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2021年8月

2021年8月30日 (月)

エアコン洗浄は要注意

都内にてリモコンが受信しなくなったとの点検依頼をいただきました😊

しかしエアコンが旧型のためメーカー部品はすでに在庫もなく交換はできません。

それでも一縷の望みに期待して点検を、とのお客さんのご希望で伺いました。
これから点検を行う室内機
なおリモコンの送信は確認して問題ありません。

室内機が通常より高い位置に設置されていましたがお客さんの脚立をお借りして見てみます。

この機種いつも前面グリルの外し方で戸惑うんですよ。

今回もなかなか外れずしばらくは浮かした状態で点検します。

リモコン受光部の付いている基板を外します。
リモコン受光部の付いている基板
うわっ、なにこれ・・・😲

アップ
基板の端子間が白い物体でつながっている
制御基板からきたリード線の端子間が白い物体でつながってます😅

この白いものはエアコンの洗浄のときに残留した薬品と思われます。

去年業者に洗浄を依頼したそうで、どうやらその時にこの基板を外さず行ったことで薬液が入ったようですね。

それがこの夏の冷房使用により結露した際端子間に付いてしまったようです。

エアコン洗浄の怖いところは薬液が強電部分に付着すると絶縁劣化で後になって発火することです。

20年程前まで当店でもエアコン洗浄をしていたのですが、辞めたきっかけは洗浄の薬品によりファンモーターから出火し火災になった公開記事を見て安全性を保証できないと判断したからです。

それでも自宅のエアコンだけは数年に一度やりますが😆

とりあえず白い物体を取り除きます。
基板上の白い物体を取り除いた
基板表面が一緒にはがれました。

かなり周囲も薬剤でやられてますね。

この状態でリモコンを操作すると・・・

”ピピッ”と受信。

おお、受光部品は無事なようです😄

なんとか前面グリルも外せて、制御基板間とショートや断線がないかテスターで調べました。
テスターでショートや断線がないか調べた
こちらはとくに問題なし。

しかしこの基板には各種表示ランプも付いているのですが運転ランプだけが点きません。

LEDが洗浄液にやられてしまったのかもしれませんね🤔

部品はもうないので仕方ありません。

基板を元に戻して
受光部の基板を元に戻して
応急処置となりましたが前面グリルを付けたら完了です。

業者によるエアコン洗浄は薬品が強力なので毎年のように行うと本体の寿命を縮めます。

また養生がいいかげんだと電気部品に薬剤がかかり思わぬ事故にもなりかねません。

しっかりとした業者へ依頼するのが肝心です。
(そうは言っても”あたりはずれ”ですけどね)

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2021年8月27日 (金)

推測は不正確

エアコンが冷えなくなったとの点検依頼をいただきました😊
(当店へ初めてのご依頼ありがとうございます)

症状を伺った際「急に冷えなくなった」とのことで室外機内のある部品を疑ったのですが・・・

現地に到着して室内機から吹き出している風に手をあてると冷房にもかかわらずほとんど冷えていない状態。

室外機のバルブを触ってみると
室外機のバルブに触ってみる
こりゃ疑った部品じゃないな・・・🤔

推測とは違うので一旦アタマをリセットして基本の圧力測定
エアコン停止時の圧力を測定
エアコンが停止しているときの冷媒圧力を測ります。

この時の気温は
気温は約33℃
約33℃で飽和圧力と比較して入っている冷媒はかなり少なくなっていることがわかりました。

ふと室内機から出てきた排水を見ると
室内機から出てきた排水を見ると
あらら・・・😱

油分が含まれてます。
室内機からの排水に油分が含まれている

拡大
ドレン排水に油が浮いている
油が浮いてます。

周囲は油で水がはじかれているところもあります。

こりゃ室内機の熱交換器に穴が開いてそこから冷媒が漏れてますね。

油はコンプレッサーを潤滑するために冷媒と一緒に流れる冷凍機油です。

熱交換器から冷媒と共に漏れた油が結露水に混じってドレンパン(結露水の受け皿)に落ち、屋外のドレンホースから排出されたものです。

室内機へ戻りリークディテクタ(ガス漏れ検知器)で検査すると
リークディテクタで室内機のガス漏れを検査する
中央付近で漏れ反応が出ました。

お客さんへ一通り説明すると数日前にも濡れたにコンクリート面がぎらぎらしていたそうです。

それが漏れ出た冷凍機油ですね。

また、ゆっくりした漏れであればだんだん冷えが弱くなります。

しかし速いとある程度まではコントロール(制御)でなんとかなるのですがその範囲を超えて冷媒が減ったとき急に冷えなくなります。

そのことから結構速いスピードで漏れていることがわかります。

残念ですが使用期間が5年を超えておりメーカー保証も効かないので熱交換器の交換は高額修理となります。

今後も考えて買い替えをお勧めして点検完了。

点検に向かう前にはある程度故障箇所を予想していきますが、その通りではないことが多々あります。

現場で見て、聞いて、触って初めて正確なことがわかってきます😊

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2021年8月25日 (水)

