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2021年10月 3日 (日)

作業車の整備

当方の作業車(軽バン)は今どき珍しいマニュアルトランスミッション車(MT)です😆
21100330
いまではオートマチックが普通になっていますが軽自動車で荷物を積むとやっぱりMTのほうが扱いやすい。

「マニュアルなんて渋滞とかでかったるい」なんていいますが長く乗り続けていると体が無意識に操作するのでなにも感じません。
体がオートマチックになってます😅

これが逆にオートマチック車に乗ると左半身がかったるくなると同時に思った通りに動かず疲れるんですよ。
(もう変人の域に達してます🤣)

ですが近頃当方の作業車は急な登り坂で停止するとサイドブレーキを使用しないと不安で更にエアコンを切って発進。

エアコンが入っているとエンジンが吹け上がらずエンストしそうになります。

平坦な道でも発進時エンジンからカリカリ・・・と聞こえてくる始末。

以前はこのようなことはなく車両の走行距離も11万キロを超えてそろそろエンジンがくたびれてきたのかなぁと思っていたのですが・・・

ふと思ったのがエンジンの点火系。

去年の車検時にはスパークプラグを交換してますがイグニッションコイル(プラグをスパークさせるために高電圧を発生させるもの)はこれまで交換したことがありません。

結果はどうなるか、やるだけやってみようということでネット通販で購入してみました。

この程度の整備であればプラグ交換より楽ですからね。

それに突然の故障で走行不能になるのはなにより問題なので予防整備的な意味もあります。

― 作業開始 ―

すでに古いコイルは撤去しました。
イグニッションコイルを外した
軽でよくある3気筒

バンタイプでエンジンは運転席と助手席の真下にあります。

外したイグニッションコイルがこれ
撤去したイグニッションコイル
純正なのでデンソー製のようです。

昔の車と違って1気筒ずつコイルがあります。

車いじりの好きな方は”デスビ(デストリビューター)”なんて懐かしいのではないでしょうか。

すっかり見なくなりましたねぇ。

余談ですがエアコンにもデストリビューターと呼ばれる部品があるんですよ。

でもこちらは電気を分配するのではなく冷媒を分配するものですが。

話を元に戻してプラグホールの中に異常がないか見てみます。
プラグホールの中を見る
オイル漏れ等はなさそうですね😊

そして新しく取り付けるコイルは
NGK製のイグニッションコイル
NGK製にしました。

昔から馴染みのあるメーカー。

取り付けは簡単、差し込んでコネクタを差すだけ。
新しいイグニッションコイルを取り付け
コイルをボルトで固定します。

今回は一応コネクタ接続部に接点復活剤を塗布しました。

カバーをして完了です。
イグニッションコイル交換完了
走行してみての感想は・・・

まず発進時のカリカリ音がほとんどしなくなり坂道発進も楽になりました。

全体的に力強くなったので交換して正解。

やっぱり古いコイルはかなりくたびれていたようですね。

いろいろ調べるとイグニッションコイルの寿命は10万キロ程度のようです。

とくに軽自動車はエンジンの回転数が普通車よりも高いためそれより早く寿命を迎えることもあるようです。

仕事用の車なので維持管理も大切ですね。

次はそろそろバッテリーか・・・😆

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http://kato-aircon.com/

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