の途中に逆勾配があるかもしれませんね。

もしそれが室内機からの水漏れ原因だとすると壁の中にも漏れている可能性があります。

最後にしばらく暖房運転しましたがほとんど暖まりません。

これはガス漏れや途中の冷媒管折れなども考えられ隠蔽配管の再使用はやめたほうがいいでしょう。

お客さんには露出配管をお勧めして現地調査完了となりました。
(後ほどメールで見積もりを送りました)

背面の壁に穴を開けて露出配管すれば水漏れ、ガス漏れ等の心配も少なくなります。

隠蔽配管というのはいつか使用できなくなるものです。

設備の中でもとくにエアコンの配管類は施工の未熟さも相まって長持ちしません。

建物を建てるときに設計士や建築屋さんから勧められてもできればやめたほうがいいですよ。

はじめはよくてもあとで後悔が待っています。

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2021年12月 9日 (木)

中古エアコンの修理

ご自身で取り付けたエアコンが冷えない、暖まらないということで点検依頼をいただきました😊

場所は横浜市内、当店はじめてのご利用のお客さん宅です(ありがとうございます😄)

こちらがその室外機
冷暖房の効かない室外機
リサイクルショップで購入、ご自身で設置されたそうです。

設置当初から効きが悪く半年くらいそのままにしていたとのこと。

お話を聞くと以前は設備の仕事をされていたということでどうりで素人とは思えない工事です。

同じ時に取り付けたもう1台は正常に使えているというので施工不良の確率はぐっと下がりました。

電線の接続なんかもヘタなエアコン屋よりしっかりしてます。

設置状態があまりにひどいと点検をお断りすることもありますので😅

ではまず外気温は
外気温は10℃くらい
10℃くらいです。

停止時の冷媒圧力と飽和温度
冷媒圧力と飽和温度
問題ないレベル。

圧力計では1.1MPa、12℃位を指しています。

続いて高圧圧力
高圧圧力
低っく~い

1.4MPa

低圧圧力
低圧圧力
こりゃまた低い。

0.2MPa

ルームエアコンは圧力計の接続ポートが1つしかないので同時に高圧低圧が見れないんですよ。

お客さんが室内機の運転切替を部屋でしてくださいました(ありがとうございます助かりました)

しかし圧力計の動きがどうも膨張弁といわれる部品の動作不良のような感じもします。

その部品の動作音もしません。

圧力計を外すときの音がいかにもガス不足でしたが先にその部品に不良がないかチェックします。

しかし電装基板が鉄箱に覆われていてなかなかたどり着けない・・・

あーでもない、こーでもないと、ようやくチェックできましたが熱中して画像はありません😆

結果は膨張弁に問題はないようです。

どうやらガス不足で間違いないようですね。

ということは先ほどの高圧低圧の圧力からほとんど冷媒はカラで入っていません。

室外機接続部には施工ミスによるガス漏れの形跡はありません。

ということはリサイクルショップから購入したときすでにガスが不足していたことが考えられます。

これが中古機を買うと怖いところ。

以前の持ち主が冷暖房が効かないから売るとか、取り外しに失敗して冷媒が抜けたり、店頭に置いているうちに抜けてしまったりといろいろ考えられます。

ということで冷媒の規定量入れ直しをしました。
冷媒充填
R32を1kg

これで停止時圧力を見ると
冷媒充填後の停止時圧力
あれー?

一番初めの圧力より若干低い1MPaですね。

しかし停止時はこういうもんなんです。

温度によって圧力が変化します(飽和圧力)

お客さんに暖房を入れていただきバルブで温度測定します。

娘さんの部屋ということもあり動作確認は室内に入るまでもないと判断し当方は屋外のみで作業、測定しました。

運転直後ですが往き管
往き管側バルブ温度
44℃

戻り
戻り管側バルブ温度
40℃

短時間でこの温度に達していればOKでしょう。

このあと高圧圧力は
高圧圧力正常
3.4MPa付近まで上昇しました。

こちらも正常で使えるようになりました。

どの時点でどこから冷媒が抜けたのか気になるところですがこれで様子を見ていただくことになります。

中古エアコンはハズレを引くと新品を買っておけばよかったと後悔することもありますからね。

なお当店では中古エアコンを購入された場合の設置工事は行っておりません。

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2021年12月 5日 (日)

リモコンに反応しない(フリービルトイン)

リモコンを送信してもエアコンが反応しないという点検依頼をいただきました。

当店を始めてご利用いただくお客さんのお宅です(ありがとうございます😄)

