8年前に付けたエアコン
エアコン4台の取り外しを依頼いただき工事に伺いました。
(神奈川県鎌倉市へエリア外出張)
お引越しで4台中2台は新居へ移設、残り2台は処分です。
8年前に当店で工事に伺ったことがあるとのことで、データベースを確認するとたしかに1台取り付け工事の記録が残っていました。
データベースには工事内容、機種名、試運転結果などが残っているんですよ。
前回の領収書をとっておいてくれたそうで再度の依頼をいただきました。
ありがとうございます!
室内機の画像は撮り忘れてありません。
しかし工事をした記憶のほうが残ってないんですよね😅(オイオイ)
近くまで行ってもお家がわからず電話で案内をいただきました。
到着して一通り見て回り、他の3台は明らかに私の工事ではありません。
そしてこの1台は施工の仕方が間違いなく私のもの。
工事は施工方法や材料に人それぞれのクセがあるのでわかります。
でもなんとなく室外機を壁とブロックの間に置いたのを微かに覚えているような・・・ないような・・・
覚えがないのはおそらく施工がやりやすかったためではないかと思います。
大変なところは忘れませんので。
では当時の工事を少し見てみます。
まずはパイプを固定しているバンド
耐候性結束バンド。(耐候性の黒)
なんでこれを使ったかというと、当時材料店で売られていたエアコンパイプ用の固定バンドに耐候性がなく、紫外線劣化により1~2年で切れてしまったため。
そのため一時期このように耐候性でパイプ保持にも使える太い結束バンドにねじを打って固定していました。
こんなことしてたのウチぐらいでしょうかね。
やっぱりほとんど劣化せず長持ちしますね。
切れる様子はまったくありませんでした。
現在はエアコンパイプ用のバンドも割と丈夫なタイプが多くなっているので結束バンドを使用するシーンは減りました。
雨水などが中に入らないようにしてます。
こういったことは昔からしてます。
[↓ここから別業者設置のエアコン]
逆に上から下へ巻くと
これは別の部屋に付けてあったエアコンのパイプです。
テープの中に水が溜まって画像のように得体の知れない物体が発生してました。
雑菌などと混ざってゼリー状になってます。(うわー・・・😱)
このパイプ移設で使うのに・・・
[↑ここまで別業者設置のエアコン]
なので屋外のテープ巻きは下から上へ巻くものです。
ここの外壁はモルタルで金属の網(ラス網、メタルラス)があるので養生管が必要です。
そうでなくとも、ネズミが宅内に入って壁の中でパイプをかじられ漏水なんてことも実際あるので必要。
虫の出入りや空気の流通を遮断する効果もあります。
なので養生管は基本的に入れるものです。
このエアコンは別の場所からここへ移設したものだったので製造から14年程度経過しており今回処分することになりました。
8年前と比べても当店の基本的な施工方法は変わっていません。
より良い方向へ変化維持することは難しいことですが、手を抜くほうへは容易に際限なく落ちて後戻りはもっと難しくなりますからね。
気をつけたいと思います。
http://kato-aircon.com/
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