隠ぺい配管から露出配管へ(2)
前回のつづきで隠ぺい配管されたエアコンを撤去し終わり今回は取り付けです。
(横浜市西区)
先に専用回路の電線を処理しなければ室内機を取り付けられません。
エアコン専用コンセント用に穴あけ
電線を引き出してここにコンセントを付けます。
もちろん闇雲に開けているのではなく壁内に障害がないか確認しています。
石膏ボードに挟み込み金具などでコンセントを取り付ける電気屋さんも多く見かけますが、
ここは壁内に断熱材があるので接触防止にボックスを付けます。
下に隠ぺい配管で使用されていた塩ビ管(ドレン排水用)があります。
以前のドレンはここに室内機から出たホースを差し込んでありました。
隠ぺい配管ではこの方法が基本です。
たまにドレンホース(ホースメーカー独自の製品)を埋設しているところがありますが、エアコン入れ替え時は再利用が難しくなります。
冷媒管、ドレン管、電線すべてを開けた穴から屋外へ通すのでこの塩ビ管も使用しません。
据付板を取り付けて
開けた穴にはスリーブ(養生管)を付けました。
これまで配管類の出ていた余計な穴は簡易的な下地を入れて配管パテで塞ぎました。
コンセント用の開口とボックス取り付けはすでに終わってますが、こちらの専用回路の電線が短く配置がちょっと上目になりました。
外壁穴あけ
他の回路の電線があってドリルコアで引っかけないように注意しながら開けました。
外壁側の穴の左に見える斜めの木は筋交い。
これを切ってはいけません。耐震性が落ちます。
室内機の幅は80cm位のものが多いのですがなんでか知ってますか?
今回のような柱の露出している本来の和室では、その柱と柱の間が丁度80cm位なのでそこに収まるようになっているんです。
現在は和室でも柱が出ているところはほとんど見かけませんが。
「柱の傷はおととしの・・・」なんて今の子たちにはなんのこっちゃですね。
http://kato-aircon.com/
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