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2019年10月31日 (木)

電波リモコン確認用器具作成(試験段階)

これから増えるかもしれない電波式リモコン。

正常かどうか確認するにも従来の赤外線式リモコンと異なり電波はカメラを介しても光ではないので見えません。

そこで電波の出具合を目で見てわかる形に変換してみようということで測定器具を作りました。
とはいっても非常に簡単な回路なのでたいしたものではありません。

相対的にしかレベルが見れない簡易電界強度計です。

とりあえず2種類作りました。
電波の出具合を測るための器具を2種類作成
見るからに安っぽい😅

右は直流電流計を付けて無電源でそのまま測れるようにしています。

左は端子台を付けて外部計器で測定するようにしました。

しかし電波リモコンなどは手持ちがないので簡易無線機(UHF帯)で試しました。
出力が少し大きく(1W近い)周波数も異なるのでとりあえずの動作確認となります。

まずは右側のほうをテストします。

無線に他の使用者がいないことを確認して送信
19103110
こんな感じ。

車のルーフキャリアから上に伸びている棒がアンテナです。

メーターをアップすると
メーターのアップ画像
右いっぱいまで針が触れます。

でもアンテナから遠ざけるとあまり振れません。

う~ん・・・やっぱりちょっと感度が悪いかな。

強力な電波が入ると思いっきり針が振り切れてメーターが壊れるので左側面に押しボタンスイッチを付けて手を放すと回路が遮断するようにしてあります。

これはどちらかというと無線機(アンテナ)の電波の出具合を調べるのに重宝しそうな・・・
専門的な話になりますが八木アンテナで調べると電波がどの方向にどの程度出ているか確認できました。

左手に電界強度計、右手にカメラ、無線機のマイクにある送信ボタンは膝に挟んで押してます。変な人状態😅

そしてもう一つの方は
簡易型オシロスコープと組み合わせて電波の出具合を見る
簡易型のオシロ(オシロスコープ)と組み合わせて使ってみました。

無線機の送信をしていないとき
無線機を送信しないときはオシロのゼロライン
オシロはゼロのラインにあります。

さきほどのメーター付きよりもアンテナから離してします。

送信
無線機送信時のオシロ
ラインが上にあがりました。

電圧レンジはもっと小さくできるのでさらに離れたり微弱な電波も検知できます。

車内のシートに置いて無線機送信。
車内のシートにオシロを置いて無線機送信
ここでもしっかりと電波の出を確認することができました。

電圧レンジを少し上げても
オシロの電圧レンジを上げても感度がいい
感度がいいです。

これオシロの測定用のリード(プローブのコード)がアンテナになってますね。
後にオシロではなくテスター(回路計)をつないでもかなり強力に振れました。

一方同じ場所でのメーター付きの方は
メーターはほとんど振れない
微妙に動いたような動かないような・・・

実用性が高いのはやっぱり外部計器を接続するほうかな~
リードがアンテナになって感度がよくなります。

しかし同じUHF帯でも電波式リモコンは波長がかなり短め(周波数が高い)。
あとは実際にリモコンを現場であててみて双方にどんな反応が出るか確認しようと思います。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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