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2020年3月26日 (木)

落ちかけのエアコン修理

エアコンの右側面が壁から浮いてきて落ちそうになっていると点検、修理の依頼をいただきました。(都内)
ありがとうございます😊

状況は
室内機が外れかけて傾いている
傾いているのがわかるでしょうか?

向かって右側が壁から浮いてきています。

工事をしたのは引越し屋さんの下請けエアコン業者のようです。

ふとコンセントを見ると
エアコンのアースが接続されていない
アースが接続されてません。

あー、これだけで他にもいろいろありそうな予感・・・🤔

脚立に登って上からのぞくと
室内機の据付板を固定しているねじが抜けている
ねじが抜けてますね。

建物はマンションなのですが、室外機とつなぐパイプを通すための配管穴は梁の高さに開いている珍しいタイプ。
そのため本体裏に配管穴があり室内機を一度下ろさないと据付板の取り付け直しができません。

しかもその穴(長さ1mほど)の中でパイプが接続されているためエアコンをいったん全部取り外して取り付け直すということになりました。

バルコニーに設置された室外機とパイプ
バルコニーにある室外機とパイプ
配管化粧カバーの端末部分にパーツがありません。

これではカバーのフタがスライドして下がってしまったり外れて風で飛んだりします。

パイプのテープ巻き部分はぐにゃぐにゃと曲がって無理につながっていました。

とりあえず動作を確認したらガスを室外機に戻すポンプダウン開始。

室外機のカバーを開けると
室外機の端子台部分はひどい接続状態
こりゃかなりひどいですね。
室内機側もそうとうなもんでした。

作業しながらパイプを見ると
冷媒管が折れているように見える
これはきっと折れてます。

断熱材を切って
冷媒管が折れていた
やっぱり。

これだけ潰れていると冷媒の流れが阻害されて効率などが落ちます。

修理見積もりにパイプ交換も入れていたのでよかった。

パイプの取り外しが終わって室内機を下ろすと時期的に出ないはずの水が出てきます。
お客さんに聞くと冷房や除湿は去年から使ってないとのこと。

どこかにドレンの逆勾配がありそこに去年の夏からの水が溜まっていたということになります。

据付板は
引掛け部分が変形した据付板
中央の引掛け部分が手前に変形してますね。

この部分は本体に引っ掛かっておらず室内機天板裏にあたった状態で付いてました。
それなりの経験者であれば感覚的な違和感で気が付くはずですけどね。

ねじの抜けていた部分
石膏ボードに打たれたねじが抜けている
3本打ってありましたが抜けてます。

内1本は角度を変えて強度を高めたつもりでしょうか?

配管穴を覗くと
配管穴が逆勾配
室内の穴の40cm奥にコンクリート躯体(梁)に開いた穴がみえますが明らかに室内側の穴が低い。

この逆勾配で水が溜まっていたんです。

点検の際にこちらの娘さんが「なんか、カンッ!て音がする」と言っていたのを思い出しました。
通常は逆勾配があるとポコポコと連続的に聞こえることがありますが、あまりの逆勾配でときどき単発的にその音が出たのかもしれません。

室内機に近いところで音がするとカンカンと聞こえることがあります。

水漏れの原因になるのでこのまま設置するわけにはいきません。

お客さんと相談し室内側の穴を開け直して勾配を確保する方法をとりました。
室内の穴を開け直してドレン勾配確保
室内壁からコンクリート躯体の穴までの空間には塩ビの筒を入れました。

据付板は強固に取り付けてこれで安心。

パイプの接続は配管穴の中になるので室内機を床に置いた状態で接続してから引っかけます。
どうしても一人ではパイプを送るのが無理なのでお客さんに屋外から引っ張ってもらいました。(ご協力いただきありがとうございます😊)

工事(修理)完了
落ちかけた室内機の修理完了
以前使用されていた穴にはフタを付けました。

室内機の設置高さも低すぎずいい感じになりました。

バルコニー側
室外機とパイプの仕上がり
配管化粧カバーの端末にパーツを付けてフタの外れ止めをしました。

室外機脇の配管
室外機脇の配管仕上がり
無理のないように配管。

いやぁ、今回もいろいろある案件でした。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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