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2020年7月20日 (月)

リモコン受信部(基板)の交換

エアコンのリモコン受信部交換の依頼をいただきました。(川崎市麻生区)
ありがとうございます😊

リモコンを操作してもエアコンが何の反応もしないとのこと。

別の部屋で使用しているリモコンでもだめだそうです。
しかし本体の応急運転スイッチでは動作。

部品を取り寄せて訪問です。
リモコンを受信しないエアコン
まずはリモコンで操作。

無反応。

本体の応急運転スイッチは問題なく作動。

リモコンの送信は
リモコン送信時の赤外線発光
こちらも問題なし。

やっぱり受光部不良ですね。

と、そのうち・・・ピピッ!😲

あれ?受信した。

しばらくするとまた受信せず・・・

中途半端でいや~な壊れ方ですね😅

ま、とりあえず部品を交換しちゃいましょう。

取寄せた部品
メーカーから取り寄せた部品

中身は
リモコン受光部の付いた基板
メーカーでは表示基板と呼ばれているようです。

この基板には受光部、表示用LED、応急運転スイッチ、ビープ音の出るスピーカーなどが載ってます。

受光部はこれ
リモコンの受光部
ここでリモコンから出た赤外線を受けます。

では室内機の前面グリルを開けて
室内機の前面グリルを外した
内部をむき出しにします。

しかしこの室内機の設置位置、無意味に天井に近すぎ。(他業者の設置)
グリルを外すのにちょっと手間がかかりました。

手抜き工事でアース線がつながってないでのその分ラクですが😅

基板はここにあります。
室内機の表示基板
樹脂のケースに収まってます。

電線の接続、取り回しや穴にスリーブを入れていないところも工事の質の低さが伺えます。

基板を出して
室内機の表示基板を取り出して

交換
表示基板を交換
3つのLEDのすぐ下にある応急運転用スイッチの色が違うので交換したことがわかります。

ケースに収めて
基板を収めて

ついでに念のため制御基板側につながっているコネクタの差し直しをしようと・・・
室内機制御基板
開けてみたら基板に直接つながってました。(無駄骨😅)

グリルを戻して
室内機の前面グリルを元通り戻して
絶縁等を測ったらリモコンを操作。

ピピッ!

そのほか、応急運転スイッチの動作、表示LEDの点灯などを確認します。

そしてまたリモコンで何度も距離を変えて操作し問題ないことを確認。

完了となりました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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