マンションでドレン塩ビ管工事
東京都品川区にて高層マンションの一室で外部に出ているドレンホースを塩ビ管にする工事に伺いました😊
(事前に見積もりに伺いっています)
施工するのは全部で3台。
エアコンを取り付けたのは当店ではありません。
― まずは1台目 ―
高層マンションということもありポコポコ音防止の逆止弁が付けられてます。
それはいいのですが、室内から来たドレンホースが室外機に接続されています。
いったん水を室外機に流し込んで経由させ、さらに室外機につないだホースで排水路へ流す方式です。
室外機が腐食しやすくなる恐れがあるので当店ではやりませんね。
それに加えてホースが逆勾配になってます。
お客さんは「室外機の下から水が出てきて排水路にはうまく流れていかない」とのこと。
マンション通路なので周囲が水浸しになって周辺から苦情が出ることもあります。
室外機とドレンホースを接続するドレンソケットがガムテープで貼り付けられてますよ。
これじゃ、ここから水が漏れます。
お客さんはこうなっていることを知らなかったようです。
ドレンソケットは決まった名称がなくメーカーで呼び名がばらばらです。
ドレン排水管・ドレンエルボ・ドレン接続部品など。
今回は”ドレンソケット”でいきます。
無理に押し込もうとして破損したのでしょう。
急いで施工するとこういうことがあります。(落ち着きが肝心)
これをガムテープで押さえるのはさすがにムリってものですね。
ということでお客さんで費用ご負担により当方で取寄せました。
今回は3台分用意しました。
予備ではありませんよ。
3台とも必要だからです。
1台目完了。
室内機からきたドレンは途中にチーズ(T形の接続部品)を入れて塩ビ管に接続。
これで逆勾配は解消されました。
室外機の下は
ドレンソケットを交換してホースを使い塩ビ管に接続。
排水試験OK。
これで排水路へ水が流れるようになりました。
― 2台目 ―
これだとホースが動いてしまい、うまく排水路に流れなくなります。
室外機の下
こちらもドレンソケットのツメが折れてました。
(こっちもガムテ固定)
なのでこちらも新品に交換します。
― 3台目 ―
こちらはバルコニー側で室内機からきたホースが長く延ばされています。
室外機のドレンソケットは付けられておらずそのまま垂れ流しになってました。
お客さんにドレンソケットを保管しているか聞いたところ無いとのことでこちらも新品をつかいます。
これで計3個。
施工完了。
パーテーション(隣との仕切り)まで管を寄せると逆勾配になるため室外機付近から排水溝へストレートに配管。
排水確認OK。
これですべて完了となりました😊
見た感じも塩ビ管のほうがいいですね。
なおこのような塩ビ管を用いたドレン工事はエアコン設置時でも別途費用がかかります。
http://kato-aircon.com/
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