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2021年10月17日 (日)

リモコン受光部の汎用品使用に向けて

みなさんこんにちは😊

今回はリモコン受信部(赤外線受信モジュール)に関する実験。

リモコンが本体側の受光部の不良で利かなくなり、しかもメーカー基板部品が終了していてやむを得ずエアコンまるごと買い替えということが多々あります。

メーカーに受信モジュールまでの部品データなどは無いようで何が合うのかは不明です。

そのため以前より「汎用品での修理を・・・」と依頼はあったのですがお断りしていました。

しかしこの程度の故障で買い替えというのもどうなんだ?🤔

ということでパワー系(電力を多く消費するところ)でもないので対応を検討することにしました。
(パワー系だと万一事故が起きると火災になるケースがありますからね😅)

それにはまず安くて入手しやすい部品できちんと機能するのか確かめる必要があります。

まずは余っていたエアコンメーカー純正基板に付いているものから動作を確かめます。
赤外線受信モジュールをテスト中
左上にあるのは直流安定化電源です。

ここから右側の基板にある受信モジュールに電圧を加えてリモコン(今回は照明用😅)を操作したときに出力される波形を手前にある簡易型オシロスコープで見てみました。

そしてこちらがこのたび入手した汎用品の受信モジュール
入手した汎用品の赤外線受信モジュール
8個入り😄

中身は
赤外線受信モジュール
小指の先よりも小さな部品です。

こちらの部品もテストしてみます。
汎用品の赤外線受信モジュールをテスト中

結果は・・・

エアコンメーカー付属のもの
エアコンメーカー付属赤外線受信モジュールの出力波形
こんな感じ。

続いて汎用品
汎用品赤外線受信モジュールの出力波形
ほとんど同じですね。

汎用品の方が動作していないときの出力電圧が少し高くなっています。

計測したところこちらの方が内部抵抗が低いのでそのためかと思われます。

とりあえず使用できることは確認できました😄

問題と思われるのは端子の並び(VCC、GND、OUT)が異なるところ。

足をクロスに曲げてメーカー基板にうまく合わせるしかないですね。

機種によっては合わないことも考えられますが。

これで受光部不良での買い替えも減らせると思います😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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