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2020年11月

2020年11月28日 (土)

外壁、ガルバリウム鋼板

外壁にガルバリウム鋼板が貼られたお家へのエアコン設置です。

場所は都内、当店をご利用いただき14年ほどのお付き合いになるお客さんのお宅です。
(いつもありがとうございます😊)

いつものように室内機の設置から
据付板の取り付けと穴あけ
ガルバリウム鋼板が貼られていても通常の穴あけと変わりません。

室内機の設置完了
室内機設置完了

今度は屋外側の作業になります。
外壁に二連梯子を掛けて
室内機を設置したのは2階です。

二連梯子を掛けましたが、いっぱいまで伸ばしても配管穴まで届きません😅

室内機の位置が通常の2階建よりも高いところにあるため。

この梯子、じつはもともと三連でかなりの高さまで伸びるのですが通常の2階建てでは長すぎるし作業性悪いしということで一段外しています。

いわば改造して使ってます😁

もう一段つなぐと工賃があがるのでまずはこのままで挑戦。

といっても穴の高さまで登るとつかまるところがないため作業できません。

そこでいつもの胴綱
電気工事に使う胴綱
電気工事用のものです。

よく電柱に登ってる人が使っているあれです。

梯子のてっぺん付近に胴綱を掛けて
梯子のてっぺん付近に胴綱を掛けて
これで両手を放して作業できます。

この胴綱の使い方も本来とはちがうのでマネしてはいけませんよ。

慣れないと事故を起こします。(慣れも危険ですけど)

エアコン工事は危険な作業もたくさんあります。
高所恐怖症の方はやめたほうがいいです。

穴からは室内機のパイプが出ています。
ガルバリウム鋼板の外壁に出たエアコンのパイプ
いつもと違うのはここです。

ガルバリウム鋼板は金属なので穴あけした部分は鋭利で電線などが傷つけば漏電やショートしてしまいます。

今回パイプに配管化粧カバーを取り付けるので下方向へ急角度に曲げるため、その内側は切れてしまいます。

そこで養生管は長めに壁から出したくさんの切り込みを入れ広がるようにし、周囲には絶縁用の自在ブッシングを入れました。

電線は室内機を掛ける前に予め上部(外側)になるように処理してあります。

これで大丈夫😊

この日はもう夕方近いのでここまでにして電線を丸めて穴を仮にパテ埋め。
今日の作業はここまで

翌日続けて作業開始。

雨予報も出ていましたが曇りベースで北方向の風がちょっと強め。

梯子には転倒防止にロープを左右に張りました。
二連梯子にロープを張って
梯子は人が登っていないときに風が吹くと転倒の危険性が高くなります。

すでに配管化粧カバーも取り付け終わってます。

外部施工完了。
エアコン工事屋外の作業完了
今回1階のエアコンも同時に設置しました。

穴の出口の配管化粧カバーに丸いタイプを使用していますが、先ほどのガルバリウム鋼板用に養生した場合はこれでないとうまく付きません。

室内に行き絶縁抵抗測定をしたら運転開始
絶縁抵抗測定してから運転開始
試運転結果は問題なし。

このエアコンは移設したもので、取り外し時本体に問題(こちらの記事)があったため後日メーカーで無償修理するそうです。

今回も当店をご利用いただき有り難うございました。
また機会がありましたら宜しくお願い致します😄

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2020年11月24日 (火)

アース棒、線が細くて交換

エアコンの設置工事に伴い既設のアース棒を交換しました。(川崎市内)

地面から出ているアース線
地面から出ている既設のアース線
以前ここについていたエアコンに接続されていたようです。

今回当店で新品のエアコンを設置し、このアース線を室外機につなぐ予定だったのですが・・・

どれどれ・・・ホッソ!
既設のアース線が細い
この電線は1.25m㎡です。

内線規程では使用電圧300V以下の機械器具に施設するD種接地工事の接地線(アース線)の太さは、機器を保護するブレーカーが20A以下の場合で1.6mm(2.0m㎡)以上となっています。
(聞きなれない方には意味不明かもしれません😅)

