落ちたエアコンを新品へ交換
室内機の落下したエアコンを新品へ交換する工事を行いました。
(ご依頼ありがとうございます😄)
一年程前に落下してそのときは点検に伺いました。
当時の状況はこんな感じ。
向かい側にある梁との間につっぱり棒3本で押さえてありました😅
有名な通販会社で購入、そこの下請け業者が取り付けたそうです。
本体は製造から10年程度経過しており室内機やその他もろもろの状態を見て買い替えをお勧めして点検を終えました。
しかし購入したのは6年程前とのことだったのでかなりの型落ち品だったのでしょうか?
その後約一年経過。
すっかり忘れていましたがお客さんから連絡があり入替工事をおこないます。
室内の壁などはきれいに改装されてました。
これは室内機落下の定番。
巻貝のような形をしてます。
なぜこれを使用するのかというと安くて施工が簡単だから。
安い金額で請け負ってしかも数をこなそうとする業者さんにはぴったりな材料😆
でもあちらこちらで落下事故が発生してさすがにメーカー側も”これじゃいかん”とこのタイプは使用禁止になりました。
新しく取り付ける室内機は奥行きのある機種のため金属製カサ式ボードアンカーでもやはり落下の危険があります。
お客さんには事前に躯体コンクリートへアンカーを打ち込む許可を得てもらいました。
コンクリートアンカーは室内機を支えるに十二分の強度があります。
アンカー打ち込みの画像は撮り忘れ😅
これはアンカーを打ち込む棒(打込棒)
コンクリートドリルで下穴を開けてアンカーをセットしたらこの打込棒で叩くとアンカーが広がり固定されます。
打込棒もハンマードリルに取り付けてドリルのハンマー機構で行います。
アンカーを打ち終わったら全ネジボルトを切断します。
全ネジカッターで”ウィーン・・・”
右下に下穴を開けたコンクリートドリルが写ってますね。
ボルトをアンカーへセットします。
右側はまだ切断位置計測中です。
コンクリートと表面の石膏ボードの間は数センチの隙間があるため念のためネジでズレ止めしています。
躯体コンクリートへのアンカー打ち込みはどこのマンションでもできるわけではありません。
許可は管理組合等の判断になりますので不可の場合、室内機用の補強がされていない建物(壁)では取り付けられる機種もある程度限定されます。
たとえ補強がされていたとしても強度に問題がある場合も散見されるので機種選びも慎重にする必要がありますね。
http://kato-aircon.com/
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