うーん・・・やっぱりガス漏れ
エアコンが効かなくなったとのことで点検依頼をいただきました。
ありがとうございます😄
ただ、確認したところ14~15年前の機種。
ガス漏れ(冷媒漏れ)だとするとその漏れ箇所が簡単に見つかるところでなければ費用的に修理はやめたほうがいいです。
たとえ修理費用がそれほど高価でなくとも使用年数的にはいつ他の部分が故障してもおかしくない状態。
そして漏れではなく簡単な部品交換で済む場合でも部品保有期間が終わっているため高確率で修理不能。
これらを踏まえてお客さんへ説明し点検するか否か判断いただき、それでもということで伺いました。
上の段にある室外機は最近効かないことに気が付いたとのこと。
この日の気温はだいたい28度前後で冷媒の飽和温度と比べてもかなり低くガス不足。
そして去年あたりから冷えないことに気付いたという下段の方も
こちらはもっと低く0.95MPaです。
はやい話が両方ともほとんどガスが残っていません。
室外機のバルブ近辺はガス漏れの形跡なし。
このような漏れ方だと室内機の熱交換器などに小さな穴(亀裂)が開いているケースが多いので使用年数も考慮しやはり新品へ交換することをお勧めしました。
たまにこのようなガス漏れで修理もせずガスチャージだけをして2万円位請求する業者もいますが、これではまた来年ガス不足で同じ目に遭います。
もし直すなら漏れているところを修理して真空引きをしてからガスチャージをしてもらいましょう。
http://kato-aircon.com/
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