先行隠蔽配管へエアコン取付(2)
前回に続き2台目の施工です😄
ただしこちらの壁から出ている冷媒管(銅管)はかなり硬くなっていて折らないようにとくに気を使いました。
銅管は曲げ伸ばしするたびに硬化して無理に加工しようとすると折れます。
配管類の接続を終えて
このあと室内機のカバーを付けたら左に出ている電線を接続します。
前回同様こちらも壁から出ている電線が短く中途半端なところに接続があり危険なので直します。
どうも差込形コネクタみたいな簡単な接続器は電線どうしをぐいぐい動かすと抜けてくることもあるので使いません。
圧着接続して絶縁キャップを被せます。
次に室外側を施工します。
右側に冷媒管と電線、そして左にはドレン(排水管)の塩ビが出ています。
電線の先の方を見ると
いつ書かれたものかは不明ですが”R410にて使用”の文字が。
R410って何?
これは冷媒(フロン)の種類を表しています。
(正しくはR410A)
今回取り付けるエアコンの冷媒はR32。
この表示が信用できるものであればそのまま使用しても問題ありません。
もしここにR22と書かれていた場合はそのままでは使用できません。
配管洗浄が必要になりかなり高額な費用が発生します。
(なお当店では配管洗浄まではおこなっていません)
R22に使用されていたコンプレッサーオイル(冷凍機油)が管内に多く残留していると新しいもの(新冷媒用)と混ざって固まり、冷媒サイクルを詰まらせてしまいます。
まあこれを信用するしかありませんね。
室外機設置完了
壁から出ていた冷媒管と電線が短いため建物裏に余っていたブロックを使わせていただき室外機を高くして取り付けました。
ブロックと樹脂の台は滑りやすいため
ねじを打って滑り止めにしました。
試運転は排水も含め問題なく完了です😊
これから家を建てるという方は見た目を重視して隠蔽配管にするのはやめましょう。
見た目以外なんのメリットもありませんので。
http://kato-aircon.com/
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