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2021年2月13日 (土)

マンションにエアコン取り付け

今回は東京都渋谷区のマンションへのエアコン取り付け工事です😊
(エリア外出張です)

室内機設置場所はこちら
室内機設置場所
エアコン用のコンセントと配管穴の右横に取り付けます。

まずは据付板の取り付け
室内機据付板の取り付け
壁が合板だったのでネジだけで固定できました😄

配管穴を覗くと
配管穴の中
(実際はエアコン工事を始める前に穴の中は不具合ないか確認しています)

中に電線が見えますね。
それは問題ではありません。

それよりも穴の入り口から奥にあるコンクリート面まで30㎝程の空間が。

内壁から外壁面までは50cm以上あります。

これでは壁内でドレンが弛んだりして逆勾配になるおそれがあります。

内壁側より外壁側の穴が低い位置にあり勾配を確認できたので
穴の内壁から外壁へ52cmの塩ビ管を挿入
塩ビ管(筒)を52cmで切断し挿入しました。

外壁側には
外壁側の穴から挿入した塩ビ管が見える
筒の先端が見えます。

これでドレン勾配を確保できます。

室内機を掛けて配管接続
スプリングベンダーを使い銅管を曲げる
スプリングベンダーを使って穴の部分で銅管を急角度に曲げます。

機械式のベンダーというのもありますが状況によって使い分けが必要です。

室内機設置完了
室内機設置完了
穴のパテ埋めは工事の最後にします。

途中の写真はありませんが配管後の外部の状況
外壁の配管
穴の真下には別の部屋の室外機があるためサッシの上を配管して左の方へ。

これ・・・
パイプを外壁の穴から一旦下げてまた上げる
なんでここでパイプが下に曲げてあるかわかりますか?

見た目には水平に左方向へ配管したほうがきれいですよね。

理由は長年エアコン工事をしている人であれば当然のように知っていると思います。

これは水切りです。

エアコンのパイプは雨があたらなくても冷房時、屋外ではパイプが結露を起こします。

その水が溜まって室内や壁内へにじみ出るのを防ぐため。

ドレン管の立ち下げはお客さんのご希望で塩ビ管を使用。
ドレンの立ち下げに塩ビ管を使用
劣化による破断を防ぐことができます。

サッシの左側でパイプを下げて
外壁配管

室外機へ接続
室外機へパイプを接続

工事が一通り終わって試運転もお客さん立ち合いのもと問題なし。

道具を片付けるため作業車を駐車場へ取りに行こうとしたところで・・・

”まてよ・・・そういえば室外機の置き場の防水がなかったな🤔”

以前(昔)機器が設置されていたであろう床の部分が防水されていなかったのです。

戻って室外機にドレンホースを接続
念のため室外機にドレンホースを接続
暖房時に室外機から排出されるドレン水が防水された部分へ流れるようにホースを出しました。

そもそも雨のかかるところでここまでする必要はないかもしれませんが念のための措置です。

これですべて完了。

エアコン工事は現場ごとに応じた判断と工事方法、材料が必要なんですよね。

単に通り一遍のことができるだけでは足りません。

わたしは現在でもエアコン工事は難しいと感じています😅

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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