ただし移動して使用する機器で可とう性(フレキシブルに動かせる)が必要な場合に1.25m㎡以上のコードなどを使用可能。

※内線規程とは・・・電気設備技術基準の省令や解釈を具体的にわかるようにした書物。

エアコンって移動しながら使いませんよね?たぶん😁

以前のエアコンを工事した人がホームセンターで買ってきたアース棒を打ち込んだのでしょう。

お客さんへはここまで説明はしませんが、お話しして交換することになりました。

事前にこのようなことがあるのでは?と見積もりに計上して材料も準備していました。

まず既設のアース棒を引き抜いてみると
既設のアース棒を地面から引き抜いた
よくホームセンターなんかで見かけるコード付き。

簡単だから知らない人は使っちゃうんですよね。

アース棒はほとんど地面と同じ深さまでしか入っていませんでした。

新たに使用するアース棒(接地極)
新たに埋設するアース棒
出ている線の太さは5.5m㎡。

ここに1.6mmのアース線を圧着して使用します。

内線規程では接地極が棒の場合、長さ0.9m以上のものを推奨していますが、建物が建った後では現実的ではありません。
(推奨事項なので施工上安全な短いものを使用します)

画像の上に見える赤い柄の工具はP形スリーブ(電線の包合容量m㎡で選定する)などを圧着する工具です。

5.5m㎡+1.6mm(約2m㎡)=7.5m㎡を圧着するのでスリーブはP8=8m㎡用(包合容量6.64~10.52m㎡)を使用します。

接続したら穴を掘って更にそこからアース棒を地中へ押し込みます。

”打ち込み”ではありません”押し込み”です。
建物の周囲は設備の配管などが埋まっているのでハンマーなどでコンコン打ち込むと突き破ってしまうことがあるんですよ。

画像はありません😅

そして接地抵抗測定。
接地抵抗測定
94~97Ω位を指示しています。(多少のふらつきがあります)

100Ωを超えていたら漏電遮断器を見に行こうと思ってましたがすんなりOK。

規定された感度の漏電遮断器がない場合は接地抵抗100Ω以下。
ある場合は500Ω以下にする必要があります。

まあ、今どき漏電遮断器が設置されていないところのほうが圧倒的に少ないですが。

「うちもアース工事してもらったけどこんなことしてるの見たことない」という方、これが本来やるべき工事なんですよ。

日本で行われている中性点接地方式の電源ではアース工事(接地工事)は重要なもので電気工事士の有資格者がすることになっています。

接地線を室外機に接続してアース工事完了
エアコンのアース工事完了

他で工事されたエアコンのアースを見ていると、線を引っ張ったら接地極がなくてスポッと抜けてきたりするところもあります。

もしかするとアースをインバーターノイズ防止程度に考えているのかもしれませんね。

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2020年11月21日 (土)

