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2021年11月26日 (金)

ドレン勾配修正作業を実施

前回記事の続きで修理作業に入ります😊

根本的な解決をするため簡単ではありません。

まずは室内機の取り外し作業から始めます。
ドレン勾配修正のため室内機を取り外す
現状はこんな感じ。

絶縁抵抗測定、温度測定等をして他に異常がないかチェックしてからポンプダウン(室外機に冷媒ガス回収)します。

パイプを外そうとすると
本体裏の冷媒管に防湿テープが巻かれていない
本体裏の冷媒管に本来巻かれているはずの防湿テープがありません。

このエアコンは量販店で新品購入、施工されたものなので防湿テープは本体に同梱され付いてきたはずです。

ということは設置した人はそれをを省いて持ち帰ってしまったようですね。

部分的に巻かれたコーテープをはがすと
断熱材の突合せ部分が離れて隙間がある
断熱材の突合せ部分に隙間がありますね。

これは突合せ部分にビニルテープをしっかり巻いていないためです。

断熱材は暖まったり冷えたりすると少しずつ縮みます。

パイプ類を外して室内機を下ろしたら不要な冷媒管、ドレン管を撤去します。
(室内外機接続電線は既設のものをそのまま使用します)

室内機からここまで
室内機から室外側まで不要なパイプを撤去
不要なパイプを切断撤去しました。

先に触れたように”根本的”な修理のためこのようになります。

それは簡単な修正程度では解決が見込めないためです。

それで何をしたかというとこちら
ドレン勾配のため室内側の穴を上に開け直した
室内側の配管穴を上に開け直しました。

穴に通してあるのは新しい冷媒管です。

以前使用していた冷媒管は硬化して今回の施工には耐えられず折れてしまうので新品に交換します。

これで内側と外側の穴に高低差ができドレン勾配が確保できるようになります。

外側まで冷媒管を通しました。
新しく通し直した冷媒管
下にある既設の冷媒管と接続します。

今回はユニオンを使用して接続しました。
冷媒管接続用のユニオン
理由は
・場所柄溶接など”火”を使うのは避けたほうが良いこと。
・接続箇所がカバーの中に隠れて見えなくなること(見た目の問題)。
・エアコンの寿命までであればユニオンのようなメカニカルジョイントでも十分使用に耐えること。

などです。

室内機の引っかけ準備をしていると
おかしな電線接続
アース線が途中で接続されています。

しかも接続部分が不自然に細い。

新品のエアコン設置なのに半端物の電線を使い継ぎ足して材料費を少しでも浮かそうとしてますね。

ビニルテープをはがすと
電線をねじって接続している
ねじり接続、これではだめです。

電線の接続は機械的強度を減らさないこと、電気抵抗を増やさないこと、というのが原則です。

ねじり接続をしたらろう付け(半田上げ)を行う必要があります。
(今の時代この接続する人いません)

ためしに電線相互を指で揺すってみると”カクカク”と少し動きます。

これでは機械的強度、電気抵抗の両方の条件を満たしていません。

ということで追加で新しい電線に交換しました。

途中撮影しておらずいきなりですが室内機側完了
室内機側修理完了
ドレン勾配確保を主目的に少し多めに勾配を付けました。

外側
カバー内のドレン勾配確保
ドレン勾配を確保しています。

ちゃんと穴の外側まで断熱ドレンホースで結露防止。

カバーを元に戻します。
配管化粧カバーを元に戻す

そしてパイプスペースの中は
パイプスペースの中のドレン勾配
ドレンホースが冷媒管に隠れて見えませんが室内側(左)から室外側(右)に向かってしっかり下り勾配になってます。

こうすることで外側の穴の入り口部分を上部に配置することが可能になり穴の中も勾配を確保できます。

冷媒管の真空引き後バルブ解放、再度絶縁抵抗を測定して運転。

試運転は問題なし。

点検時に使用したドレン吸引器で水たまりがないか確認しこちらも問題なし。

修理が完了しました😊

このたびは当店をご指名いただき有り難うございました😄

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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