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2020年5月 4日 (月)

室内機が外れた

エアコンの室内機が外れ落ちてしまったとのお問い合わせをいただき点検修理に伺いました。
当店をご利用いただきありがとうございます😊

取り付けたのはどこかの下請けさんのようです。

当ブログをご覧になられている方は「えー、また?」と思われることでしょう。
それだけ落下が多いということです。

全体で見れば毎年相当な数の落下が発生しているでしょうね。

状態は
外れて落ちた室内機
テーブルや箱を重ねて支えられていました。

ナイスな対応です😎

お客さんが室内機を掃除していたら手前に浮いてきたらしく、押さえたりしているうちに完全に取れてしまったようです。

人身事故にならずなにより。

テーブルの上には外れた据付板と固定に使用されていたねじ類。
取り外された据付板とねじ類
これを見れば落ちた原因はすぐにわかります。

これ、
抜けたねじ込み式ボードアンカー
巻貝のような形のねじ込み式ボードアンカーです。

このねじ込み式ボードアンカーはエアコン落下の定番中の定番。

現在ではどこのメーカーの据付説明書をみてもこのボードアンカーの使用は禁止。
金属製などのカサ式ボードアンカーというものを使うように指示されています。

壁の被害は
ねじ込み式ボードアンカーが抜けたあとの穴
ボードアンカーの抜けた部分を中心に直径5cm程度は石膏ボードが崩れています。

その部分はもうエアコンを固定することはできません。

崩れた部分を避けて新たに金属製カサ式ボードアンカーを施工。
据付板取り付けに金属製カサ式ボードアンカー施工
しかしこれだけでは安全とは言えません。

石膏ボードに室内機のような重量物を取り付ける場合は木や金属の下地に保持するように石膏ボード工業会でも説明しています。

木の下地にも固定
据付板はボードアンカーと木の下地にもねじ固定
据付板の穴の位置と木下地の位置がズレていれば適宜据付板に穴をあけて固定します。

室内機を引っかけて動作確認。
室内機を引っかけて動作確認
動作は問題ありませんでした。

外れたことによる破損などもありますがとりあえず使えるようになりました。

のちほど販売施工をした業者さんと話し合いをするそうです。

以前はねじ込み式アンカーを使用する業者さんが多かったのでこれからもまだまだ落下事故が発生しそうですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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