フォト
無料ブログはココログ

リンク

« 隠蔽配管から露出配管へ | トップページ | 公団ボルトの幅が50cm? »

2021年8月20日 (金)

室外電源機の入替工事

15年位前の新築時に当店で取り付けたエアコンの入れ替え工事です😊
(川崎市高津区)

毎度ご依頼をいただきありがとうございます😄

私自身で取り付けたものであれば”なんじゃこりゃ”ということもなく安心して作業できます。

まずは撤去工事を開始
室外機の撤去を開始
壁には電源の接続ボックスがあります。

こちらのエアコンは室外電源機を採用しているのでこのようになっています。

普通のエアコンは室内にエアコン専用コンセントを設置してそこから電源を供給するのですが室外電源機はエアコンで一番電気を多く消費するコンプレッサーの近くに供給するのでプラグコードや連絡配線などでのロスが少なくなりますね。

エアコンでたまにあるコンセント部分での発火の心配もありません。

配管化粧カバーはまだ使えそうなのでそのまま再利用します。
配管化粧カバーはまだ使えそうなので再利用

室内機の写真は撮り忘れてしまったのでこのまま取り付け工事へ・・・

新しい据付板を設置
新しい据付板を取り付け
配管穴に入れてあるスリーブ(筒)もそのまま再利用。

室内機を引っ掛けたら前面グリルを外し
室内機を据付板へ掛けたら前面グリルを外して

このメーカー特有の固定強度を向上?させるねじを2箇所止めます。
室内機の固定強度を向上させるねじ

グリルやフィルターなどを戻して室内機設置完了。
室内機設置完了
なんだかすっきりしてますね。

室外電源機にはプラグコードがないので室内にコンセントも必要ありません。

メーカーのカタログ写真のような感じになります。

室外機を設置したら最後に電源を接続します。
室外機を設置したら最後に電源を接続する
室外機に直結(ねじ止め)なので先端をリング状にします。

これをめんどくさがって棒状のままねじを締めると端子台を破損し接触不良で過熱することがあります。

接続しました。
室外機端子台へ電源を接続
室外電源機のほとんどは200V仕様です。

端子台の金属カバーを戻して
端子台の金属カバーを戻して
このカバーは電線押えも兼ねています。

電線を押さえるところはケーブルの外装シースの部分でなければなりません。

室外機配管接続部
室外機配管接続部
アースも室外機に接続しました。

あとはここにカバーを付けたら完成です。
21081650

室外電源機は今でもときどき需要があります。

古いマンションなどでも室外にエアコン電源のある建物を時折見かけますからね。

ただし”エアコンの待機電力が・・・”と都度プラグを抜くかたには向きません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« 隠蔽配管から露出配管へ | トップページ | 公団ボルトの幅が50cm? »

エアコン工事作業」カテゴリの記事