外壁タイルに配管穴を開ける

外壁がタイル張りのお家にエアコンの配管用穴を開けます😊
外壁がタイル張り

建物の外壁タイルというのは陶磁器のようなものなので汎用のコアドリルでは刃が欠けたり焼けたり、はたまたタイルが大きく割れてしまったりと役に立ちません。

タイル用のホールソーを使用します。

据付板を仮付けしたらまずは室内側(石膏ボード)の穴を開けます。
据付板を仮付けして石膏ボードに配管用の穴を開ける
ここは汎用コアドリルを使用。

この時点で外壁側にある構造用合板までは開けません。
室内側の石膏ボードのみ穴あけ
あとは外側から開けます。

次に外壁の穴の位置を決めるわけですが計測を間違えると室内と室外でずれてしまい使えません。

しかも排水の下り勾配等を確保するため室外側が室内側より少し下がってなければなりません。

慎重に何度も測ります😅

位置が決まったらホールソーのガイドを付けます。
穴あけ位置にコアドリルのガイドを付ける
黄色いものはガイドを取り付けるための両面テープ。

下には電力量計があるので養生しました。
電力量計を養生した
使用するホールソーは湿式ダイヤモンド。

先端の刃(?)につぶつぶのダイヤモンドがたくさんくっついています。

ホールソーも写真に撮ればよかったのですが工事に夢中で忘れました😅

湿式なのでホールソーの中に水を含ませたスポンジを入れてその水を使いながら切削します。

切削した際ドロドロの水が出てくるので周囲を養生するわけです。

タイルに穴が開いたら裏の構造用合板を室内でも使用した汎用のコアドリルで抜きます。

開きました。
外壁タイルに配管用穴が開いた
さて穴の位置はどうでしょうか。

室内側から貫通状態を確認します。
室内側から配管穴の貫通状態を確認する
ばっちり😊

穴にはスリーブ管を取り付けて
開けた配管穴にスリーブ管を入れて
穴あけ完了です。

外に向かってしっかり下り勾配になっています。

やっぱりモルタルやサイディングに比べタイル張りは大変ですね。

間違えてはならないというプレッシャーを感じます😅

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2021年8月22日 (日)

公団ボルトの幅が50cm?

昔から公団系の賃貸住宅にはエアコンを取り付けられるように”公団ボルト”と呼ばれる室内機固定用のボルトが壁から出ています。

それは通常45cmの間隔で2つですが・・・

お客さんからのメールでボルトの間隔が50cmとのこと。
室内機固定用のボルトが50cm幅
しかしエアコン側の据付板に設けられている固定穴は公団規格の45cmなので合いません。

”機種はどれにしたらよいか?”との質問をいただきました。

メーカーの図面を見ても立体的な構造までは把握できないため微かな記憶をたどり、確実ではないけれども問題なさそうな機種を案内しました。

そして工事当日。

室内機の背面(天地が逆さまになってます)
室内機の背面懐が深い
懐が深くなっています。

これがこの機種を選んでいただいた理由😊

他の機種ではボルト固定部分以外のところが浅くて本体に干渉してしまうものがあります。

では据付板の穴を50cm幅にします。

左側
据付板のボルト固定穴を金切鋏で広げる
金切鋏で公団ボルト用の穴を広げます。

こんな感じ
据付板のボルト固定穴を広げた

続いて右側
据付板にボルト固定用の穴を開ける
こちらは新しく穴を開けます。

開きました。
据付板にステップドリルで穴を開けた
使用したはステップドリル。

左にある長穴が元のボルト穴。

新たに開けた穴は少し下になってますがこれは建物から出ているボルトの高さが左右でズレているためです。
(建築というのは割とこんなもんです)

