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2021年2月 8日 (月)

これは施工のレベルが低いなぁ

川崎市内のマンションにて取り外し工事の依頼をいただき伺いました。

1~2年前に新品のエアコンを購入しどこかの業者に取り付けてもらったそうです。

室内機
取り外すエアコン室内機
見たところ普通に付いているなという感じ。

室外機
取り外すエアコン室外機
こちらもいたって普通。

特筆することはなにもありません。

いやいやこれからが本番😁

いつものごとく
テープが上下逆巻き
テープが上下逆巻き。

この時点で以降なにかありそうな予感がしてきます。

室外機のカバーを外すと
電線の皮むきが長すぎる
電線の皮むきがチョー、ロング😆

電線押さえがまったく機能していません。

これも気になるな~
電線がバルブに接触している
電線がバルブに接触するような取り回し。

とくに下にある太いほうのバルブは暖房時かなりの高温になる場合があります。

そして電線
内外連絡電線が1.6mm
1.6mmが使われてます。

現在では機種によって状況により1.6mmを使用することも可能ですが基本は2.0mmでしょ。

細い電線を使用するということはそこで電気が熱へ変わる量が増え損失が大きくなるということです。

こういうところだけは据付説明書をよく読んで少しでも安い材料を使おうと努力を惜しまないんだよな🤔

バルブ付近は
バルブ付近がコンプレッサーオイル濡れ
コンプレッサーオイルで濡れています。

管内に冷媒と一緒に循環するオイルがにじみ出ています。

ということは冷媒が漏れているということです。

銅管接続のフレアナットがすべて軽い力で緩んだので締め付けが不足してます。

締め付け不足はトルクレンチを使用することでよくあること。

そのことをわかっていないのでしょう。

”えー?、適正に締めるためのトルクレンチでしょ。”

たしかにその通りなんですが・・・
でもエアコンの場合は事情が異なるんですよ。

ナットの大きさに比べてトルクが低いため、ちょっとしたことで変動してしまうんです。

それは、ナットやユニオン、銅管などの材質・精度・硬度・滑り具合・油分、そしてトルクレンチの精度(校正不足)・掛ける角度・締める速さ、etc・・・で変わります。

自動車などの精度の高い工業製品の締め付けと比べてはいけません。

DIYで1、2台取り付けるだけならトルクレンチでもいいですが、本職の人はそれだけじゃダメなんです。

まだ冷媒不足までにはなっていませんでしたが、冷媒管を長く延ばすとその影響が出てきます。

作業は進み中間のジョイントを外そうと断熱材をめくると、
冷媒管が座屈している
冷媒管が座屈してました。

配管穴付近の曲がり部分での接続なので多少潰れることはありますが、ここまでだと効率低下になります。

でも本体側の銅管ではないので潰れたところを切断して再使用は可能です。

室内機の電線接続も
電線の皮むきが長過ぎて電線押えが機能していない
やはり皮むきが長過ぎて電線押さえが機能していません。

アース端子への接続を見ると
電線のリングができていない
電線がフックみたいな形になっていてリングができていませんね。

この方、第二種電気工事士の資格すら持っていないようです。

こんな接続を試験会場でやったら笑い者。

これじゃ外してしまったほうがいいなと思いねじを外すと
アース端子に使われているねじが違う
これねじが違ってるよ😆

電気の接続にはこのようなタッピングは使いません。

もっとねじ山ピッチの細かいものを使用します。

元から付いているねじを紛失したんですね。

これを取り付けた方はこの部分に限らず室外機側でもねじが入れ替わって付いていたので、その辺の管理ができないようです。

お客さんは遠くへ引っ越しされるので状況を説明しておきました。

取り外しは完了。

室内側
エアコン取り外し完了、室内側

室外機
取り外した室外機

壁の配管穴はパテで塞ぎました。

とにかくエアコン工事はレベルの低い者が必ずいるので施主にとってみればくじ引きみたいなもの。

ハズレがこないよう祈るのみですね😅

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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