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2020年2月16日 (日)

R22全廃

今回は業務用エアコンの故障で点検依頼をいただきました。(都内)

とはいっても当店では現在業務用エアコンの修理は行っておりません。

エアコンのフロンガスがR22のため他では断られたとのことで、どこが故障しているのかとりあえず点検し安く直せれば修理までという依頼です。

症状としては冷房が効かない。

こちらのエアコンは店舗の厨房についていて夏の冷房がメイン。
あまり使用しない今のうちに手を打っておこうと判断されたようです。

室外機です。
業務用エアコンの室外機
冷房運転しても正常に動きません。

しばらくすると”カチッ”と音がしてファンが回り出し・・・そのまま停止。

たまにコンプレッサーが動くと重そうな大きな唸り音がしてまた停止。
以後その繰り返しです。

インバーター系とコンプレッサーがあやしい。

業務用エアコンはルームエアコンよりもコンプレッサー故障が多いんですよ。

カバーを開けます。
室外機のカバーを開けた
なんか昔よく見た懐かしい光景です。

会社員時代は業務用エアコンを扱っていたもので。

基板を見ると
室外機の基板
LEDで故障内容が表示されていますね。

えーっと、左から3つが点灯してます。

どれどれ
故障コード
・・・ない😅

あれーないなぁ。

もう一度基板
LEDの並びが逆
おっと、LEDの並びが逆ですね。

基板は右からLED1~4、コード表は左からLED1~4です。

故障内容は”圧縮機過負荷、圧縮機電動機断線”でした。

この内容を素直に文字通り受け取り、先ほどの唸り音も考え合わせればコンプレッサー(圧縮機)の異常のようです。
インバーター系も合わせてセット交換が確実です。

業務用エアコン定番の高額修理。

ということでここは修理ではなく本体入れ替えのタイミングでしょう。

なんといってもこのエアコン、使用冷媒がR22で今年(2020年)から全廃となったため冷媒は製造されません。
今後は残った冷媒の奪い合いで価格が高騰、入手困難が予想されます。

闇ルートのガスが出回るかもしれませんよ。

ここで修理するよりもエアコンを入れ替えてしまったほうが安心です。
今後急な故障で修理不能になったとき業務に支障がでますからね。

業務用エアコンは使いつぶす傾向があるのでこのR22の機種がまだたくさん使用されているのではないでしょうか。
だいたい20年以上前の機種です。

ちなみにR22のエアコンに別の新冷媒を入れて使用することは壊れるのでできません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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