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2020年3月

2020年3月30日 (月)

隠蔽配管でのエアコン入替(工事)

さて今回は前回の下見に続いて工事です。

新型コロナウイルスへの対策として工事する部屋は窓を開けていただき換気をしながら行います。

まずこのエアコンの撤去から
隠蔽配管に接続されたエアコンの撤去

室外機にガスを回収するポンプダウンをします。
隠蔽配管の場合は古いコンプレッサーオイルができるだけ管内に残留しないようにエアコンを運転してからポンプダウンを行います。

ポンプダウンが終わってプラグを抜きます。
ポンプダウンが終わってプラグを抜いた
アース線も施工されてました。

ところが本体側は・・・

え?
アース線がつながっていない
なんとアース線は本体とはつながってませんでした。

これぞ手抜き工事の見本😆
表面上はきちんとしているが見えないところは何をしているかわからない😱

施工した人の心の声が聞こえてきます・・・「へへ、見えないしバレないでしょ」

浅はか・・・しっかりバレますよ。

ドレンホースも抜いて冷媒管も外しました。
エアコンの配管類を外す

撤去完了
隠蔽配管につながったエアコンの撤去完了
室外機の撤去も済んでます。

いよいよ新しいエアコンを取り付けるわけですが壁から出ている電線や冷媒管が短くて足りません。

そこでコンセントの横に穴を開けます。
コンセントの横に開口

ボックスを付けてここに電線を通し接続延長します。
電線を接続延長するためにボックスを取り付けて通線

いままでのエアコンはむかしの日立で4心(4本線)、こんどは3心になります。
現在のエアコンはほとんど3心です。

冷媒管の延長にはこれ
冷媒管の接続に使用するユニオン
ユニオンといいます。

部屋の中で火を使うのは危険もあるのでこのような場合は溶接ではなくメカニカル接続のユニオンを使用します。

ユニオンを使用して延長した冷媒管
ユニオンを使用して延長した冷媒管
あとは断熱をかぶせて室内機とつなぎます。

問題のドレンも差し込み完了
壁内の塩ビ管へ室内機のドレンホースを差し込み
これが今回の工事で一番手こずりました😅

塩ビ管VP25が埋設されているため断熱材が被ったままでは室内機から出たドレンホースが差し込めません。
とはいえこれまでのように断熱を長くむいてしまうと壁内で結露を起こします。

ぴったりの長さになるように、そして排水勾配が確保できるように調整するのに何回も抜き差し。
奥の方にある塩ビ管へホースを差し込むのも冷媒管や電線、グラスウールに阻まれて簡単ではありませんでした。

室内機はほぼ接続完了
室内機は隠蔽配管にほぼ接続完了
右にあるアース線は前面のパネルを付けてからつなぎます。

先ほど通した電線もつなぎます。
ボックス内で電線接続

カバーを取り付けて室内機完了。
隠蔽配管への室内機設置完了
ドレン排水試験をして壁内への漏れがないか、きちんと屋外へ排水されているか確認し問題ありませんでした。

電線を接続したところのカバープレートの色はコンセントと同じものが入手できずアイボリーを使用。

室外機側も
電線の接続延長をして室外機の設置完了
防水ボックスをつけて電線を接続延長して設置完了。

室外機の出し入れはお客さんの手をお借りしました。ありがとうございます。

試運転チェックも立ち会いいただき完了しました。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2020年3月29日 (日)

隠蔽配管でのエアコン入替(下見)

今回は隠蔽配管(先行配管)がされているお宅でのエアコン入替工事です。
場所は横浜市。ご依頼をいただき有り難うございます😊

建物建築時にエアコン用のパイプや電線を壁や天井、床下内に埋め込まれたものを隠蔽配管とか先行配管といってエアコン本体の入替工事となったときなにかと問題になります。

新しいエアコンはある有名量販店で購入されたそうですが、いままで付いていたものと電線やパイプの長さが合わないため施工まではできないと断られたそうでこちらへ連絡をいただきました。

