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2021年1月23日 (土)

ガス(冷媒)漏れ点検へ

昨年エアコンが効かなくなって他の業者(便利屋さんらしい)にて点検修理を行ったところ1ヶ月程度でまた冷媒不足のエラーが出てしまったとのことで今回は当店が伺いました。
(神奈川県相模原市へエリア外出張です)

ご依頼いただき有り難うございます😊

前回の修理では室内機と室外機両方の接続から漏れているという判断でそこを直してガスを充てんしたそうです。

その後再びエラーが出た時点でお客さんが他にも接続がないか調べたところ途中にもうひとつあったそうで、そこから漏れているのではないか?と連絡をいただきました。

状況は
ガス漏れ点検のため配管化粧カバーを開けた
このようになっていて配管化粧カバーは点検のため開けてます。

前回修理をした業者さんは便利屋さんとのことなのでカバーの中に接続があるとは思わなかったかもしれません。

このエアコンの冷媒管は先行隠蔽配管で建物新築工事と共に施工されたもの。

その場合、冷媒管は短めにされエアコン設置時に延長接続する形態が多いのですがそれを知らなかったのでしょう。

カバーの中にある延長用の接続部
カバーの中にある冷媒管ユニオン接続部
ユニオンと呼ばれるもので接続されています。

断熱材はお客さんではがしたそうです。

ユニオン部分は少しオイル(冷媒管内を流れるコンプレッサーオイル)が付着していかにも怪しいです。

でも、まちがいなくここから漏れているのか確認する必要がありますね。

しかしガスはすでに空っぽ😅

点検用にガスを少量入れて調べることにしました。

リークディテクタ(ガス漏れ検知器)をあててみると
リークディテクタにガス漏れ反応あり
レベルメーターが振り切り漏れを確認できました。

お客さんの予想通りです(すばらしい😎)

修理方法としては二つ考えられます。

・ユニオン接続だけをやり直してガスを充てんする。(修理費は安価だが長期信頼性は中程度)
・接続部を溶接してガスを充てんする。(修理費は高価だが長期信頼性が高い)

前にも触れているように先行隠蔽配管なのでエアコンを入れ替える際も冷媒管は取り替えません。

そう考えると溶接接続して次回入れ替え時もそのまま使えるように長めに冷媒管を延ばしておくのがいいかもしれません。
(現在長さがぴったりで次回足らなくなる可能性があるため)

ちょっと気になるのは前回の内外機接続部修理が便利屋さんというところ。

しかしそれを考え出したらキリがないですね。

見積もりを出して一連の点検作業は完了です😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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