フォト
無料ブログはココログ

リンク

« 室外機の台をコンクリート製に交換 | トップページ | 入替工事、隠蔽配管に漏れは? »

2021年6月26日 (土)

パテが取れてしまった

横浜市都筑区にて、エアコンのパイプを通している外壁の穴に埋めてあるパテが取れてしまったとの修理依頼をいただきました😊

戸建ての2階できれいに無くなってますね😅
配管パテが取れてしまっている
お客さんはエアコンから鳥の鳴く声が聞こえてきて気付いたそうです。

ずいぶん前に地面に白いもの(パテ)が落ちていたそうですがそれが埋めてあったパテとはわからず気にしてなかったとのこと。

このエアコンを取り付けた人はこのパイプの仕上がりからしてベランダから身を乗り出して片手でパテ埋めをしたのかもしれません。

配管パテは時間が経つと硬化して粘着力が弱まるためしっかり押さえないとしばらくしてはがれてしまうんですよ。

工事というのは作業の時間を短縮しようとすると必ず質が落ちます。

経験上、工事はゆっくりやっても必死に急いでやっても時間はほとんど変わりません。
急げば無駄な動きが多くなりミスや事故を誘発するだけ。

時間短縮の一番簡単な方法は何かわかりますか?

そう、”てぬき”です。
だから質が落ちるわけです。

梯子を用意して作業開始
配管パテ補修のため梯子を用意
伸ばして登ります。

配管穴の状態
配管穴の中にはスリーブがない
中にスリーブ(筒)がないですね。

これでは虫も壁の中へ入り放題😆

ヘタすると建物内にハチの巣が作られてしまうこともあります。

いまさらスリーブを取り付けることはできないのでパテ埋めのみ行います。

パテでふさいで
配管パテで穴をふさぐ
しっかり押さえたのでこれで大丈夫です。

今回はさらに
パテの上にシリコンコーキングで補強
違いがわかりますかね。

パテの上にシリコンコーキングを薄く塗布しました。

これではがれ防止とパテの硬化も防ぐことができます。

降りて作業完了。
穴埋め作業完了

1階など低いところであればホームセンターなどにパテが売っているのでご自身で補修されてもいいと思います。

室内で仕上がりが気になるのでしたら専門の業者へ依頼するのも方法です。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« 室外機の台をコンクリート製に交換 | トップページ | 入替工事、隠蔽配管に漏れは? »

エアコン修理作業」カテゴリの記事