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2021年6月30日 (水)

入替工事、隠蔽配管に漏れは?

川崎市麻生区にて、以前こちらで修理したエアコンを新しいものへ交換する工事です😊

その後ガス漏れが再発していないか、また工事の方法等を検討するため事前に現地調査を行いました。

もしもガス漏れしていたら隠蔽配管に問題がある可能性があり施工できません。

修理から4年近く経過してますが結果は問題なし😄

見積もりをしてOKをいただいたので工事に伺います。

撤去するのはこちら
撤去する室内機
なんだか配管の取り回しが中途半端な感じですね。

電源コードも長いまま束ねてあってなんとかならなかったんでしょうか?

左下には点検口
隠蔽配管と接続するための点検口
この点検口は室外機へとつながる隠蔽配管と接続するためにあります。

[隠蔽配管とは]
ここでいう隠蔽配管は先行隠蔽配管で建物建築時に壁や天井内部に配管されているもの。
埋設配管などともいい、交換するには壁や天井を壊さないとできない。

室外機側は
撤去する室外機とその周辺
室内側の画像と見比べるとまるですぐ後ろの窓のある部屋に室内機が付いているように見えますがそうではありません。

隠蔽配管で離れた部屋までつながっています。

前回の修理で手つかずだった冷媒管のジョイントが配管化粧カバーの中にあるのでそこも今回は交換してしまいます。

点検口を開けて
点検口を開けると前回修理した冷媒管接続部がみえる
4年前に修理した冷媒管接続部があります。

左にある電線の接続は差込形コネクタが使われていて何の防護もされてないのでここも直します。

ドレンは・・・
パイプスペース内のドレンホースに断熱がされていない
断熱されてないですね😅

これじゃ夏場はホースがびっしょり結露します。

これでよしとする感覚がわかりませんな🤔

撤去完了
エアコン撤去完了

室内機から点検口までのパイプ電線類も撤去
撤去したパイプ電線類
新しいものへ交換します。

取付作業開始

ちょっと作業が飛びますが室内機を取り付けたら点検口内で冷媒管を接続し断熱
点検口内で隠蔽配管と室内機からきた冷媒管を接続し断熱
この上からコーテープを巻いて更に防湿テープで仕上げます。

ドレンホースを塩ビ管に接続し、電線も接続。
断熱ドレンホースを塩ビ管へ接続し、電線を圧着接続
もちろんドレンホースは断熱材が付いているものを使用。

電線は圧着接続です。

ひねったら簡単に取れてしまうような差込形コネクタは使いません。

圧着したところには絶縁キャップを取り付けて
圧着したところに絶縁キャップを取り付け
いまはテープ巻きなんて手間のかかることをしなくても便利なものがあります😄

ビニルテープだと劣化してはがれることもありますが絶縁キャップはその点安心です。

さらにこの上に
電線接続部に防護カバー
防護カバーを取り付けます。

電線の接続部は露出させてはいけません。

室内側施工完了
エアコン室内側施工完了
以前とは配管の仕方を変えているのがわかりますか?

次に屋外の作業
配管化粧カバーの中に冷媒管接続部がある
配管化粧カバーを開けると冷媒管の接続部があります。

断熱材をはがして
冷媒管接続部
ユニオンと呼ばれる接続器です。

これは新しいものに交換します。

ユニオンから冷媒管を外して見ると
冷媒管フレア面に段やバリがある
この部分をフレアといいますが段やバリがあって汚いです😅

フレアは冷媒のシールの役割をしているので肝心なんですよ。

フレア加工の仕上がりを見れば工事人の仕事に対する姿勢や技量がわかるってもんです。

配管、電線を接続し室外機も設置完了
室外機設置完了

試運転
エアコンの設置が終わって試運転中
問題なく終了しました😊

隠蔽配管はどうしても途中の接続が多くなってしまいますね。

その分工賃も高くなります😅

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http://kato-aircon.com/

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