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2020年8月16日 (日)

受光部交換は簡単な修理?

リモコン受光部交換の依頼をいただきました😊

場所は横浜市栄区です。

リモコンで操作してもエアコン本体が反応しないという症状です。

当方では点検を行っておらず、お客さん自らリモコンか受光部かを判定されたので部品取寄せと修理のみの訪問です。

到着して一応リモコンの送信を調べます。
リモコンが送信するか見てみる
ピピーッ!、おいおい動いちゃったよー🤣

別のお宅で前にもありましたが確認をしたら動いてしまいました。

画像に写ってませんがリモコンはちゃんと送信してます。

まあ一時受信するようになってもまたダメになりますから交換です。

受光部はこの中
エアコンのリモコン受光部の位置
この機種は前面グリルを全部とらないと交換できません。

今回の修理で何が一番たいへんかというと、この前面グリルを外すことです。(そっちかーい😆)

室内機が天井近くに設置されているためグリルを固定しているフックがなかなか外せない。

工具を使ってなんとか外せました。
前面グリルを外した室内機
フゥー😅

受光部はここです。
受光部分

取寄せた部品
メーカーから取寄せた部品
部品名は”ヒョウジキ クミタテ”

いつも箱に入ってますが今回はエアキャップのみ。

出してみると受光部基板にコネクタとコードが付いてました。

ありゃ、これは制御基板からコードを通し直さなければいけませんね。

制御基板のカバーを開けて
制御基板のカバーを開けて配線
配線接続。

二つのコネクタを接続
コネクタ2つを接続

要所要所に結束バンドで配線を固定。

制御基板のカバーを戻して
制御基板のカバーを戻して
黒白赤の電線が見えますが室内機と室外機を結ぶ連絡線。
このエアコンを付けた業者も下手な施工ですね😆

交換したのはこれです。
交換した部品
部品名が”ヒョウジキ クミタテ”となっていた通り、受光部のほか表示LEDや応急運転ボタンが一体となってケースに入った状態(アッセンブリ)になってます。

あとは元通り前面グリルを戻し、絶縁抵抗測定をしたらリモコンで動作確認。

ランプの点灯や応急運転スイッチの動作も確認します。

ついでにドレン排水試験もして完了。

エアコンの修理は今回のように受光部の不良だからとその部分だけに囚われて作業をすると思わぬ不具合を起こす恐れもあります。

コード類を通すルートは可動部や熱の発する部品に接触することのないように配線したり、フタに挟まって傷つかないようにと気をつかいます。

小さな部品交換でも油断はできません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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