ドレンホースを塩ビ管へ

都内のマンションでドレンホースを塩ビ管へ替える工事を依頼いただきました😊

エアコンを設置してからは5か月程度とまだ新しく、取り付け工事を行ったのは当店ではなく別の業者です。

本体はネット通販で工事もそこで一緒にお願いしたそうです。

ドレンホースの見た目がよくなく、風が吹くと動いてしまうため周囲のお宅で見かけた塩ビ管へ替えたいとのこと。

現地に到着時の状況は
室外機付近から排水溝まで延ばされたドレンホース
このように室内機と室外機の双方から出たホースが2本あります。

床をこのようにドレンホースで延ばすのはよくありません。
ホース内で水が滞留して詰まったり、動いて持ち上がったりして室内に水漏れすることあります。

室外機の背面は
室外機背面に見える室内機から出てきたドレンホース
室内機から出てきたドレンホースが見えます。

室外機の下は
室外機の下に見えるドレンホース
室外機の用のドレンホースが出ています。

このようにエアコンは室内機と室外機の両方から排水が出ます。

室内機からは主に冷房と除湿時に
室外機からは暖房時に
それぞれ出てきます。

今回は下見には伺わず、メールに写真を添付いただき見積もりと材料の準備を行いました。

作業開始
塩ビ管と部材を使って形を作っていく
塩ビ管を切って曲がりなどの部品を接着剤でつないで形を作ります。

塩ビ管をつなぐ上で注意することは”試し差し”をしないこと。

慣れない人は試しに形を仮差して作ってしまうことがありますが、これが一番の接着忘れの原因。

塩ビ管を切ったらそのまま接着剤を塗布して接続完了の一発勝負😅

接着すると10秒ほどで動かなくなり、1分もするともう抜くことはできません。

形ができて所定の場所にセット
塩ビ管の加工が終わって所定の場所に
作業中にシートを敷いているのは接着剤が垂れても床に付かないようにするため。

道具やシートを外して
ドレンの塩ビ管工事完了
だいぶすっきりしましたね😄

一番気を使ったのは
床勾配の角度が少し違う
右(上流側)と左(下流側)で床勾配が少し違うための角度出し。

これがうまく合わないと塩ビ管がカタカタ動いて安定しません。

室外機の背面は
室外機背面のドレン塩ビ管
室外機のベースで塩ビ管を押さえています。

途中にあるT形(チーズ)の部分で室外機のドレンを合流。

室外機下
室外機下のドレン
このようにしました。

そして室内機と室外機から注水して排水試験
ドレンの排水試験
OK。

今回、やはりご近所でこのような防虫網(防虫目皿)を使用しているお宅があったそうでご希望され取り付けました。

防虫目皿の取り付け方法は当店の別のお客さんでご自身でこれと同じことをされた方がおられ、それを参考にさせていただきました😄

ただし防虫網はメンテナンスを怠ると詰まるので要注意です。

これで塩ビ管への交換工事は完了。

しかし・・・

室内機に注水しているときに、ふと気づいてしまいました。

心の中で「このエアコンパナソニックの屋外排出式のフィルター自動掃除機能だよね・・・」

ちょっと待てよ
室外のカバーにはホコリの排出口
室外のカバーにあるホコリの排出口には網が付いている。

網の付いている画像は撮り忘れ😅

このエアコン工事屋さんもいまいちわかってないですね。

換気用のエアコンならばいいですが、ホコリ排出用の場合は別です。

これではホコリが引っ掛かって詰まり、最悪はホースから室内機の掃除用ファンまで詰まってしまい高額修理になるかもしれません。

カバーの網部分を取り外そうとしましたが、このメーカーのカバーの扱いはないため壊してしまいそうでお客さんがなんとか外してくれました。

その網はこれ
配管化粧カバーについている網
なんで2つあるのかというと、同じ自動掃除のエアコンが2台あり両方とも同じ人が施工したため。

切断
化粧カバーの網を切断
これで一件落着。

ではありませんでした。

穴ぐらい塞いでくださいな😂
穴にパテが埋まっていない
パテがついてません。

一応、カバーが付いているので直接雨水が入っていくことはないと思います。

しかしいまの建物は24時間換気があたりまえ。
ということはこの穴から外気が吸入されます。

エアコンの効率に影響が出たり、配管が結露しやすくなることは容易に想像できますね。

その上、この屋外排出式の自動掃除機能により出たホコリが室内へ吸い戻されていくわけです😱

ついでにカバーの下から這い上がってきた虫が室内に出入り自由ときたもんですよ。

こういうこと少しは想像できないんでしょうかねぇ。

パテ埋め
配管穴にパテ埋め

カバーを戻して
外したカバーを付けて
中に見える白っぽい部分がホコリの排出口。

そして1台は通常の降雨でも雨水があたるところなので
出口カバーの周囲をシリコンコーキング
シリコンコーキング。

これで完了。

本題の塩ビ管工事より時間がかかったような・・・

え~これらを式で表しますと
手抜き+わかってない=だめだこりゃ
となります😆

補修費用もいただき終了となりました。

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2020年11月18日 (水)

再使用の隠蔽配管へエアコン取付(2)