まあ当店もなんでも工事するというわけではありません。
このような場合はまずは下見に伺って施工可能か判断します。

特に隠蔽配管は工事業者によって配管方法がまちまちでひどい場合は一度しか使用できないようなものもあります。

状況は・・・

室内機
これから入れ替えをする室内機の設置状況
とりあえず普通についてます。

まず一番心配なのはドレン管(排水管)がどう施工されているかです。
これで施工不能と判断することが一番多いですね。

でも室内機のところから覗いてもどうなっているのか全く見えません。

コンセントを外すと
コンセントを外すとドレン排水管が奥に見える
奥の方にドレン管が見えました。

拡大
硬質塩ビ管に差し込んであるドレンホース
硬質塩ビ管が壁内に配管され、そこに室内機のドレンホースが差し込んであります。

ドレンホースは断熱材が剥ぎ取られてます。
この部分は結露が起きていることは間違いないでしょう。

硬質塩ビ管はVP25ですが、この部分はVP30を使用すべきところ。
VP30であればドレンホースの断熱材をはがさなくてもそのまま差し込むことができます。

これはドレンの施工がちょっと難しいですね。
でもなんとかなりそうです。

電線と銅管は接続して延ばせば大丈夫そうです。
量販店の工事屋さんは電気工事士の資格があったとしても店側から電線相互の接続が禁止されてます。
それで断られたんです。

端子台の接続は・・・
ひどい電線の接続
電線押さえのバンドは無視して不使用。

電線は中身の心線が見えて危険!
こうなるのは電線の皮むきに電工ナイフではなくカッターナイフを使用したからです。

このエアコンはむかしの日立製。
内外渡り線(室外機と室外機を結ぶ電線)が4心(4本)でどの線にも100Vの電圧がかかります。

次に室外機
隠蔽配管に接続された室外機
こちらも普通に付いています。

なんとなく予感がするのでカバーを開けると
室外機のカバー内で電線を差込形コネクタで接続してある
案の定、差込形コネクタで不足した電線を継ぎ足してます。

施工した人はこれでいいと思っているんです。
こういうことを平気でするから劣化による事故になるんですよね。
そりゃ店側も接続禁止にしますわ。

銅管はそのまま足りるので電線だけ接続し直せば大丈夫そうです。

隠蔽配管での入替工事はお断りすることが多いのですが今回は可能と判断しお引き受けしました。

次回工事の様子をアップします。

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2020年3月26日 (木)

落ちかけのエアコン修理

エアコンの右側面が壁から浮いてきて落ちそうになっていると点検、修理の依頼をいただきました。(都内)
ありがとうございます😊

状況は
室内機が外れかけて傾いている
傾いているのがわかるでしょうか?

向かって右側が壁から浮いてきています。

工事をしたのは引越し屋さんの下請けエアコン業者のようです。

ふとコンセントを見ると
エアコンのアースが接続されていない
アースが接続されてません。

あー、これだけで他にもいろいろありそうな予感・・・🤔

脚立に登って上からのぞくと
室内機の据付板を固定しているねじが抜けている
ねじが抜けてますね。

建物はマンションなのですが、室外機とつなぐパイプを通すための配管穴は梁の高さに開いている珍しいタイプ。
そのため本体裏に配管穴があり室内機を一度下ろさないと据付板の取り付け直しができません。

