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2020年5月22日 (金)

修理か買い替えか・・・

10年ほど使用したエアコンが効かなくなったとのことで点検に伺いました。(川崎市高津区。ありがとうございます😊)

エアコンは量販店などで購入、取付してもらったようです。

冷房運転をすると室外機は回りましたが冷風は出ません。

内心、「簡単な故障でありますように🙏・・・」

特定のためガス圧測定します。

運転停止時
エアコンが止まっているときの圧力が1.2MPa
気温約25℃で1.2MPaにて安定・・・低い。

ガス漏れ確定・・・やっぱり⤵

低圧圧力は
低圧圧力が0.2MPa
0.2MPaとこれまた低い。

圧力変化から冷媒サイクルに詰まりは無し。
膨張弁関連(本体内部の機器)故障ではないですね。

残ったガスでリークディテクタ(ガス漏れ検知器)を使い漏れ箇所を探しても見つからず。

10年程度使用したルームエアコンではこれ以上の点検をすると無駄な費用のほうが増えてしまい、はじめから買い替えればよかったと後悔することにもなりかねません。

またこの10年というのが節目でメーカーでは”設計寿命”として、この頃を境に補修部品も急速になくなります。

ここで高額な修理をしても1、2年後に故障してしまえば部品が入手できず強制的に買い替えを迎えることになってしまうでしょう。

ガス漏れは高額になるケースが割と多いんですよ。

業務用エアコンのように入れ替えるためには数十万から数百万かかるようなものであれば部品のある限り修理で対応しますし、部品も10年ではなくならないのでそれが可能なのです。
なお当店では現在業務用エアコンは扱っておりません。

省エネ性能の高い高額な本体を買っても元をとる前に壊れて買い替えなんてこともあるでしょう。

どうせ寿命が10年なら安い本体で壊れたら気兼ねなく買い替えられるほうがいいのかもしれませんね。

なおエアコンは毎年機種更新されるので型落ちのものを買っていれば10年経たずに部品がなくなります。
型落ちは安いからといって決してお得というわけではないんですよ。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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