前回に引き続きこんどは電線の接続をします。

まずは被覆をむいて
電線を接続するため被覆をむいて
むむ・・・🤔

新築時から隠蔽配線されていた古い電線の表面に酸化のような被膜ができてます。
古い電線には酸化のような被膜
色が黒ずんでますね。

できるだけ接続箇所の接触をよくする(抵抗値を下げる)ため磨きました。
電線を磨いて接触をよくする
これでよし😊

接続はやっぱり実績のある圧着。
電線を圧着接続
これが一番😄

近年では差込形コネクタという簡単接続もありますがどうも今ひとつ耐久性に疑問があります。

そして絶縁テープでグルグル・・・なんてことはさすがにしません。
圧着接続には絶縁キャップ
絶縁キャップをかぶせます。

ボックス内に電線を収めたらカバープレートを取り付けて
電線をボックスに収めカバープレートを取り付け
接続完了。

室内機のグリルも取り付けて
室内機のグリルを付けて
室内はこれで完了。

こんどは室外機周辺の工事に移ります。

基礎から出ている銅管を溶接で延長しました。
冷媒管を溶接で延長
なぜこちらは溶接にしたかというと、今後接続部分を取り外す必要はなく、ユニオンよりも信頼性、耐久性が優れるためです。

もちろん溶接が不得意な人には向きませんが・・・

溶接時は管内に煤がつかないように窒素ブロー(窒素置換)をして行いました。

取り外しに来たときは地面が土だったのですが、草が生えないように何かで固められていました。
穴が2つあいてますがアース用にお客さんが事前に開けてくれていました。(ありがとうございます😊)

室外機への配線接続が終わってこちらも圧着接続
電線を圧着接続

室内と同じく絶縁キャップ
圧着接続箇所に絶縁キャップ取り付け
外から引っ張られても電線が動かないように結束バンドで抜け止め。

ボックスのフタを取り付け
電線の接続ボックスのフタを付けて
接続完了。

なおこのボックスは屋外で使用できる防雨型でフタにパッキンが付いています。

アース工事も終わって工事完了
隠蔽配管へのエアコン取り付け工事完了
アース線がちょっと建物から離れてますが、予め開けられていた穴のところは基礎ベースで接地極が差し込めませんでした。

お客さんが穴を開け直してくださりこの位置になりました。

接地抵抗値もOKです。

絶縁抵抗を測ったら試運転開始
エアコン試運転開始

温度測定、排水試験等も問題はなく無事終了しました。

建築時に埋設された隠蔽配管への取り付け工事は室内機と室外機を設置するだけで簡単なように思えますが実はそうではないんですよ。

通常の取り付けよりも長時間要したり、パイプ電線類も短いものは接続したりとやることがたくさんあります。

終わった頃はもうヘロヘロです🤣

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2020年11月15日 (日)

再使用の隠蔽配管へエアコン取付(1)

先日こちらでエアコンを撤去したところへ今度は新品のものを取り付けます😊

室内から開始。
これから室内機を取り付ける壁の状況
冷媒管(銅管)は短いので延長する必要があります。

また電線(室内外機連絡線)もケーブルのシース(外皮)が剥ぎ取られているためそのままでは使用できません。

シースのついている部分で切断して新しいケーブルで延長します。

新品のエアコンを箱から出して
箱から出した室内機
据付板と本体の寸法などを測ります。

室内機の設置位置や穴の位置を調整するためです。

据付板を取り付けたら壁の穴を調整加工。
据付板を設置し各穴を調整加工
冷媒管穴とドレン(排水)穴は高すぎるため下へ広げました。

本当はドレン用の穴の横幅も広げたかったのですが左は据付板、右は壁内の柱でだめでした🤣

また電線接続用にエアコン用コンセントと同じ高さに新たに開口。
すぐ裏には冷媒管と電線があるため慎重におこないました。

隠蔽配線されているケーブルと新たに入れた室内機に接続するケーブルを穴から引き出します。
ケーブルを穴から引き出し

ボックスを付けて
電線接続箇所にボックスを付けて
あとは室内機の設置が終わってからにします。

手順は思いつきではなく、なにから先に作業したほうが確実なのかも考えてます😅

次に冷媒管を延長します。
冷媒管接続に使用するユニオン
これはユニオンと呼ばれる部品で冷媒管同士を接続するのに使用します。

耐久性、信頼性は溶接に劣りますが室内では溶接器を使用すると危険であるのと今後の修理や入替工事の室内機脱着には有利となります。

壁から出ているパイプにフレア加工をして
壁から出ている銅管をフレア加工
ここにユニオンで短い銅管を継ぎ足して室内機に接続できるようにします。

銅管の延長完了
銅管の延長完了
断熱材をかぶせてテーピング。

だいたい10cm位足しました。

室内機のグリルを外して
室内機の前面グリルを外して
隠蔽配管の場合こうした方が取り付けやすいんですよ。

このメーカーはダイキンですが、隠蔽配管などへの設置にはやりやすいように設計されてます。
(機種にもよりますが)

