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2020年4月24日 (金)

気密試験用のゲージ

ルームエアコンばかりやっていると気密試験をすることが少なくなりました。

ちなみに気密試験はエアコンの場合、配管や機器内の冷媒管に漏れがないか窒素で加圧し一定時間放置し確認することをいいます。

この先もしかすると気密試験を行うことになりそうなので倉庫へ・・・

気密試験用のゲージがあったはず・・・

ない😅

どこかにしまい込んでしまったか・・・🤔

資材店が新型コロナ休業する前に購入しました。
購入した冷媒気密試験用のゲージ他一式
気密試験に使用する一式です。

これらを組み立てて冷媒管に溶接、取り付けして使います。

ついでに短いホースも買いました。
20mの長い窒素用高圧ホースは手持ちがありますが、それを使うとホース分の窒素が無駄になります。

ゲージ
気密試験に使用するゲージ
圧力の単位はMPa

約4.15MPaまで加圧して試験します。

4.15MPaは業務用エアコンに付いている高圧カット(異常高圧保護の圧力スイッチ)が働くレベルの圧力です。
高圧カットが働くとコンプレッサーが停止し破裂や故障拡大を防ぎます。
なおルームエアコンには高圧カットスイッチは付いてません。

ルームエアコンの場合でも環境や汚れ等で4MPaを超えてしまうことがあります。
一応、電流やその他で間接的に監視はしていると思います。

昔の単位を使っていた方にはこの”MPa”(メガパスカル)というものがピンときませんね。
4.15MPaというと約42.3kg/㎠(f[重]は以前付いてませんでしたのでそれに習い)ぐらいと言えばどれほど高いかわかるかと思います。

昔使われていた旧冷媒のR22の場合では先ほどの高圧カットは28kg/㎠でした。
当時はこの28kg/㎠(2.75MPa)で気密試験をしていました。

新冷媒(R410A,R32)は旧冷媒(R22)に比べ圧力が高い。
これによりなにが起きたかというとガス漏れの多発。

旧冷媒機種よりも新冷媒の方が室内機の熱交換器での漏れも増えてます。
オゾン層を破壊しない冷媒が開発されたのは大きな進歩ですが、ガス漏れが多くなれば地球温暖化という意味ではマイナスとなります。

あちらを立てればこちらが立たず、簡単ではないですね。

おっと、また話を広げてしまいました。
気密試験をすることがあればまた記事にすると思います。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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