しかもその穴(長さ1mほど)の中でパイプが接続されているためエアコンをいったん全部取り外して取り付け直すということになりました。

バルコニーに設置された室外機とパイプ
バルコニーにある室外機とパイプ
配管化粧カバーの端末部分にパーツがありません。

これではカバーのフタがスライドして下がってしまったり外れて風で飛んだりします。

パイプのテープ巻き部分はぐにゃぐにゃと曲がって無理につながっていました。

とりあえず動作を確認したらガスを室外機に戻すポンプダウン開始。

室外機のカバーを開けると
室外機の端子台部分はひどい接続状態
こりゃかなりひどいですね。
室内機側もそうとうなもんでした。

作業しながらパイプを見ると
冷媒管が折れているように見える
これはきっと折れてます。

断熱材を切って
冷媒管が折れていた
やっぱり。

これだけ潰れていると冷媒の流れが阻害されて効率などが落ちます。

修理見積もりにパイプ交換も入れていたのでよかった。

パイプの取り外しが終わって室内機を下ろすと時期的に出ないはずの水が出てきます。
お客さんに聞くと冷房や除湿は去年から使ってないとのこと。

どこかにドレンの逆勾配がありそこに去年の夏からの水が溜まっていたということになります。

据付板は
引掛け部分が変形した据付板
中央の引掛け部分が手前に変形してますね。

この部分は本体に引っ掛かっておらず室内機天板裏にあたった状態で付いてました。
それなりの経験者であれば感覚的な違和感で気が付くはずですけどね。

ねじの抜けていた部分
石膏ボードに打たれたねじが抜けている
3本打ってありましたが抜けてます。

内1本は角度を変えて強度を高めたつもりでしょうか?

配管穴を覗くと
配管穴が逆勾配
室内の穴の40cm奥にコンクリート躯体(梁)に開いた穴がみえますが明らかに室内側の穴が低い。

この逆勾配で水が溜まっていたんです。

点検の際にこちらの娘さんが「なんか、カンッ!て音がする」と言っていたのを思い出しました。
通常は逆勾配があるとポコポコと連続的に聞こえることがありますが、あまりの逆勾配でときどき単発的にその音が出たのかもしれません。

室内機に近いところで音がするとカンカンと聞こえることがあります。

水漏れの原因になるのでこのまま設置するわけにはいきません。

お客さんと相談し室内側の穴を開け直して勾配を確保する方法をとりました。
室内の穴を開け直してドレン勾配確保
室内壁からコンクリート躯体の穴までの空間には塩ビの筒を入れました。

据付板は強固に取り付けてこれで安心。

パイプの接続は配管穴の中になるので室内機を床に置いた状態で接続してから引っかけます。
どうしても一人ではパイプを送るのが無理なのでお客さんに屋外から引っ張ってもらいました。(ご協力いただきありがとうございます😊)

工事(修理)完了
落ちかけた室内機の修理完了
以前使用されていた穴にはフタを付けました。

室内機の設置高さも低すぎずいい感じになりました。

バルコニー側
室外機とパイプの仕上がり
配管化粧カバーの端末にパーツを付けてフタの外れ止めをしました。

室外機脇の配管
室外機脇の配管仕上がり
無理のないように配管。

いやぁ、今回もいろいろある案件でした。

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2020年3月24日 (火)

作業車、えっ!また?

作業車のオドメーター(積算距離計)をみるともうすぐ88888km。

見逃さないように・・・

あ、キター!
作業車のオドメーターは88898km
あれ?

見逃した~🤣

まあそれはいいとして二日後の作業の帰り・・・
坂道を登っているとスピードメーターの脇にピカッとなにか点灯。

燃料の警告灯か?と目をやると一瞬”これなんだっけ”と見慣れないものが。

また出たエンジンチェック😱
作業車のエンジンチェックランプ点灯
昨年末にも点灯してO2センサーを1本交換。

もう1本も壊れたか?今度は価格が高いほうだよなぁと思いつつディーラーへそのまま直行。

向かう途中、どういうわけかラジオが故障していきなり爆音国会中継!😲
ボリュームが利かずあわててスイッチOFF。
議員さん力が入ってマイクをつかんだのかと思いましたよ。

やっぱりね~、こういうことは重なる説が発動。

到着してチェックしてもらうと
サービスマン「今回は触媒装置の異常が出てました」

O2センサーではなかった。
でも触媒装置ってもっと高額なのでは・・・

サービスマン「コンピューターのプログラム書き換えをするのでそれで様子をみてください」

なんだか書き換えで症状が出なくなることがあるらしいです。
まずは様子見で次に同じ異常が出たら修理とのこと。

ふぅ、とりあえずセーフ😅

いっぽうラジオは純正で今回2回目の故障。
直すほどのものではないので市販のものに取り替えようかと思案中です。

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2020年3月22日 (日)

