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2020年5月 3日 (日)

エアコンの原理は難しくない?(2)

ヒートポンプサイクルは各行程をどの機器が担っているのかルームエアコンで冷房のみに限って見ると、

前回のサイクル図に機器名を入れました。
ヒートポンプサイクルと機器名
こうなります。

”コンプレッサー”という名称はよく聞くのでこれはご存知の方が多いことでしょう。

日本名では圧縮機。

その対面に位置しているのが減圧弁。
膨張弁ともいいます。

コンプレッサーと減圧弁は室外機の中にあります。
20042910

つづいて凝縮用の”熱交換器”。

冷房時では同じく室外機のこれ。
室外熱交換器で冷房時は冷媒を凝縮
室外機にある熱交換器。

そしてその対面に位置する蒸発用の”熱交換器”。

冷房時は室内機の熱交換器です。
室内熱交換器で冷房時は冷媒を蒸発

主にこれらの4つ機器で行っています。

エアコンの修理などをしているプロでも室内機の熱交換器を”エバポレーター(蒸発器)”、室外機の熱交換器を”コンデンサ(凝縮器)”と表現している場合がありますが、これは冷房時に限った場合の表現で冷暖房エアコンの場合は正しくありません。

冷房時と暖房時は室内と室外の熱交換器が逆の役割をするためです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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