据付板に引っ掛けて
据付板に室内機を引っかけて
冷媒管、ドレン管、電線を接続します。

接続完了
冷媒管、ドレン管、電線を接続完了

ドレン用の穴の横幅が小さいため壁内の塩ビ管へドレン管を差し込む作業がちょっと手こずりました😅

こちらの隠蔽ドレン管は室内機直近をVP30という太い塩ビ管を使用し室内機のドレンホースが断熱材をはがすことなく差し込めるようになっています。

この隠蔽配管を施工した業者はよくわかっていますね😎
かなりの経験者と推測します。
ここまでできる業者はほんとに少なくなりました。

なのに以前の撤去したエアコンを設置した業者はそれを知らないで断熱材をはがしていたんですよね😆

このことから隠蔽配管とエアコンを設置した業者は別であることがわかります。

次に先ほど通した電線を接続します。

長くなりましたので今回はここまで。

次回、電線接続や室外機周辺の工事で完了になります。

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2020年11月12日 (木)

入替工事、より良い施工へ

川崎市内にてエアコンの入れ替え工事です😊

撤去するエアコンは他の業者で取り付けたもの。

現状の室内機は
これから撤去する室内機
このように設置されています。

できればもう少し右に寄せてドレン勾配に気を使った方がいいですね。

室内機から出てすぐ10cm程度水平に横引きしてますが排水が滞留したり異音の元になります。

エアコンを施工する人の中には室内機の位置を正確に決めて設置することが苦手な方が結構多くいます。

そのような人は先に室内機を付けてから化粧カバーを付けようとするので寸法に余裕をみてしまい不要な横引きになります。

室外機のほうは
これから撤去する室外機
こうなっています。

出口のカバーは
壁と隙間の開いた出口カバー
壁との間に隙間がありますね。

カバーの頂部には壁にネジ固定できる穴がありますがタイルのため止まっていません。

でもこのままではグラグラしてよくありません。

カバーの端末は
配管化粧カバーの端末には部品が付いていない
部品が付いていないのでフタ側がズレたり、外れたりすることもあります。

撤去完了
室外機、配管化粧カバー撤去完了
今回配管化粧カバーも交換ご希望で撤去しました。

室内側も
室内機、配管化粧カバーを撤去
カバー交換のためすべて撤去しました。

― 取り付け工事 ―

カバーの受けと据付板を取り付けて
配管化粧カバーの受けと据付板を取り付け
室内機の位置をお客さんと決めたら先にカバーの受けを取り付け、その後に据付板を取り付けます。

頭の中でどのように寸法取りするかイメージして本体と据付板、カバー、壁、天井の位置関係を測定、計算しつつ電卓も使いながら行います。

取り付け完了
設置完了し試運転中の室内機
試運転中。

余計な横引きはせず配管化粧カバーの曲がり部品と室内機をピッタリくっつけてドレン勾配を確保できるように施工。

カバーと壁の配管穴の中も隙間を使ってドレン勾配をつけています。

室外側
室外側取り付け完了
配管化粧カバーの色はお客さんのご希望でブラウンを使っています。

室外機設置場所の床排水の勾配が急なため防振ゴムで傾きを緩和しました。

出口カバーには
出口カバーは固定もかねてシリコンシーラントを塗布
シリコンシーラントを塗布して固定と防水。

もちろん穴はパテで室内、室外とも塞いでいます。

下部は
カバーにはハズレ防止の部品、ドレンには逆止弁を取り付け
カバーにはズレや外れを防止するため部品を取り付け。

ドレンにはお客さんのご希望で逆止弁を取り付け。

逆止弁は定期的に掃除する必要があるため室外機の位置を以前より画像奥側へずらして設置しました。

試運転結果は良好。

エアコン工事は機能(安全)を確保することが第一。
いくら見た目がきれいでも不具合があっては台無し。

難しいもんです😅

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2020年11月 9日 (月)

