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2020年2月18日 (火)

リークディテクターの動作チェック

ガス漏れを探すのに使用するリークディテクター
リークディテクター
アサダというメーカーの”LD316”

エアコンのガス漏れ点検時には大活躍します。

検知できる冷媒はメーカーサイトによると”R410A、R407C、R404A、R507A、R134a、R12、R22、R500、R502、HFO1234yf、R32、R245fa、HFO1234ze、HFO1233zdなどのフロン”となっています。

ルームエアコンではR410AとR32がほとんど。
R22なんかは過去のものでもう見かけません。

検知能力は3g/year(年間3グラム)で高感度。
赤外線センサーなので長寿命。

だからといって正常な感度かわからないので定期的に確認はしないといけませんね。

そこで当店では同じくアサダの”ディテクタチェッカLS-4”これを使っています。
ケースに入ったリークディテクターチェッカー
ケースに入ってます。

中身はこれ
リークディテクターチェッカー本体
たいしたものではありません。

小さなものですが精密なのでいいお値段しますよ😅
見た目には高くても¥1500位のものに見えますが確か¥20000以上した記憶があります。

ディテクターにはリークチェックボトルと言われるテスト用の瓶が付いてきますが、それは動作確認程度のもので感度までは確認できません。

年に1~2度しか使わないので説明書を読んで使用します。
ディテクターチェッカーの説明書
ガイドラインにはリークディテクターは年に一度は点検したものを使うのが望ましいとなっています。

このチェッカーは5g/yearのガス漏れが再現できます。

R410Aを室温23℃、無風の状態で使用となってますが今回は気温約19℃。
ボンベの圧力が0.2MPa程度低くなるので漏れ量が少なくなるかもしれません。

まあ少ない分にはいいかということで・・・

R410Aのボンベ
R410Aボンベ

マニホールドにチェッカーをつけて
マニホールドにディテクターチェッカーをつけた
マニホールドのバルブで微調整しゲージを見ながら冷媒液がチェッカーに入らないように圧力を上げ再度バルブを閉じます。

本来はボンベのガス側へ直接付けて使用するのですがこのボンベはそれが難しいので説明書には書いてありませんがこの方法を使います。

またマニホールドやホースにコンプレッサーオイルなどが残留しているとチェッカーに入ってガスが出てこなくなる恐れがあるので事前に確認してます。

ちょっと専門的で何を言っているのかわからないかもしれませんね。

リークディテクターをチェッカーへ5秒近づけては5秒離してを10回繰り返し
リークディテクターの感度チェック中
何回漏れ反応が出たか確認してその回数で良否を判定します。

結果は合格。

リークディテクター本体

このディテクターを入手する前は毎年センサー交換(半導体で¥7000位)をしてました。
半導体センサーは1年位で劣化したのでチェッカーも必要なかったんですよ。

やっぱり赤外線センサーは長寿命ですね。

誤反応も少なくて助かります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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