エアコンはフリービルトイン形
フリービルトイン形エアコン
室内機は天井の中にあります。

このエアコンは本体を壁や天井の中に設置できるため見た目重視の建築設計士に好まれてます。

オプションパーツでいろいろな設置方法ができるためフリービルトインという名称になっています。

しかし本体が故障して入れ替えるとなるとそのコストが😱

普通の壁掛け形エアコンの比ではありません。

致命的な故障でなければなんとか直して使い続けたいところです。

他の業者さんに診てもらったらしいのですが製造から27年経過しており部品の供給もないそうです。

そこで当店へなんとかならないかとの依頼が入りました。

本体があるのは吸い込み口側
フリービルトインの吸い込み口(本体側)
このパネルの中にリモコン受信部もあります。

パネルを開けてはめ込まれた受信部を引き出します。
エアコンのリモコン受信部
この中に赤外線受光部がありそれが故障していると思われます。

おっと、その前にリモコンが送信しているか確認
リモコンの赤外線送信確認
電池が新品のようで強力に発光しています。
(ちなみにこれを目で見ても見えません)

やはり受光部側の不良ですね。

受信部の基板を外して受光モジュールの半田を吸い取り外します。
リモコン受信部の基板から受光モジュールを外した

受光モジュールがでかい😅
受光モジュールが大きい
隙間から中を覗くと電界コンデンサが2個くらい見えます。

こちらで用意した汎用品の受光モジュール
新品で用意した赤外線受光モジュール
5mm角くらいの小さなもの。

それを基板に半田付けして(モジュールは裏側面)
こちらで用意した新しい受光モジュールを基板に取り付け
リモコンを受信するか確かめます。

しかしこの基板、アンプ回路が付いているようですね。
チップトランジスタが2個ほど付いてます。

なんかイヤな予感がしますが・・・

本体側と接続してリモコンをプッシュ!

”・・・・・”(無反応)

やっぱりだめか(-_-);

基板に付いたアンプ回路が気になります。

この回路についてメーカー技術部に聞いてもわかる人はいないと思います。
(設計した人もすでにいないでしょう)

ここで念のためメーカーへ部品の在庫がないか調べてもらいます。

しかしもう部品リストにも無いようで入手は困難(やっぱり)

いろいろ考えて・・・

最終手段、基板の回路を通さず直接コネクタラインに新しい受光モジュールを仮接続します。

リモコンプッシュ!

ピッ、ピピッ!
リモコンに反応するようになった
なんと!

諦めかけていたところで元気復活😆

コネクタのラインに直接受光モジュールを半田付けします。
余計な回路を通さず受光モジュールを取り付け

このようになりました。
基板に取り付けた受光モジュール
以前のモジュールよりかなり小さいのでスペースには余裕があります。

配線が1本クロスになったのは極性を合わせるため。

基板にうっすらとボールペンの文字が見えるのは間違えないようにするためです。

余計な回路は基板のパターンを削って切断しました。

コネクタに仮付けして受信確認。
リモコンの受信を確認
大丈夫ですね。

念のため電圧測定と熱などが発生していないか調べましたが問題なし。

こちらで用意した受光モジュールの資料を見ると中にアンプも内蔵されています。

基板上の回路は不要でした。

27年前では基板も合わせたあの大きさが必要だったということかもしれません。

受信部のケースに収めて
受光基板を受信部ケースに収めて
フタをします。

元の位置に戻して
受信部を元の位置に戻して
吸込みパネルも元通りにしたら再度リモコン送信してOK。

手こずりましたが使えるようになって完了😅

エアコンを延命することができました。

古めのエアコンでは現在と異なるところがあり判断の難しいことがありますね。

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2021年12月 1日 (水)

ようやくメーラーが直った?

使用しているメーラー

使用しているメーラー(Outlook)が今年前半からずっと調子が悪く、しょっちゅうフリーズしてました😆

長めの送信メールを打ち終えて別の受信メールを開こうとしたところで動かなくなり無反応。
(OSは正常に動作しています)

送信メール作成中にもたまにフリーズ🤣

”応答を待っています”みたいな表示がされ何分経ってもだめなのでメーラーを再起動すると先ほどの送信メールは消滅😱

これが何か月も続きマイクロソフトのサイトで調べていろいろやってみたのですが結果は同じ。

マイクロソフトに問題を送信しても意味なし、Windowsアップデートでもダメ、修復と再インストールをしてもダメ。

しかたないので少しメールを打ってはメモ帳にコピペを繰り返していました。

ところが1ヶ月ほど前から突然この症状がなくなり今は問題なく使えるようになりました。

どうやらその後のWindowsアップデートで解消されたようです。

ということは以前のアップデート(OS側)で不具合が始まったのかもしれません🤔

これまでもずっとOutlookを使用してきましたが今回のような症状は初めてでした。

こちらとしては機能向上で不安定になるより安定性向上のアップデートの方がありがたいですね。

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