フォト
無料ブログはココログ

リンク

« 木造一戸建てで左後ろ配管 | トップページ | リモコン受光部の汎用品使用に向けて »

2021年10月10日 (日)

ときどき勝手に暖房になる

冷房を使用しているとときどき勝手に暖房になるという点検依頼をいただきました😊

室内機はこちら
ビルトイン形の室内機
めずらしいビルトイン形です。

詳しく症状をお聞きすると冷房時に突然熱風が吹き出すとのこと。

こうなると室外機の異常が疑われますね。
点検する室外機
お客さんも技術系の方で”四方切替弁”あたりではと仰っていて当方もそれをメインに考えていました。

まずは室外機のカバーを外して・・・

うわぁ😱
カピカピに干からびたヤモリが端子台についている
カピカピに干からびたヤモリが端子台についていますョ。
(一応自主規制によりボカシがかかってます😅)

ちょうど室内外のシリアル信号線(赤色)の端子に胴体が接触しています。

内部を見るため更にカバーを外します。
室外機のカバーを更に外す

内側からヤモリを見てみると
ヤモリのアゴ部分が本体金属へ接触
アゴの部分が本体金属部に接触しています。

エアコンの金属部はアースされているため大地と同電位。

そのため信号線に接触した胴体からアゴにかけてそれなりに対地電圧が加わります。

それで感電死・・・
感電して死んでしまったヤモリ
かわいそうなので埋めてあげるそうです。

四方切替弁を点検したところ異常はなし。

どうやらヤモリが接触することでシリアル信号に乱れが生じて勝手に暖房運転をしたようです。

端子台のファストン端子は
腐食した端子台のファストン端子
電食を起こして腐食しています。

外して見ると
腐食したファストン端子を外した
結構ボロボロです。

ちょっと触ると
腐食して折れたファストン端子
簡単に折れてしまいました。

しかしこの端子部は基板から直接つながっているので部分的に交換できません。

また汎用品としては売られていないロック機構の付いた大電流にも耐える高強度なものです。

リード線とケーブルの線を直接接続する方法もありますが現段階では好ましくありません。

少しここで考えました。

室内機がビルトインタイプなのでこの先基板が壊れた際、部品の出荷が終了していると修理不能で本体交換工事となり高価な本体と工事代が問題となります。

普通の壁掛形とは違い高価なんですよね。

そこで基板を今のうちに新品に交換してできるだけ寿命を延ばす方法をお勧めしました。

お客さんの了解をいただき部品を取り寄せて修理です。

取り替えるのはこの基板
室外機の基板を取り替える

取り外した基板と取寄せた新しい基板
取り外した基板と新しい基板
袋に入っているのが新しい方です。

パワー系の放熱板が新しい方にも付いた状態なので楽です😄

交換して試運転
基板交換して試運転
四方切替弁の動作も問題なく終了です。

取り外した基板はまだ使えるのでお客さんへ渡しました。

他の部屋にも同容量の同じ機種が付いているとのことで保管しておけば万一の時には安心です。

エアコンは隙間だらけなので虫などの侵入で故障してしまうことはたまにあります。

近頃では端子台部分に入られないようにするためかスポンジパッキンが付いている機種も見かけますね。

メーカーも少しずつ改良をしているようです😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« 木造一戸建てで左後ろ配管 | トップページ | リモコン受光部の汎用品使用に向けて »

エアコン修理作業」カテゴリの記事