据付板を取り付ける前にお客さんと相談して建物に付いていたステンレスボルトを鉄へ交換。
ステンレスボルトを鉄ボルトに交換
据付板は鉄なのでステンレスボルトを使用すると周囲がサビてしまうことがあります。

特に今回は据付板を加工しているのでその部分がサビやすくなるため交換することになりました。

据付板取り付け
据付板の取り付け
同じく鉄のナットとワッシャーを用意し固定。

ボルトと室内機背面があたらないことを確認して室内機を設置します。
(試運転中)
室内機設置完了して試運転中

室外の設置状況
室外機の設置状況
試運転も終わり無事に工事完了😄

今回のような50cm幅のボルトは都内の公営住宅でよく見かけます。

エアコン室内機は昔から公団に合わせた45cmなので居住者が入れ替わる際に管理側で修正してもらえるといいんですがね・・・

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2021年8月20日 (金)

室外電源機の入替工事

15年位前の新築時に当店で取り付けたエアコンの入れ替え工事です😊

毎度ご依頼をいただきありがとうございます😄

私自身で取り付けたものであれば”なんじゃこりゃ”ということもなく安心して作業できます。

まずは撤去工事を開始
室外機の撤去を開始
壁には電源の接続ボックスがあります。

こちらのエアコンは室外電源機を採用しているのでこのようになっています。

普通のエアコンは室内にエアコン専用コンセントを設置してそこから電源を供給するのですが室外電源機はエアコンで一番電気を多く消費するコンプレッサーの近くに供給するのでプラグコードや連絡配線などでのロスが少なくなりますね。

エアコンでたまにあるコンセント部分での発火の心配もありません。

配管化粧カバーはまだ使えそうなのでそのまま再利用します。
配管化粧カバーはまだ使えそうなので再利用

室内機の写真は撮り忘れてしまったのでこのまま取り付け工事へ・・・

新しい据付板を設置
新しい据付板を取り付け
配管穴に入れてあるスリーブ(筒)もそのまま再利用。

室内機を引っ掛けたら前面グリルを外し
室内機を据付板へ掛けたら前面グリルを外して

このメーカー特有の固定強度を向上?させるねじを2箇所止めます。
室内機の固定強度を向上させるねじ

グリルやフィルターなどを戻して室内機設置完了。
室内機設置完了
なんだかすっきりしてますね。

室外電源機にはプラグコードがないので室内にコンセントも必要ありません。

メーカーのカタログ写真のような感じになります。

室外機を設置したら最後に電源を接続します。
室外機を設置したら最後に電源を接続する
室外機に直結(ねじ止め)なので先端をリング状にします。

これをめんどくさがって棒状のままねじを締めると端子台を破損し接触不良で過熱することがあります。

接続しました。
室外機端子台へ電源を接続
室外電源機のほとんどは200V仕様です。

端子台の金属カバーを戻して
端子台の金属カバーを戻して
このカバーは電線押えも兼ねています。

電線を押さえるところはケーブルの外装シースの部分でなければなりません。

室外機配管接続部
室外機配管接続部
アースも室外機に接続しました。

あとはここにカバーを付けたら完成です。
21081650

室外電源機は今でもときどき需要があります。

古いマンションなどでも室外にエアコン電源のある建物を時折見かけますからね。

ただし”エアコンの待機電力が・・・”と都度プラグを抜くかたには向きません。

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2021年8月15日 (日)

隠蔽配管から露出配管へ

隠蔽配管で取り付けられたエアコンを撤去して新しく露出配管で取り付けをとの依頼をいただきました。

撤去する室内機がこちら
撤去する室内機
ワイヤードリモコンが使われているところをみるとかなりの年数が経ってますね。

この背面から壁の中を10mほど配管され室外機へつながっています。

室外機は
撤去する室外機
ファンが右にあります。

日立のエアコンですが昔は他のメーカーと異なりコンプレッサーや接続口が左にあったんです。

ほかにも富士通なんかもそうだったような気がしますが当時はあまり数が出てなかったので記憶が曖昧。

左側に接続があると右利きではやりずらいんですよ。

持ち上げるときも左に重心があるため運びずらい。

いつの頃からかすべてのメーカーが右側接続になりました。

カバーを開けると接続があります。
カバーの中に接続がある。
このかたちも当時いやがられてました。

室外機を外したら壁から出ている冷媒管にキャップをします。
隠蔽配管にキャップをする
残留しているオイルが出てこないようにするため今回はこのようにしました。

新しい室外機はベランダへ取り付けるので隠蔽配管はもう使用しません。

室内機側も同じようにしました。

室内側は出ている冷媒管を壁内へ押し込んで
冷媒管を壁内へ押し込んで
室内外の連絡電線だけ出しておきます。

何に使うかというと
室外機に接続してあったアース線
いままで室外機に接続してあったアース線と隠蔽の連絡線を接続して室内の専用コンセントをアース端子付きに取り替えようというわけです。

