フォト
無料ブログはココログ

リンク

« バルコニーでドレン塩ビ管工事 | トップページ | エアコン落ち・・・かけた »

2019年9月10日 (火)

エアコン無線LANアダプタ取り付け

エアコンに”無線LANアダプタの取り付けを”と依頼をいただきました。
(川崎市中原区)

エアコンを出かけ先から遠隔操作できるようになるパーツです。
ただし無線LAN親機とインターネット、スマホがないと操作できません。

またエアコン本体にそれ用の端子と、そこに接続、動作する無線LANアダプタが必要です。

お客さんが用意したアダプタ
無線LANアダプタ開梱前
これを取り付けます。

中身を取り出すと
無線LANアダプタ本体
こんな感じ。

本体からコードが出ていて先端にコネクタがあります。

このコネクタをエアコンに接続すれば使えるようになります。
(言うのは簡単!)

エアコン側のコネクタは室内機の制御基板上なのである程度分解しないと接続できません。

室内機はこちら
無線LANアダプタを取り付ける室内機
画像を撮る前に作業を始めてしまったので吸い込み口が開いてます。

お客さんご自身で取り付けを試みたそうですが、どうしても室内機前面パネルが外せなかったとのことです。

前面のパネルは外すのが結構難しいというか面倒なのが多いんですよ。

取れました。
室内機の前面パネルを外したところ
思っていたよりあっさり。

この機種の難易度はそれほどではないのですが天井との隙間が少ないので、それなりの工具がないと難しかったのだと思います。

それより厄介なのはこれ
基板が見えないところにある
基板は本体右側側面。

壁との狭間で直接見ることができません。

手もまともに入りません。

コネクタを差し込むのも一苦労
「もうちょっとオク・・・、いやテマエ・・・、ウエか・・・、入った?」ブツブツ・・・

なんとか差さりました。😅

鏡で見て
鏡でコネクタ接続状態を確認
コネクタの状態と配線のルートを確認します。

問題ありませんね。

室内機を浮かせてコードを本体背面に通しアダプタを取り付けます。
アダプタ本体を取り付け
お客さんのご希望する位置にしました。

コードを通したりアダプタをクリップで固定するために室内機を浮かしたりもするのでエアコンを知らない人では不具合を起こすかもしれませんね。

前面パネルも戻してこんな感じ
無線LANアダプタ取り付け完了
今回は一応、親機側と通信できることを確認していただきました。

設定はパスワードが必要な操作なのでこちらでは行いません。
これにて取り付けは完了。

こうした遠隔操作は今に始まったことではありません。

昔、インターネットが広がる数年前、N社が電話のプッシュ信号を使用して照明や家電製品などのON、OFFできるシステムを販売していました。

家屋内には専用の配線を必要とせず、電気の屋内配線(100Vなど)に信号を乗せて制御する方式です。

そのままでは近隣の家庭にまで信号が行ってしまうので、分電盤の幹線に信号をブロックするフィルターを付けていました。

新たに配線せずに済むので画期的な方式と思われましたがそれほど普及せず・・・
インターネット全盛の時代には考えられない方式ですね。

もしかするとまだどこかで使用されているかもしれません。

製造メーカー独自の規格だと汎用性が低いので普及も限定的になりますよね。
それに比べてインターネットは世界的に共通で使用形態も広がる一方。

とどまることを知りません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

« バルコニーでドレン塩ビ管工事 | トップページ | エアコン落ち・・・かけた »

その他エアコン関連」カテゴリの記事