換気機能付きエアコンを設置
川崎市内でエアコンの新規取り付け工事を行いました😊
機種はダイキン製の換気機能付きタイプです。
室内機を設置する場所には
肝心なエアコン専用コンセントがありません😅
建物の設計ではこちらが室内機設置場所なのですがお客さんのご希望で離れたところへ取り付けます。
本来の取り付け位置ではないので事前に筋交いなどの構造のわかる図面を取り寄せていただきました。
(近頃この図面を施主に渡さないところがホントに多い🤔)
画像に見えるホースは冷媒管ではありません。
換気用のホースです。
このホースは”うるさら(うるるとさららの略称)”とまったく同じですね。
うるさらは加湿機能が付いたエアコンですが、近頃このような換気機能だけを搭載した機種も出していたんですね。
新型コロナを意識したのでしょうか?
換気能力がどの程度なのかは知りません。
過去には他のメーカーもそれぞれ換気機能付きエアコンを出してましたが数年で姿を消しました。
(パナソニックはまだ出しているのかな?)
室外側も完了
建物の裏で見えないためお客さんのご希望でテープ巻き仕上げになりました。
換気ホースも室外機につなぐためパイプの太さが通常の倍くらいになります😅
室外機のかたちも”うるさら”と同じですね。
室外機の上に換気ユニットが付いてます。
加湿ユニットをそのまま流用したような感じです。
さてエアコンの設置が終わり次に電源工事。
壁や天井内に配線するのは困難なため露出配線で工事します。
エアコンのところへは新品のコンセントを設置します。
分電盤からは赤色の線でコンセントに入り、緑色の線で出てどこかへ配線されてます。
(中スリーブか・・・絶縁キャップがないからテープ巻きか・・・)ひとりごと
電線はモールに入れて配線
モールは壁に貼り付けられるように両面テープが付いていますが必ずネジも使用して固定します。
両面テープだけでは時間が経つと必ずはがれるので。
電線を圧着接続して絶縁処理
接地線は電線が3本で圧着スリーブの大きさが異なるため基本のテープ巻きで処理しました。
接地線に使う赤色の線には緑色のキャップを付けて識別できるようにしました。
フタをします。
枠の厚みで壁から電線を取り出せるようになっています。
他のエアコン屋さんではこれでエアコンを運転してハイ!オワリ、サヨナラ~😆
ですが・・・
当店はまだ終わりません。
分電盤に行って
当該回路の絶縁測定、電線の太さ確認、ブレーカーの種類と容量を確認、その他を調べます。
エアコン本体の絶縁測定もします。
ようやく運転開始
このあとお客さん立ち会いで試運転チェックしてすべて完了です。
電気工事を行うと”いつ”、”どこで”、”誰が”、配線図と検査結果を含め5年間、帳簿を保存する義務があります。
工事だけしてサヨナラ~😁ではいけません。
http://kato-aircon.com/
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