念のため接地抵抗値を測定
接地抵抗値を測定
電源側に所定の漏電遮断器が付いているので抵抗値は問題なし。

この日はここまでで一旦終了。
後日取り付け工事に伺います。

そして日は変わって取り付け工事
据付板の取り付け
以前室内機のあったところはきれいにクロスが貼られていました。

お客さんと相談して右側の壁に取り付けることになりました。

配管穴もあけて
配管穴を開けて

電線がありました😅
壁の中の電線
切らないように要注意です。

穴にはスリーブ(筒)を付けました(画像なし😅)

取り付け完了
エアコン取り付け完了

室外機はすぐ裏のベランダへ付けました。

さて次はコンセントの交換です。
コンセントを交換する
以前の室内外連絡線(アース線として使用)は壁の中を通してコンセントへ配線します。

プレートを外すと
プレートを外すとアース線がある
あら?

すでにアース線がありますね。

コンセントを外すと
コンセントを外すと
つながっていないアース線です。

使用できるか接地抵抗値を測定
接地抵抗値は問題なし
そのまま使えます。

ということは内外連絡線も不要でした🤣

なんで初めからアース端子付きコンセントが取り付けられていないかというと・・・

推測ですが、
新築時にはアース端子の付いたコンセントだったけれどもエアコンのプラグと形状が合わないためエアコンを取り付けた業者がアースなしのコンセントに取り替えてしまったと思われます。

エアコン取付業者は昔からイイカゲンなのが多いですからね。

なのでコンセント交換のみで完了
エアコン試運転中
室内機の取り付け位置が変わったことでプラグコードとアース線が長く露出してます。

電線が出ていた穴部分のクロスを貼った後にコード類をモールなどに入れていただくということで終了しました。

隠蔽配管は建物の美観という意味で建築の設計士などが好みます。

でもそれ以外になんのメリットもなくデメリットのほうが盛りだくさんなので他に理由がない限り勧められてもやめましょう。

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2021年8月 6日 (金)

コンセントの交換

200V用のエアコンを設置し、それに合わせエアコン専用コンセントを100Vから200Vへ交換します😄

こちらのお客さんは10数年前の新築時から何度かご依頼いただいており設置してあるエアコンは全部当店で取り付けています。
(いつもありがとうございます!)

いつものように室内機を取り付けるため据付板を取り付けて配管穴を開けます。
据付板の取り付けと配管穴を開けて

室内機を引っかけたら一旦前面グリルを外します。
室内機を取り付けたら一旦前面グリルを外す
なぜこんなことをしているのかというと・・・

この機種は
室内機固定強度向上用ねじの取り付け
室内機の固定強度向上ねじというものがあってグリルを外さないと取り付けられないから😅

グリルを戻して室内機設置完了
グリルを戻して室内機取り付け完了

本題のコンセントの交換を行います。
100Vコンセントを200Vへ交換
このコンセントの形を見て200V用と思っている方がたまにいらっしゃいますが100V用です。

ためしに普通の100Vプラグを差してみると入ることがわかります。

左側が横に切れていて”T”を横にしたような形をしてます。

なぜこんな形をしているのかというと20Aまで流れる機器を使用できるようにするため。

普通のコンセントは15Aまでですがエアコンのようにたくさん電気を使用する機器では機種によって20Aというものもあります。

交換作業をする前にブレーカーを切ります。

コンセントを取り外して電線の先端(銅線が露出している部分)切断しました。
コンセントを取り外して
人によっては切断せずに次のコンセントにそのまま使用すればいいと考えますが・・・

新しい200Vコンセントに接続するため電線の被覆を取ると
電線の被覆を取ると銅線が黒い
真っ黒ですね😅

このままでは接触がよくないので磨きます。
(接触がよくないと電気が入ったり切れたりするのではなく発熱します)

