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2021年5月26日 (水)

先行隠蔽配管へエアコン取付

賃貸戸建て住宅へエアコンの取り付け依頼をいただきました。
ありがとうございます😄

場所は東京都内。

隠蔽配管(埋設配管)なので工事の前には設置可能か調査に伺いました。

先行隠蔽配管は建物を建てているとき壁、天井、床を貼る前に冷媒管、電線、ドレン管(塩ビ管)を埋設して完成後にエアコンを取り付けるる方式です。

しかしこの配管埋設を不慣れな業者が行うと一度きりしか使えない(エアコンの交換ができない)などの問題が発生するためある程度の経験を積んだ人でないとだめなんですよ。

また何回もエアコン交換ができるわけでもなく、いずれは使えなくなってしまうものなんです。

それを確認するために事前調査をしたわけです。

上記のことから賃貸住宅であったとしても本来はエアコンを建物側設備として設置しておくべきで入居者が入れ替わる度に取り替えていると隠蔽配管の寿命を著しく短くしてしまいます。

そのことをオーナーがわかってないんですね。
(そりゃ知らないのが当然か😁)

室内機はここに取り付けます。
室内機設置場所
壁から出ているのが冷媒管と電線です。

近づくと
冷媒管がユニオン接続されている
冷媒管(銅管)がユニオンという接続器で延長されてますね。

おそらく新築時に取り付けたエアコンはこのユニオン部分で室内機の補助配管(室内機から出ている管)と接続されていたのでしょう。

その後入居者が入れ替わって別のエアコンを付けたところ今度は補助配管が短く延長する必要がありこのユニオンが取り付けられたものと推測できます。

続いてドレン管(排水管)はどうなっているか・・・
壁内のドレン管(塩ビ管)
こ、これは・・・

こちらの建物は築20年弱経過しているようですが塩ビ管の上端の施工を見て誰が埋設配管を工事したかわかりました。

多分わたしがまだ社員時代の時(約30年前)の上司です。

まだ日本が景気が良かった時代は隠蔽配管の需要が多く、社員皆どうすればエアコンを取り付けやすくできるか考えながら施工していました。

そこでその上司は塩ビ管の先端を竹やりのように斜め切りする方法を実践していたのを明確に覚えています。

しかも室内機から出ているドレンホースをそのまま差し込めるようにVP30にサイズアップしてあります。
(ほかの部分はVP20)

隠蔽配管への取り付けはドレン管の施工が悪く断ることが多いのですがこれなら大丈夫😊

そして電線。
壁から出ている電線が途中で接続されている
途中に接続がありますね。

これも入居者が入れ替わった際に短くて延長したのでしょう。

この電線は室内機と室外機の連絡線で電源供給と通信に使われます。

接続には
電線が差込形コネクタで接続されている
差込形コネクタが使われています。

このようにどこでもおかまいなしに電線を接続するから事故が起きて問題になるんですよね。

ということでこの接続は撤去し安全な方法にします。

では取り付け工事開始。

まずは据付板を取り付けました。
室内機据付板を取り付け

今回も本体の補助配管が短いためユニオンを使う必要があります。
ユニオン接続
でも他業者の行ったユニオン接続を信用するわけにはいきませんよ。

そのまま使ってもガス漏れしないだろう・・・などと安易な期待は禁物。

古いものは撤去して
ユニオン、撤去したものと新品
新しいユニオンを使ってつなぎ直します。

フレアを6つも加工しなければ😆
フレア加工
ふぅ、容易ではありません。

壁から出ている銅管はかなり硬化しているので折らないように特に注意が必要です。

加工が終わったら室内機を引っかけて
室内機を据付板に引っ掛けて
施工しやすいように室内機のカバーは外してます。

すべての配管、電線の接続が終わりました。
隠蔽配管へパイプ、電線接続完了
室内機の左に電線の接続用にボックスを設置。

今回賃貸住宅ということで電線の接続はボックスと電線を壁内に埋め込む方式ではなくすべて露出で行いました。

そのほうが物件退去時に問題になりません。

カバー類をすべて付けて完成
隠蔽配管の室内機取り付け完了
室外機側の施工の様子は写真がありませんでした。
(いつもの撮り忘れ😅)

こちらではもう一台施工したので次回アップする予定です。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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