天井カセット形、リモコン受信不良
東京都世田谷区にてエアコンがリモコンを受信しないという点検依頼をいただきました😊
(当店をはじめてご利用いただきありがとうございます😄)
このように室内機が天井内に埋め込まれてパネル部分だけが見えるタイプを天井カセット形と言います。
業界では”天カセ”と呼ばれます。
業務用では事務所や店舗などでよく見ると思いますがこれはルームエアコンで一方向吹き出しです。
室内機に向けて送信しても「・・・・・」なんの反応もありません。
本体の応急運転スイッチでは動きます。
どうやら受信側の不良のようです。
その後、室内機のリモコン受信部を回路計で調べましたがセンサーは赤外線に反応しています。
しかし経年劣化で反応が悪くなっているのかもしれません。
このようなケースで制御基板不良ということはいままでなかったのでやはりセンサー不良でしょう。
お客さんと相談して修理することになりました。
入荷して再訪問
メンテナンス性のいい機種です😄
ねじ1本外してパネルを一部外すだけ。
機種によってはパネル全部を外さないとアクセスできないのもありますからね。
今回はこの基板ごと交換です。
右が新しい基板です。
受光専用ではなく表示ランプも付いています。
新しい基板をケースに収めて
表示ランプの位置がなかなか合わずちょっと苦労😅
定位置にセットしてブレーカーを入れたら試しにリモコン操作
ピピーという音と共に運転ランプが点灯して正常に動作するようになりました。
お客さんも久しぶりにエアコンからピピーと音が出たのを聞いて喜んでおられました。
このセンサー不良もエアコン定番の故障ですね。
繊細な部品のようですが運転中、待機中にかかわらず絶えず電圧が加わっていることも寿命が短い原因なのかもしれません。
http://kato-aircon.com/
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