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2020年8月26日 (水)

インバーター基板アッセンブリー

川崎市内にて室内機のタイマーランプが2回点滅して冷房が効かないという点検依頼をいただきました。

伺って症状を確認
室内機のタイマーランプが2回点滅
たしかにタイマーランプが2回点滅していました。

ランプの点滅回数が異常内容を知らせています。

この機種の場合は「シリアル信号異常」

室内機と室外機の通信が何かの異常でできないことを示しています。

”何かの異常”を探るため点検を行います。

テスターを使って信号を確認。
テスターでシリアル信号を確認
あまり使わないアナログテスターもあります。

シリアル信号の場合はデジタルテスターだけでは用をなさない場合があるのでこういうときは古くからあるアナログが活躍します。

しかしなんじゃこの電線接続は
ひどい電線接続
ネズミかなにかがかじってむいたみたいになってますよ😆

これは修理の際に直しましょう。

それはさておき調べると室外機からの信号が出ていないことがわかりました。

室内機側から100Vが投入されても何の音もしません。
ふつうは”コンッ”とか何かしらの音が聞こえるものですが・・・

そこで室外機を開けて基板を調べたところメインヒューズ(25A)が切れてました。

これじゃあシリアル信号が出ないのも当然ですね😅

念のためショートや漏電がないかコンプレッサーなどを周囲の機器を調べて問題なし。

基板不良によるヒューズ溶断と判断。

基板を取り寄せて後日修理に伺いました。

ドーン!
取寄せた室外機基板
なにこのでかい箱🤣

開けてみると
インバーター基板アッセンブリー
ガワまで付いたアッセンブリー。

モジュール関連の放熱器も
パワーモジュール関連の放熱器
付いてます。

これかえって手間がかかりそうですね。

室外機の壊れた基板を外します。
室外機の壊れた基板
黄色の枠で囲った部分を全部外します。

うわぁ~
コンプレッサーターミナル端子
この基板、コンプレッサーへつながるリード線が半田接続されているためコンプレッサーのターミナル端子から外さないといけません。

ほかのメーカーじゃ基板上にファストン端子や途中にコネクタを設けてサービス性を考えているのですが・・・

抜く前にしっかりとリードの色をメモしておきます。

基板取外し完了。
壊れた基板を取り外し完了

これが切れたヒューズ
切れた基板上のヒューズ
ちなみにヒューズだけ交換することはできないようになってます。

基板から端子台への接続が困難なため端子台部分も取り外し
端子台部分取り外し
先に基板側へ取り付けます。

基板を室外機にセットしたらコンプレッサーリードを接続します。
コンプレッサーのターミナル端子接続
メモした色を見ながら間違えないように。

これを間違えるとコンプレッサーが逆回転したり壊れることもあります。

ターミナルカバーを戻して
コンプレッサーターミナルのカバーを戻して
ナット締め。

その他配線もすべて接続
室外機内配線をすべて接続

カバーを戻します。
室外機の外板を戻して

そうそう、内外接続電線もついでなので修正して
内外接続電線を修正
これでよし。

ちゃんと漏電がないか絶縁抵抗測定したら運転開始。
20082675
エラーも消えて室外機も正常運転。

冷えるようになりました。

ここで忘れてならないのが暖房運転。
切替弁はコネクタを差し忘れてもエラーとして出ませんので。

冷暖切替も問題なし。

これにて完了。

アッセンブリーパーツは高価で無駄が多いですね。
壊れているのは基板だけなのに周囲のパーツも一緒に交換して捨てることになります。

メーカーで基板だけの部品設定がないので仕方ありませんが。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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