床置き形エアコン設置

先日エアコンの撤去を行ったところへ今回は新品の同じく床置き形エアコンの設置です。

ここへ取り付けます。
床置き形エアコン設置前

まずは別売品(こちらもお客さんにて納入)の置台を組み立てて付け、
床置き形エアコンの置台と冷媒管を配管
冷媒管も外側から入れて成形しておきます。

穴の高さや巾木(床の縁にある木)の関係で置台がないとうまく設置できません。

置台は床にねじ止め固定。

室内機底面の配管取り出し口をのこぎりで切り取って
床置き形室内機の配管取り出し口切り取り
ここからパイプを下(置台の中)へ出します。

現地の状況によってこの他にもパイプの取り出し方向は変えられます。
ただし壁掛け形とちがってこの機種はドレン排水を右左差し替えできないので左配管時は水漏れリスクが高くなります。

室内機をセット
床置き形室内機をセッティング
置台と壁の両方に固定します。

今回壁側は左をボードアンカー、右はちょうど柱があったためそこへねじで強固に固定。

本体左端と壁の間はこの機種の場合10cm確保するところですが、ドレン排水を重視し撤去した以前の室内機と同じ5cmとしました。
それでも以前のものより室内機の横幅が大きく、排水管を横に振ってから穴に入るような感じです。

冷媒管、ドレン管、電線を接続
床置き形室内機に冷媒管、ドレン管、電線を接続
断熱なども済ませます。

接続時に苦労することになるので冷媒管は室内機を置く前にしっかり計測して成形しておかないといけません。

カバーを付けて
床置き形室内機に前面カバーを付けて

フィルターを付けていったん全部閉めます。
一部を残し床置き形室内機取り付け完了
置台のところはまだ終わってません。
ここにもカバーが付くのですが屋外側の工事が終わって試運転後に取り付けます。

簡単に取り付けているように思えるかもしれませんが途中の作業はかなり端折って書いてます。

外部は室内機の位置が2階なので梯子に登って配管作業。

室外機まで設置が終わって最後に電源のボックスを取り替えます。
劣化した電源接続ボックス
14年程度経過して劣化しています。

これは内外の接続電線ではなく室外機(エアコン)に供給する電源200Vの専用回路です。

このボックスは新築時に電気工事屋さんが付けていったものですが防水ではないので内部には水が入った跡がありました。

そこで今回は防水タイプへ交換します。

交換が終わって電線接続
電源電線をボックス内で圧着接続
もちろんここは圧着接続。

屋外でしかもエアコンのように多めの電流が流れ続ける条件では差込形コネクタ(差すだけの簡単接続)だと長期の安全性は確保できないと思いますので。

黒と白の線が電源200V、緑はアースです。

圧着部に絶縁キャップを付けたらボックス内に収めます。
電線をボックス内に収め
下から出ているジャバラの管が室外機へいく線です。
はじめは電線管(PF管)を使おうとしたのですが室外機があまりに近く、管が硬くてボックスや接続コネクタが壊れそうだったので前回と同じくドレンホースを流用しました。

事前にボックスに水抜き穴を開けましたがコネクタを使用しないので必要なかったですね。

防水パッキンの付いたフタを取り付けて
電線接続ボックスに防水パッキンの付いたフタを取り付け
周囲の壁に接する部分はコーキングを塗りました。

外部作業完了。
20032250

電源チェック、試運転が終わって問題なし。

室内機置台のカバーを付けて
床置き形エアコン設置完了
設置完了です。

久しぶりの床置き形でした。(おそらく2~3年ぶり位)

今回も当店をご利用いただき有り難うございました😊

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2020年3月19日 (木)

電ドラボール買いました。

発売からずっと買おうか迷っていた電ドラボールをようやく購入しました。
ベッセルの電ドラボールを購入

エアコン工事って割と細かなネジの付け外しが多くて手回しだと疲れます。
そのたびに大きな電動ドライバーを持つのも面倒なんですよね。

3.6V仕様のボッシュ製(一応プロ仕様、無段変速)の小さめのドライバーもあるのですが、充電器が故障中でしかも製造中止のようで使うのをやめてました。

やっぱり小さい電動ドライバーがあると便利なので買うことに決定。

メーカーは電工ドライバーでおなじみのベッセル。
ほかにもよくわからないメーカーのものがホームセンターに売ってましたがそちらは形がオモチャみたいなのでやめました。

裏側にはビットがひとつ付いてます。
2番のプラスビットが付属
2番のプラスビットです。

このほかには充電用のUSBケーブルが付属してました。

さっそく現場で半日使用。
半日使用した電ドラボール

若干スイッチ部にふくらみがありますが普通の電工ドライバーとほぼ形状が同じなので腰道具に差せます。
いままで使っていたプラスドライバーと差し替えて作業してみました。