取り付け直し工事のつづき

先日の”取り付け直し工事→中止!?”のつづきです😊

メーカーさんの修理が完了して室内機が戻ってきたとのことで訪問しました。

室内機
メーカー修理が完了して戻ってきた室内機

梱包を解いて
修理から戻ってきた室内機の状態確認

さて問題だったパイプのつなぎ部分はどうなっているでしょうか。
交換された室内機冷媒管接続部
新しいフレアナットが付いています。

銅管も新しいですね。

フレアナットを外して
フレアナットを外した接続部
使用した形跡のない新品です。

今回はメーカー保証により無償修理だったようですが、この接続部を自費で交換修理しようとすると高額な費用がかかります。

なぜかというと接続部分だけの部品というのはなく、室内機内部の大きな熱交換器まるごと交換になるためです。

古くなったエアコンであれば部分的に溶接などで処置することもあるかもしれませんが、まだ新しいエアコンでそのようなことをすると将来、移設や修理の際に対応できなくなってしまうことも考えられるので基本的にしません。

また現在では本体側を加工すると改造扱いにされ保証を受けられなくなるかもしれません。

それはさておき作業開始。

内外連絡電線は2.0mmを使用。
内外連絡電線は2.0mmを使用
アース線も取り付けて。

しかしこの先の画像はありません。
作業中は「こんなところ撮る必要ないし・・・」と思ってますがブログを書くときには撮っておけばよかったと後悔してます😅

取り付け完了して試運転中。
エアコンの取り付けが完了して試運転中
当店のチェック項目は問題なくクリア。

ガス不足にはなっていないようです。

お客さんへは念のためこの先しばらく様子をみていただくようお話ししました。

室外機
室外機置場
以前はどういうわけか斜めに置いてありましたが建物に合わせてセット。

パイプ
外壁のパイプの仕上がり
テープはもちろん水が入らないように下から上へ巻いてます。

穴の出口の部分は雨のあたるところなのでパテの上に薄くシリコンシーラントを塗って防水、はがれ防止をしています。

今回は冷媒管、電線、ドレンホースをすべて新品に交換しました。

これでようやく完了です😊

お客さんも大変だったと思いますが、本体不良を修理することもできて結果オーライといったところでしょうか。

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2020年11月 4日 (水)

取り外し工事で不良箇所発見

まだ購入してそれほど経っていないエアコンを移設するため取り外し工事に伺いました😊

設置したのは量販店のようです。

室外機の冷媒管ジョイントを外すと
室外機の冷媒管接続部分
「わぁー、またこれ塗ってるよぉー」

ガス漏れ防止剤です。
冷媒管の接続に漏れ防止剤が塗られている
黄色っぽいものが見えますね。

ネバネバした接着剤のようなもの。

手袋にも
手袋に付着した漏れ防止剤
新品のエアコンになんでこんなもの塗るのか・・・

接続部分を拭き取って見ると
接続部分をよく見るとキズがある?
もしかしてこれ・・・

よ~く見ると
フレアが接触する面に深いキズ
かなり深いキズです😱

これでは漏れ防止剤を塗らないと確実にガス漏れしますね。

このことに気付いて塗布したのかもしれません。

なぜかというと
室内機の冷媒管を外したところ
室内機側の接続には漏れ防止剤は使われていませんでした。

ということで漏れ防止剤を使って正解!とはなりません。

これだけの深さのキズが漏れ防止剤で何年持つのか・・・

ガス漏れが表面化した頃にはメーカー保証も切れてユーザーさんが自腹で修理費を払うことになるかもしれません。

お客さんは新品で購入しているのでこのような重要箇所の不良が見つかった時点で施工をやめて製品交換をすべきだったと思います。

「また来るのがめんどくさいから終わらせてしまえ」という考えが問題を大きくします。

お客さんへはメーカーなどへ相談するように伝えました。

施工者の判断ひとつでエアコンの寿命やユーザーの負担が変わってくるという事例でした。

工事業者であっても総合的にみてその時なにが最善なのか判断できる必要がありますね。

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2020年11月 1日 (日)

