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2020年9月 5日 (土)

基板交換、室外機上からのアクセス

エアコンのランプが点滅して動かないとの点検依頼をいただきました😊(横浜市内)

訪問して見てみると”シリアル信号異常”(室内機と室外機の通信ができない)でした。

では調査開始。

室外機の端子台のところでテスターを使い不具合チェック・・・

これまたザツな工事してますなぁ😆
室外機端子台のザツな配線接続工事
エアコン工事人って9割方まともに電線の接続ができないんですよ。

しかも・・・
メーカーの指示を無視した細いケーブル
メーカーの指示を無視した細いケーブル(1.6mm)です。

まあそれは置いといて、とりあえずどこが故障しているのか調べると室外機の基板でした。

天板を外して基板を見てみます。
室外機の故障した基板
見たところ他に異常はありません。

基板交換だけで大丈夫そうです。

しかし基板を交換する際は前面からアクセスしたいのですが・・・
室外機の内部
すぐ前に柵があって隙間がありません。

室外機を手前に動かそうにもつながっている銅管で動きません。

ここで「室外機を一時取り外せばいいのでは?」と思った方いますかねぇ。
残念ながら室外機を取り外すのは正常に動かないことにはポンプダウン(室外機へガス回収)できないためダメなんです。

ガス回収機を使用して・・・なんてことは高額になるため現実的ではありません。

やりにくいのですが上から作業します。

部品が入荷し修理開始。
室外機の基板が入荷
前回の修理記事と比べると同じメーカーですが箱がやたら小さいですね。

中身は
室外機のインバーター基板
基板だけです。

なので今回は故障した基板だけを取り出して交換します。

室外機の天板を外して
室外機の天板を外した
斜めの鉄板の下が基板です。

インバーター基板には大きなコンデンサが2つ付いていて、そこに電荷⚡(高電圧)が蓄えられている可能性があるため必ず電圧チェック。
コンデンサの電圧確認
大丈夫です。

基板を取り外しました。
故障した基板を取り外し完了
放熱器の部分に塗ってあったシリコングリスもきれいに拭き取ります。

外した基板
取り外した基板

新しい基板のブリッジダイオードとパワーモジュールにシリコングリスを塗布。
ブリッジダイオードとパワーモジュールに放熱用シリコングリスを塗布
これ潤滑用じゃありません。

放熱用です。
他のメーカーじゃ基板に付属してくる親切なところもありますが・・・

基板を室外機にセット。
上からだからやりにくい😅

コンプレッサーのリードを接続します。
奥深くにあるコンプレッサーターミナルへリード線を接続
奥の方にあるため非常にやりにくい🤣

ここはきちんと接続、配線取り回しできないと焼損するので確実に。

ターミナルのカバーも付けて
コンプレッサーターミナルのカバーを付けて
これで山場は過ぎました😊

一通り配線忘れや間違いがないか見回して
交換した基板と周囲を確認
問題ないのでカバーや外板を戻します。

さて最後にこのだらしない電線接続を直します。
だらしない電線接続を直す

電線を抜いてみると
電線のむきが短い
10mm位しかむいてありません。

短すぎ~

この端子台は15mmの指定。
(メーカーなどにより異なります)

直しました。
電線の接続直し完了
1.6mmが使用されているのは今回はそのまま。

全部直してたらきりがありませんので。

絶縁抵抗測定したら運転開始。
基板交換後、絶縁抵抗測定をして運転開始
室外機が動かないのでお客さんは少し心配されたかもしれません。

でも心配無用、この機種はコンセントを差し込んでから3分ほど経過しないと室外機が動かないようになっています。

コンプレッサー保護のためです。

異常表示もなく室外機が運転を開始し冷房が効くようになりました。

暖房もOK。

室外機の前の柵にネットが付いているのはエアコンの効率低下になるため外すことをお勧めして完了となりました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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