結果はおおむね良好😊

まだこれから検証してみなければわからないこともあると思いますが、腰道具からサッと出して電動で早回し。
そのまま手回しで本締めまでできます。
うん、やっぱり便利。

ただしあまり力がないので少し負荷がかかると安全装置が働くようで止まります。
でもその方が手にも機器にも安全です。

正逆転はできますが変速機構はないのでONかOFFかの一定速。

難点としては本締めのときに予期せずスイッチに触れて回転してしまうところ。
ちょっと慣れが必要ですね。

またスイッチ部のふくらみの違和感で手回しでの本締めはトルク感がつかみにくい。
ブレーカーなどの確実な締め付けには普通の電工ドライバーのほうが向いていると思いました。

あと必要ありませんがLEDライトが付いてます。
電動で回転と同時に点灯。停止後数秒で消灯。
今では電動ドライバー各種ほぼ全部にライトが付いてますが個人的には不要です。

半日使用後のビット
腰道具に半日差して使用した電ドラボールに付属のビット
多分絶縁のためのカバーだと思いますが破れてます。

これは使用中になったのではなく、腰道具に差した状態で作業中に強く当たって破れたようです。

ビットはしっかりロックされるので作業中に抜け落ちる心配はありません。

あとは耐久性ですね。
ハードな作業に耐えられるかどうか。
しばらく使ってみて何かあればまたレポートします。

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2020年3月16日 (月)

床置き形エアコン撤去

床置き形のエアコンを撤去工事に伺いました。(川崎市内)

14年前、建物が新築当時に当店で取り付けたものです。
毎度ありがとうございます!

効きが悪くなったとのことで買い替えることになり状況確認を兼ねて先に撤去します。

室内機はこれ
撤去する床置き形エアコンの室内機

部屋の上部が傾斜の壁で普通の壁掛け形のエアコンが付けられないため床置き形を設置しています。

とりあえず暖房運転して確認。
ポンプダウン(ガスを室外機へ回収する作業)をしても差し支えないか様子を見ます。

結構あったかい風が出てガス不足の感じはせずポンプダウン可能と判断。

室外機へ
撤去する室外機
見ると室外機のファンが回ってませんでした。

”こりゃ効きが悪いわぁ”と思いながら早めにポンプダウンを終わらせました。

ファンモーターか基板の故障ですね。
年数的には本体買い替えが正解です。

接続ボックスから室外機へ電源が供給されています。(室外電源機)

屋外の作業が終わったら室内機を外します。
床置き形エアコン室内機のカバーをあけて
(パイプの断熱材は先に外してしまいました)

熱交換器のサイドがサビてますね。
お客さんの話ではエアコン洗浄を業者へ依頼してその後このようになったそうです。

エアコン洗浄(クリーニング)はしっかりしたところへ頼まないと薬品が残留したり、中和させず劣化が早くなります。

ちなみに当店では洗浄は行っておりません。

パイプを外して
床置き形エアコン室内機のパイプを外して
壁掛け形と異なり室内機の中で接続するようになっています。

室内機を外し終わってスリーブを抜き穴の中を覗くと
配管穴の中を覗くと
おっと😅・・・右側に柱と筋交いがあります。

新しく購入を予定されている室内機の穴の位置がちょうど柱のところなんですよねぇー。

できる限りこの穴を再利用できるように取り付けを方法を検討してみます。

穴は仮に塞いで完了
床置き形エアコン撤去完了

壁に2つボードアンカーが打ってありますが室内機の転倒防止です。

余談ですが昔は同じ床置き形でクリーンヒーターエアコン(暖房は灯油)なんていうのがありました。(略称:クリコン)
暖房用の吸排気管(煙突)と冷房用のパイプを穴から出して配管する方式。
ひとつの穴で吸排気管と冷媒管の両方を配管できるものもありました。

