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2020年5月16日 (土)

手抜き工事でエアコン故障。

エアコンの室外機が動かないと依頼が入り点検、修理に伺いました。
(ありがとうございます😊)

症状は
室内機の運転ランプが点滅
運転ランプが点滅してシリアル信号異常を出してました。

シリアル信号異常は室内機と室外機のマイコンが通信できないときに出ます。
運転中は常に指令や状態をやり取りしてきめ細かなコントロールをしています。

室外機
動かない室外機
ときどき動きますがすぐに止まります。

回路計で調べるとどうやら室外機から信号を出していない感じ。

念のため室内機と室外機の信号線の接続を確認修正して途中で接続していないかも見て問題はなさそう。

室内機のマイコン基板は滅多に故障しないので室外機の基板だけを取り替えることにしました。

部品を取り寄せて交換。

しかし症状は改善せず🤔

室内機を開けて基板の接続状態などを調べて特に異常なし。
う~ん・・・室内機の基板か・・・

念のためメーカーの技術部へ連絡すると
メーカー「途中に接続ありません?」
当方「調べたんですけどないんですよねぇ」

と会話しながらパイプを触っていると「ん? あ、これそうかも・・・いや、線のよれか?・・・あ、あった!」

接続がありました😩

普通に見ても接続があるように見えません。
室外機の裏のパイプ
でもこのテープの中に接続が隠されてました。

手で触ってもケーブルがよれているような感触ですぐにわかりません。

テープを剥がすと
テープで隠されていた電線の接続
隠れていた電線の接続が出てきました。

ずらして上から見ると
エアコンの連絡電線の接続(施工不良)
細くまとめられてこれではなかなか見つかりません。

剥がしたテープの中は水でびっしょり。
テープが逆巻き(上から下へ)なので余計に雨水が溜まるんですよ。

接続に巻かれていた絶縁テープを剥がします。
エアコンの連絡電線を途中で直線圧着接続している
緑色の部分がありますが電線(銅)から出た緑青です。

直線に圧着接続しているのでこれだけ細くなっていたんですね。

この工事をした人は絶縁テープで巻いたから大丈夫だと思っているのでしょう。

内部まで水が浸透して電源電圧と信号が干渉してしまいシリアル信号異常を出していたんです。

これ、運が悪いと発火することも考えられますね。

しかも電線が細い。(VVF1.6mm)

手抜き工事ばかりして今回はちょっと言わせてもらいます。
こんな工事してるならやめてもらった方が世のため人のため・・・
そのうち大きな事故を起こして苦しむことになりますよ。
おっとこれくらいにしておきましょう😆

急遽、電線を通し直すことにしました。
エアコンの内外連絡線をVVFケーブル2.0mmで引き直し
VVFケーブルの2.0mmです。

テープはもちろん下から上へ
エアコンのテープ巻きは下から上へ巻く
これが基本です。

雨水がテープ内に入らず、結露水もテープ外へ排出されやすい。

室外機へ接続
引き直した電線を室外機へ接続

室内機も元に戻して試運転。
修理が終わって試運転
問題なく室外機も運転開始。

念のため次の日にお客さんへ電話で確認したところ問題なく運転しているそうです😊

手抜き工事は後で不具合となって現れることがあります。
そういう工事をする人はわからないように隠すので厄介なんですよね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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