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2020年9月11日 (金)

新冷媒、いいことばかりじゃありません

冷えないエアコンの点検に伺いました😊

室内機から冷風がでるか確認します。
冷風の出ない室内機
ただの風で冷たくありません。

暖房時期までは普通に使えていたが、夏になり冷房を入れてみたら効かなくなっていたようです。

室外機を見ます。
点検する室外機

カバーを開けてバルブを見ると
室外機のバルブが凍結
凍ってま~す😅

ちなみにこれは異常な状態です。

ここでガス漏れと判断するのは他の可能性があるのでまだ早い。

続いて停止時の圧力チェック。
運転停止時の圧力チェック
こりゃ低い、やっぱりガス漏れか🤔

しかしここで早まっては見誤りますからね。

運転時の低圧圧力。
運転時の低圧圧力
ガス漏れ確定。

このように圧力と針の動きで他の不具合がないか見る必要があります。

さて、問題はどこからガスが漏れているのか・・・

室外機のバルブは見た目で漏れた形跡がありません。

エアコンの製造年を見ると2013年。
この年数だとパイプの接続部漏れの可能性はかなり低い。

怪しむべきは室内機。
リークディテクターで室内機のガス漏れチェック
リークディテクターでガス漏れ検査。

ゆっくりガスの出てきそうなところにあてていくと、
リークディテクターにガス漏れ反応
盛大な音と共にランプがフル点灯。

やっぱりか~

定番の室内機(熱交換器)からの漏れでした。

購入から5年以内であればメーカー保証で無償修理が可能ですが、それを過ぎているので有償です。

まあ、はっきり言ってルームエアコンでは熱交換器ガス漏れの場合は修理せず買い替えることをお勧めします。
(というかほとんどそうなります)

理由は簡単、修理費が高額だから。

本体製造打ち切りから10年位で補修部品のなくなるルームエアコンに大金を掛けるのは無駄です。

今回はエアコンに引導(?)を渡して終了となりました。

過去にオゾン層を破壊することが問題になった旧冷媒(ルームエアコンではR22)から新冷媒(R410A、R32)に代わって早20年程ですが、室内機からのガス漏れがやたら多いのはこの新冷媒の影響だと思います。

ガス圧がR22に比べかなり高いので熱交換が目的で肉厚の薄い銅管でできた熱交換器は亀裂などが入りやすいのではないでしょうか。

この部分が10年持たないエアコンの多いこと。
設計寿命より短いですね。

「漏れてもオゾン層を破壊しないから大丈夫でしょ」そうなんですが・・・

じつは二酸化炭素に比べてびっくりするほど温暖化係数の高いガスなのです。

なおどこのメーカーでも同じように室内機からガスが漏れることがあります。

ある程度年数の経ったエアコンのガス漏れは室内機が一番怪しいですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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