需要の少なくなった現在では床置き形エアコンはあまり売れないので価格が高いようですね。

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2020年3月13日 (金)

入替工事で壁紙張替え

エアコンの入れ替え工事の依頼をいただきました。(都内)
ありがとうございます。

まずは取り付け工事をするにあたり、寸法の計測や壁の強度が新たに購入する製品(室内機)質量に耐えられるか確認するため撤去に伺いました。

撤去完了後
エアコンの撤去が終わった室内
壁の強度は問題ありませんでした。

でもエアコンの付いていたところの壁の色が・・・

エアコンを設置したまま壁紙(クロス)を張り替えてしまったため裏側が以前(おそらく建築当初)のままなんです。

これもよくあることでいざエアコンを入れ替えとなって外したとき”あら~😱”ってなるんですよ。

(壁紙は”張り替え”と”貼り替え”でどちらか?という話がありますが、昔からの慣習で”張り替え”がいまでも使われているようです)

室内なのに屋外に使用される配管化粧カバーが付いていたのでそれも交換ご希望とのことで外すと
室内の配管化粧カバーを外した跡
この部分も同じく昔の壁紙が・・・

クロス屋さん(壁紙を貼る職人さん)が化粧カバー周囲のボロ隠しにコーキングしていたのでデコボコです。

寸法の合う機種やカバーを選定しないと以前の壁紙がハミ出てカッコわるいですね。

でもなかなかうまく隠せるようなカバーが見つかりません。
機種もある程度限定されてくる感じです。

その後お客さんから”壁紙を張り替える”との連絡が。
それならすべての問題がクリアされます。

クロス屋さんを呼んで補修すると思っていたらなんとご自身(DIY)でされたとのこと。

取り付け工事に伺います。
お客さんがご自身で壁紙を補修
きれいになってます。

はじめて張り替えしたとのことですがとてもそのようには見えない仕上がり。
プロが施工したといってもわからないレベルです。

ではさっそく設置の準備を
室内機の取り付け準備
室内機据付板とカバー(受け側)の取り付け。

室内機を掛けて配管加工
室内機を掛けて配管を加工
3分管(銅管)は寸法を測って曲げてから接続。

カバーに収まるように曲げるため今回はスプリングベンダーを使用しました。
画像に写っていませんが細長いスプリングを銅管の中に差し込んで曲げます。
銅管を手でグイっと曲げてもパイプは潰れません。

これだけの曲げをするときは何かしらのベンダーを使用しないとパイプがポッキリ折れてしまうことがあります。
また折れるまでいかなくとも大きく変形することがあります。

もう一本の2分管は細いのでベンダーを使う必要はありません。

接続もすべて終わって完了。
配管化粧カバーも取り付けて室内機設置完了

すっきりきれいになりました😊

いまではホームセンターなどに壁紙張り替え用の道具が売られているので挑戦されてはいかがでしょうか。

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2020年3月 9日 (月)

これ効くのかな?(ウイルス対策)

あいかわらずマスクが入手困難ですね。

使い捨てのものを洗剤で洗って何度も再利用してますが、なんだか段々と呼吸が楽になってきたような?

こりゃもう薄くなってマスクとしての機能がなくなってきてますよ😅

まあそれでもしないよりはマシでしょう。

わたくし花粉症のためマスクなしで外出すると大変なことになります。
花粉症の人はマスクの効果を実感できますよね。

先日「マスク売ってないかなぁ~」(ないとはわかってますけど)と立ち寄ったドラッグストアに売っていたのがこれ。
ウイルスシャットアウト

効果のほどはわかりませんが売り切れ入荷待ちのマスク売り場にぶら下がっていたので一つ買ってみました。
(買い占めはご法度ですので)

これを首からかけていると顔の周囲のウイルスを無効化することができるそうです。
効果は30日程度持続。

こういうのって効果がわからないからなんとも・・・

でもこういうときには打てる手はすべて打つのが後悔のない対処だと思っています。

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2020年3月 6日 (金)

