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2020年4月 1日 (水)

大規模修繕工事でポコポコ音発生?

当店で以前エアコン工事をおこなったお宅でマンションの大規模修繕工事後、エアコンからポコポコと音がするようになったとの点検依頼をいただきました。
ありがとうございます😊

このポコポコ音はマンションなど気密性の高い建物で窓を閉め切り、レンジフードの換気扇を回したときに起きることのある現象です。

これはドレン排水管の中の水が、通過する空気で弾けて出る音です。

1台は当店で取り付けたもの、もう1台は他店施工の計2台から音が出ていました。

まずは当店で取り付けたものから
室内機からコンコン音
はじめは音が出ませんでした。

冬の間、暖房では室内機からの排水は出ないので当然です。
一昨年に大規模修繕工事があったとのことで去年の夏に音が出ていたようです。

大規模修繕後ということでおおかた見当はついてましたがまずは点検が基本です。

水を室内機のドレンパンへ注水したところ出始めました。

コンコンという音が小さめで室内機から遠いところで鳴っていることがわかりました。

ではあやしいと思われる室外機周辺へ
大規模修繕工事でドレン管が持ち上がってポコポコ音が発生
やっぱり・・・

大規模修繕工事で室外機が動かされてその際ドレンの先端が逆勾配(上向き)になってしまったようです。

修正
ドレン勾配を修正
これでコンコン音(ポコポコ音)が消えました。

定期的に行われるマンションの大規模修繕はエアコンにとっては最悪の工事なんですよ。
室外機のパイプがつながったままあっちこっちに動かされ、パイプがありえないような状態になっていたりします。

ガスが抜けたり、パイプが折れたり、今回のようにドレン勾配が崩れたり、テープ巻き仕上げの部分はぐにゃぐにゃになってしまったりといいことはありません。

こちらのバルコニーに設置されていた室外機は人が乗った形跡があり、4台中3台は天板が凹んでました。
修繕工事の工事人は平気で室外機の上に土足で乗って足場や踏み台として使う者がいます。

できることであれば事前に室外機を取り外したほうが安全ですね。

そしてもう1台、他店施工のもの
他店施工のエアコン
こちらも水を入れて音を確認します。

ところが音は出ません。

あれ?

お客さんは「昨日も音がしていた」とのこと。

当方「最近、冷房や除湿を使いました?」

お客さん「去年の夏から使ってません」

はは~ん。なんとなくわかりました。
こりゃ修繕工事とは関係のない室内側の原因です。

一番あやしいと思われる配管化粧カバーを外します。
ドレンホースが逆勾配で水が溜まっている
やっぱりね。

今回点検を依頼したのはこのエアコンが使ってもないのにポコポコ音がしたからのようです。

どういうことかというと、ドレンホースのたるみが大きくそこに大量の水が夏の冷房除湿時に溜まり換気扇を回しても空気はそれを押し切れず通過できないため音は出ません。
しかし冬の間少しずつ溜まった水が蒸発して水量が減ってきたためこの時期になって音がするようになってしまった。

そしてまた点検で水を注水したため水量が増えて音が出なくなった。
とこんな感じです。

このままではいずれドレンが詰まって水漏れを起こすので補修が必要です。
またこの状態で屋外のドレンホースが持ち上がったりするとエアロックとなって室内側の水位が上がってオーバーフローを起こすことがあります。

ドレン勾配を修正
ドレン勾配を修正
とりあえずこれで大丈夫でしょう。

このエアコンは寿命が近いため簡単な処置で修理しました。

ドレンのポコポコ音といってもいろんなケースがあります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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