床置き形エアコン設置
先日エアコンの撤去を行ったところへ今回は新品の同じく床置き形エアコンの設置です。(川崎市高津区)
まずは別売品(こちらもお客さんにて納入)の置台を組み立てて付け、
冷媒管も外側から入れて成形しておきます。
穴の高さや巾木(床の縁にある木)の関係で置台がないとうまく設置できません。
置台は床にねじ止め固定。
室内機底面の配管取り出し口をのこぎりで切り取って
ここからパイプを下(置台の中)へ出します。
現地の状況によってこの他にもパイプの取り出し方向は変えられます。
ただし壁掛け形とちがってこの機種はドレン排水を右左差し替えできないので左配管時は水漏れリスクが高くなります。
今回壁側は左をボードアンカー、右はちょうど柱があったためそこへねじで強固に固定。
本体左端と壁の間はこの機種の場合10cm確保するところですが、ドレン排水を重視し撤去した以前の室内機と同じ5cmとしました。
それでも以前のものより室内機の横幅が大きく、排水管を横に振ってから穴に入るような感じです。
接続時に苦労することになるので冷媒管は室内機を置く前にしっかり計測して成形しておかないといけません。
フィルターを付けていったん全部閉めます。
置台のところはまだ終わってません。
ここにもカバーが付くのですが屋外側の工事が終わって試運転後に取り付けます。
簡単に取り付けているように思えるかもしれませんが途中の作業はかなり端折って書いてます。
外部は室内機の位置が2階なので梯子に登って配管作業。
室外機まで設置が終わって最後に電源のボックスを取り替えます。
14年程度経過して劣化しています。
これは内外の接続電線ではなく室外機(エアコン)に供給する電源200Vの専用回路です。
このボックスは新築時に電気工事屋さんが付けていったものですが防水ではないので内部には水が入った跡がありました。
そこで今回は防水タイプへ交換します。
屋外でしかもエアコンのように多めの電流が流れ続ける条件では差込形コネクタ(差すだけの簡単接続)だと長期の安全性は確保できないと思いますので。
黒と白の線が電源200V、緑はアースです。
圧着部に絶縁キャップを付けたらボックス内に収めます。
下から出ているジャバラの管が室外機へいく線です。
はじめは電線管(PF管)を使おうとしたのですが室外機があまりに近く、管が硬くてボックスや接続コネクタが壊れそうだったので前回と同じくドレンホースを流用しました。
事前にボックスに水抜き穴を開けましたがコネクタを使用しないので必要なかったですね。
防水パッキンの付いたフタを取り付けて
周囲の壁に接する部分はコーキングを塗りました。
電源チェック、試運転が終わって問題なし。
久しぶりの床置き形でした。(おそらく2~3年ぶり位)
今回も当店をご利用いただき有り難うございました😊
http://kato-aircon.com/
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