絶縁抵抗計の動作確認

いつも使っている絶縁抵抗計
いつも使用している絶縁抵抗計
エアコンや電気設備の絶縁抵抗をこれで測定しています。

これは3レンジで
絶縁抵抗計の3レンジ
125V、250V、500Vの直流電圧で設備に漏電がないか確認できます。

”メガー”と呼ぶ人もいますね。
高い抵抗値を測定するので目盛りの単位がMΩ(メガオーム)なんです。

当店ではエアコンの工事や修理でいつも使うため計測器の中でも一番と言っていいほどの使用率。

正常に測れているのか検査しないといけませんね。
(たまにやってます)

そこでこれを使います。
絶縁抵抗計の動作確認に回路計を使う
テスター(回路計)です。

テスターで絶縁抵抗計からでる直流電圧を測定して、同時に絶縁抵抗計でテスターの内部抵抗(このテスターは10MΩ)を測定する方法を使います。

まずは絶縁抵抗計の電池電圧が正常かツマミを”BATTERY CHECK”にして確認
絶縁抵抗計のバッテリーチェック
赤いスイッチ(レバー)を起こすと針が動きます。

今回は撮影用にレバーを起こしてロック状態にしましたが、この部分を押している間だけスイッチが入る押しボタンとしても使えます。
なんだか説明書にはバッテリーチェックを5秒以上するなと書いてあります。
さっさと終わらせましょう。

肝心の電池の残量は
絶縁抵抗計の電池残量
正常範囲内でOKです。
(左端がミニマム)

最近電池を替えたので。

しかしバッテリーチェックをしてそのまま電圧レンジに切り替え忘れて絶縁抵抗を測定「あれ~?抵抗低いな~・・・、あっ😅」なんてこともたまにありますよ。

では測定を開始します。
絶縁抵抗計とテスターをつないで測定開始
テスターのレンジはDCV(直流電圧)。

まずは125Vレンジからスイッチオン!
絶縁抵抗計125Vをテスターで相互に計測
144.3Vです。

125Vじゃありません。
故障?

いいえそうではありません。
仕様書によると定格の-0%~+30%出るようになっているので125Vから162.5Vの間であればOKです。

電池が消耗して電圧が落ちてくるとだんだんと定格電圧に近づいていくと思います。

そしてこのとき絶縁抵抗計の指示値は
絶縁抵抗計125Vの指示値はテスター内部抵抗の10MΩ
10MΩです。

目盛りは電圧レンジごとにあるので注意して読みます。

テスターの内部抵抗10MΩぴったりで正常に計測できています。

次に250Vレンジ。
絶縁抵抗計250Vをテスターで相互に計測
276.1V。

これも+30%以内の325V以内におさまっているのでOK。

絶縁抵抗計の指示値は
絶縁抵抗計250Vの指示値はテスター内部抵抗の10MΩ
これもぴったり10MΩ。

最後に500Vレンジ。
絶縁抵抗計500Vをテスターで相互に計測
545Vで+30%の650VにおさまっているのでOK。

一方、絶縁抵抗計の指示値は
絶縁抵抗計500Vの指示値はテスター内部抵抗10MΩより若干低い9.5MΩ
ちょっと低めの9.5MΩ。

これも±5%以内であればOKなのでまずまずで問題なし。

高めに指示するよりはいいでしょう。

検査結果は正常ですね。

当店が開業当初は500V単レンジのもので電気工事業の登録(絶縁抵抗計は必要計器のひとつ)をしましたが、エアコンなどの機器では電圧が高すぎて壊れる恐れもあるので状況に合わせて適切な電圧を選べる3レンジが向いてます。

この絶縁抵抗計は結構長く使っていますがまだまだ大丈夫そうで安心しました。

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2020年3月 4日 (水)

化粧カバーの中は・・・

パイプを配管化粧カバーで仕上げると見た目がきれいになっていいものですね。

しかーし!中身のパイプが見えないということはどんな施工がされているかもわかりませんヨ😁

これなんかもその一例。
エアコンの配管穴がごみで穴埋めされている
これってアリ?