すると・・・
銅線にキズがある
電線にキズがありますね。

このキズはこちらの建物を建てた時の電気屋さんが電線の被覆を取る際にナイフやペンチなどで付けたものです。

このような単線の電線ではキズを付けるとその部分に曲げ力が加わった際に折れてしまい、これも発熱発火の原因となります。

電気工事士の技能試験でこれをやると落ちます。

こういうことがあるから先ほど切断したんですよ。

もちろん電線の長さに余裕がなければできませんが。

キズの部分を切断して再度被覆を取って磨きました。
電線の被覆を取って銅線を磨いた
被覆を取る長さもコンセントの指示に従います。

200V用コンセントの取り付け完了
200V用コンセントの取り付け完了
200V用にも15Aと20Aがあり、これも定格20Aです。
(15Aでも使えます)

これでプラグを差し込んでエアコンの運転開始!

なんてこと思っている方いませんか?

残念ながらこのコンセントはまだ100Vのままです。

あくまでコンセントはそこへ差し込めるプラグを限定しているだけで電圧を切り替える機能はありません。

ではどこで電圧を切り替えるかというと分電盤
分電盤で電圧を切り替える
ここで回路を200Vにします。

ブレーカーが200V用かも必ず確認。

切り替えが終わったら線間、対地間の絶縁抵抗測定をして漏電などがないか調べてからブレーカーON。

コンセントの電圧は
電圧測定
206V、だいたいこんなもんです。

あとは各種測定結果などを保存するため控えます。

室外機も取り付け終わってエアコンを試運転したらすべて完了😊

なおコンセント交換や電圧切替の作業は自宅であっても電気工事士の資格がなければできない内容となっています。

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2021年8月 2日 (月)

鉄骨構造はブレースが心配

今回は鉄骨構造の一戸建てへのエアコン設置です😊

鉄骨構造の建物には木造在来工法の筋交いと似たような形でブレースと呼ばれるものがところどころ入っています。

ブレースの多くは鋼棒で建物の構造強度に関する重要なものなので筋交い同様切断することは許されません。

それ以前に切断すること自体困難だと思います。

ブレースが穴に多少かかっている程度であればそれをかわすように配管はできますがスリーブ(防護や空気の流れを遮断する筒)を通すことができません。

そこでお客さんには事前に図面を入手ご用意いただきました。

設置場所にはブレースが入っていないことが確認でき取り付け作業を開始です😄
鉄骨構造の建物へエアコン取り付けのため配管用の穴あけ
据付板を仮固定し配管用の穴を先に開けます。

図面を信用しないわけではありませんが事前に念のため小さな穴を開けて壁内を探りました。

エアコン専用コンセントがすぐ右に設置されてますが、こちらはお客さんのお知り合いが電気工事屋さんとのことでそちらで施工していただきました。

穴の中に心配していたブレースはありません。
配管穴の貫通部にブレースは無し
断熱材もありません。

この建物は外壁が厚み10cm程度の気泡コンクリート(ALC)なのでこれが断熱や遮音などを兼ねています。

気泡コンクリートと言ってもALC板は石膏ボード並みに簡単に切れるので穴あけも問題ありません。

すぐ右には室内の石膏ボードを支える柱材が見えます。
石膏ボードを支える柱材
これも事前に調べて避けています。

外壁まで貫通
配管穴を外壁まで貫通
このままエアコンを付けて外側からパテで穴を塞いでも壁内と室内を空気が行き来できてしまいます。

そこでスリーブを入れて
貫通した穴にスリーブ取り付け
防止します。

これで虫の侵入も防げてパイプの防護にもなるという一石三鳥?

でもスリーブを付けないという手抜き工事は現在の定番ですね。
当ブログをよくご覧くださっている方々はご存知と思います。

室内機取り付け完了
室内機の取り付け完了
アース線がつながってませんが・・・

コンセントにアース端子はありますが、”浮いてます(つながってない)”と表示があったのでダミーです。

そのかわり室外機のそばに新たに接地工事がされていたので
取り付けた室外機
こちらでつなぎました。

なお、室内機もしくは室外機のどちらか片方にアース線を接続します。
(室内外機両方に別のアースを接続してはいけません)

※一般には”アース”と呼ばれてますが本来は”接地(せっち)”と呼びます。

そしてここは地面なので室外機の置台は軽量ブロックを使いました。

やっぱりこれが一番安定度がいいですね。

エアコンの取り付けは建物の構造によって注意する点が異なります。

同じ木造でも軸組かツーバイフォー(シックス)かによってちがうのでこれらが工事の難しさになっています。

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