外壁、ガルバリウム鋼板
外壁にガルバリウム鋼板が貼られたお家へのエアコン設置です。
場所は東京都町田市、当店をご利用いただき14年ほどのお付き合いになるお客さんのお宅です。
(いつもありがとうございます😊)
いつものように室内機の設置から
ガルバリウム鋼板が貼られていても通常の穴あけと変わりません。
今度は屋外側の作業になります。
室内機を設置したのは2階です。
二連梯子を掛けましたが、いっぱいまで伸ばしても配管穴まで届きません😅
室内機の位置が通常の2階建よりも高いところにあるため。
この梯子、じつはもともと三連でかなりの高さまで伸びるのですが通常の2階建てでは長すぎるし作業性悪いしということで一段外しています。
いわば改造して使ってます😁
もう一段つなぐと工賃があがるのでまずはこのままで挑戦。
といっても穴の高さまで登るとつかまるところがないため作業できません。
よく電柱に登ってる人が使っているあれです。
梯子のてっぺん付近に胴綱を掛けて
これで両手を放して作業できます。
この胴綱の使い方も本来とはちがうのでマネしてはいけませんよ。
慣れないと事故を起こします。(慣れも危険ですけど)
エアコン工事は危険な作業もたくさんあります。
高所恐怖症の方はやめたほうがいいです。
穴からは室内機のパイプが出ています。
いつもと違うのはここです。
ガルバリウム鋼板は金属なので穴あけした部分は鋭利で電線などが傷つけば漏電やショートしてしまいます。
今回パイプに配管化粧カバーを取り付けるので下方向へ急角度に曲げるため、その内側は切れてしまいます。
そこで養生管は長めに壁から出したくさんの切り込みを入れ広がるようにし、周囲には絶縁用の自在ブッシングを入れました。
電線は室内機を掛ける前に予め上部(外側)になるように処理してあります。
これで大丈夫😊
この日はもう夕方近いのでここまでにして電線を丸めて穴を仮にパテ埋め。
翌日続けて作業開始。
雨予報も出ていましたが曇りベースで北方向の風がちょっと強め。
梯子には転倒防止にロープを左右に張りました。
梯子は人が登っていないときに風が吹くと転倒の危険性が高くなります。
すでに配管化粧カバーも取り付け終わってます。
穴の出口の配管化粧カバーに丸いタイプを使用していますが、先ほどのガルバリウム鋼板用に養生した場合はこれでないとうまく付きません。
室内に行き絶縁抵抗測定をしたら運転開始
試運転結果は問題なし。
このエアコンは移設したもので、取り外し時本体に問題(こちらの記事)があったため後日メーカーで無償修理するそうです。
今回も当店をご利用いただき有り難うございました。
また機会がありましたら宜しくお願い致します😄
http://kato-aircon.com/
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