カバーを外すと穴にごみが詰められてました。

本来はエアコン用パテで埋めて空気の流入がないようにしますがこれじゃスカスカ。
しかも室内側(こちらも化粧カバー付き)は穴埋めされてませんでした。

換気扇で室内は負圧になり配管穴から外気が吸入されるので穴の中は真っ黒け。

何のごみか抜いてみると
配管化粧カバーの入っていた袋
配管化粧カバーの入っていた袋をまとめてつっこんでありました。
透明だった袋も真っ黒け。

工事をした人の発想は”パテの節約ができて持ち帰るゴミも減らせるし俺ってアタマいい!、カバーで隠れるしバレねーべ”って感じですか?

こんなことをしたら取り外すときにはバレるって思わないんですかねぇ。

工事はどこかの下請け業者でしょうが店や元請けに対していい思いを持っていないのかもしれませんね。
業者を大切にしないのでお互い様というところでしょうか。

でもそのあおりを食らうのはお客さんなんですヨ。

どうしようもないですね。

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2020年3月 2日 (月)

効率向上のため室外機移設

エアコンの冷暖房能力向上のため室外機移設の依頼をいただきました。
ありがとうございます。

室外機の移設前
手前のほうへ移設します。

現状では
室外機の周囲が3方向塞がっている
室外機の周囲3方向のスペースが狭く、吹き出した風が背面へ戻るショートサーキットが起きやすい状況です。

このエアコンはメインに使用するリビングに取り付けられた冷房能力4.0kWのもの。
夏は熱風、冬は冷風がここでぐるぐると回って効率が落ちてしまいます。

お客さんはそれを気にされて相談を受けたわけですが、このことに気付かれるとは脱帽です。

当店が付けたエアコンではないのでガス漏れなどないかチェックをしてから室外機へガスを回収
室外機へガスを回収
ポンプダウンといいます。

もしガスが漏れていたらポンプダウンはできません。
運が悪いと室外機が爆発💥します。(これ冗談ではありません)

ポンプダウンが無事終わったら電線を端子台から外します。
エアコン室外機の端子台
ムム・・・なんか電線が細いような・・・

拡大
室内外機の渡り線が細い
でました1.6mm・・・

久しぶりの遭遇です。

通常、室内機と室外機の渡り線(電線)は直径2.0mmですが工事業者は材料費を節減したいためでしょう細いものが使われています。

某有名量販店の購入とのことですが、数年前までは工事業者がとぼけて1.6mmを使っていたのを以前はよく見かけましたが、現在では是正されて2.0mmになっていると思いますが・・・

据付工事説明書を見せてもらおうとお客さんにお話しするともらっていないとのこと。
これは説明書を見られて指摘を受けることを警戒し施工者が持ち帰ってしまうパターンですね。
まったく・・・

しかたないのでメーカーへ電話。
”この機種は本来は2.0mmを使用。やむを得ない場合には長さ10m以内に限り1.6mmを使用してもよい”
との回答でした。

とりあえず10m以内なのでそのままにして、交換を希望される場合はまた連絡をいただくことにしました。

パイプを外すと
ガス漏れ防止剤が軍手に付着
軍手の指先部分に付いたガス漏れ防止剤。

ちょっと前の室外機移設記事でもこれが使われているものがありましたが、よほど工事ミスによるガス漏れが多くて使用するように店から言われてるんでしょうかねぇ。

これはねばねばしてゴミが付着しやすいので冷凍機油を使用して落としました。

パイプを加工します。
室外機周辺のパイプ加工中
パイプの長さはほぼそのままで曲げ加工するだけでOKでした。

接続部の加工(フレア加工)は再利用せず切断加工します。(これは基本中の基本)

化粧テープを巻いて接続が終わったら真空引き
エアコンの真空引き中

室外機移設完了
室外機の移設が完了
試運転結果も良好。

室外機の背面
吸気しやすくなった室外機の背面
解放されて吸気がしやすくなりました。

後方も
室外機後方のスペース
これだけあれば新鮮な空気を吸入できて効率向上になりそうです。

お宅によってはこのようなスペースを設けることができないこともあると思います。(そのほうが多いかな・・・)

エアコンは室外機の設置場所もよく検討しないと本来の能力がでないので施工者とよく相談しましょう。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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