隠蔽配管から露出配管へ(3)

今回は接地工事(アース工事)と試運転です😄
室外機とアース棒

”D種接地工事”を完了。
室外機にD種接地工事
アース棒(接地極)は穴を掘ってそこから更に地中へ差し込みました。

接地工事にはA~D種があって接地抵抗値や接地極(アース棒など)の埋設深さに決まりがあります。

ルームエアコン(使用電圧300V以下)ではD種接地工事です。

D種接地は接地抵抗値が100Ω以下(定格感度電流100mA以下、動作時間0.5秒以下の漏電遮断器を施設する場合は500Ω以下)にする必要があります。

こちらでは分電盤(ブレーカーのところ)に感度電流30mA、動作時間0.1秒以内の漏電遮断器が設置されているため500Ω以下になるようにします。

接地抵抗計で測定。
接地抵抗値200Ω
200ΩでOK😄

接地抵抗計は他の用途には使用できない専用のもので、テスター(回路計)とは異なります。

その他D種接地工事でもいろいろな規定があってそれに従っておこなわなければなりません。

これでようやく工事が終わって試運転へ・・・

絶縁抵抗測定が終わったら暖房運転して温度測定。

吸い込み
室内機吸い込み温度20℃
20℃

吹き出し
室内機吹き出し温度51℃
51℃

まったく問題ない温度です。

排水試験
ドレン排水試験OK
OK。

試験時のみ排水が確認できるように水受けを置いてます。

異音、振動もなく本体にも異常はないようです😊

そしてコンセントの過熱も確認します。

コンセントの周囲は
コンセントの周囲は22℃
22℃。

プラグ部分の温度は
プラグ部分の温度は34℃
高っ😲!34℃でその差12℃。

こりゃコンセントがだいぶくたびれてますね😅

差し込みが緩いなぁとは思ったのですが・・・

お客さんに相談して交換することになりました。

このまま使用していると熱で内部が焼けていきなり”バーン!”なんてこともありますから。

いや~、気分はもう帰るモード🚙💨に入ってましたが作業続行🤣

コンセントの部品も足らずホームセンターへ買い出しへ。
しかし無資格らしき人が電材を買いにきてますけど大丈夫なんでしょうかねぇ・・・

劣化したコンセントを外すと
コンセントのボックスがない
ボックスがありません。

出たよ~😆電気屋さんの省略工事。

外壁に面したところで断熱材も入っているのでボックスぐらいふつう付けますけど・・・

挟み込み金具で固定されてました。
コンセントは挟み込み金具で固定されていた

後付け用のボックスを付けます。
後付け用のコンセントボックスを取り付け
これでよし。

コンセントを取り付け完了
コンセントを取り付け完了
絶縁抵抗、電圧、極性を調べます。

ところが・・・極性が逆😱

一瞬コンセントの裏で差し込みを間違えたかと思いプレートを外したが問題なし。

ということは・・・分電盤?

分電盤を見ると
分電盤内の配線が間違っている
こりゃアカーン。

電気工事士の資格がある人は上の画像でわかるのではないでしょうか?

ブレーカー部分をアップで
ブレーカー二次側が逆に接続
ブレーカーの二次側が逆につながってますよ。

なにやら周囲にも変な部分がありますが・・・

電気工事士の実技試験でこれをやったら確実に落ちてますね。

これの何がいけないのかは説明を省きます。

右一列11回路全部が逆に接続されてます。

お客さんにもこの内容は確認していただきました。

今回は当方の関わった回路のみ接続を直して極性を合わせました。

再度コンセントの温度測定。

コンセントの周囲は
コンセントの周囲は25℃
25℃。

プラグの部分は
プラグ部分は30℃
30℃で差は5℃。

これくらいであれば普通です。

古くなったコンセントは事故のもと。
室外機がフル回転中にプラグ部分に触れてみて熱いなと思ったら注意です。

このように想定していなかったことが起きるのが工事です。

ようやく工事終了😄
今回も当店をご利用いただき有り難うございました。😊

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